第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞作品は「涙と感動の幽霊ご飯物語」!著者・村谷由香里流、魅力あふれるキャラクターの“独特な作り方”とは?
“いま”旬な本情報&著者インタビューをお届けします。by本TUBE
村谷由香里さんの新刊『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)が発売!その記念に、1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」では著者インタビューを開催しました。
村谷由香里さんによる『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)が2019年4月25日に発売する。本作品は、第25回電撃小説大賞 〈メディアワークス文庫賞〉を受賞した、涙と感動の幽霊ご飯物語。家賃四万五千円、一部屋四畳半でトイレ有り(しかも夕食付き)。平凡な大学生の七瀬浩太 が暮らす『深山荘』は、オンボロな外観のせいか心霊スポットとして噂されている。暗闇に浮かぶ人影や怪しい視線、謎の紙人形……次々起こる不思議現象も、 愉快な住人たちは全く気にしない――だって彼らは、悲しい過去を持つ幽霊すら温かく食卓に迎え入れてしまうから。一生忘れられない、最高に美味しくて切な い“最後の夕食”の物語をぜひ見届けていただきたい。
本TUBE編集部×村谷由香里インタビュー
―――――――――――――――――――――
――第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞おめでとうございます。およそ5000作品の中から選ばれたということで。本作がデビュー作になるんですか?
そうですね。
――今回何作目の応募で受賞に至ったのですか?
投稿を始めたのが2011年とかなので、7年ぐらいで10作以上は応募しています。
――小さい時から小説家になりたいという想いとかあったんですか?
小説を書いていたのは小学生の頃からですね。その時もノート一冊分ぐらいはなぜか書いていて、あんまり覚えてないですけど確かなんか恋愛ものを書いていました。小学生なのに背伸びをしてましたね(笑)。
――登場人物が本当に魅力的です。ドM男である児玉さんがとても好きでした。ああいう強烈なんですけど破綻がないキャラクターはどうやったら作れるんですか?
実在する人たちっていうと語弊があるかもしれないんですけど、周りに居る人や、直接関わりはないけれど好きな人を見て、それにガンガン脚色を加えていって作りましたね。
――物語もそうなんですけど、舞台が四畳半でしかも木造のシェアハウス。そんな古いアパートって住んだことあります?
私実家が築70年以上の借家だったんですよ。次地震とか台風来たら危ないよっていうところに住んでいました。
――そのリアリティなんですね。この作品を通して村谷さんが一番書きたかったこと、読者に伝えたかったこととは何でしょう?
登場人物たちのストーリーを書いていくうちに家族の物語になっていったなっていう印象があります。ちょっと複雑な事情を抱えたキャラクターとかも居るんです けど、どんな風に生きてきて、過去に何があっても、美味しいご飯を安心して食べられる場所って家だし、そこに居る人たちは、家族。いずれ彼らも大学を卒業 してバラバラになるかもしれないけれど、それはもうずっと変わらない暖かい思い出としてずっと残るよね、っていうところを書けたらなと思っていました。
――続編もあるのかな?みたいな余韻残す終わり方でしたが、どうですか、そのあたりは?
まだ明かされてないこととかもあったりするので、続きを書きたいなっていうのは最初からありました。できれば続編も書いていきたいと思っております
――とてもユニークな登場人物たちが織りなす、不思議で時に切なく、でも読んだあとは心が暖かくなる、最近ちょっと元気が足りないなと思ってる方にぜひ読んでほしい、涙と感動の“幽霊ご飯物語”です。ぜひ皆さん手にとってください。ありがとうございました!
■村谷由香里
第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を本作で受賞し、デビュー。
『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』特設サイト
http://mwbunko.com/special/fushigiso/
____
本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
http://hon-tube.com/p/movie.php?movieid=2804
本TUBE編集部×村谷由香里インタビュー
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――第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉受賞おめでとうございます。およそ5000作品の中から選ばれたということで。本作がデビュー作になるんですか?
そうですね。
――今回何作目の応募で受賞に至ったのですか?
投稿を始めたのが2011年とかなので、7年ぐらいで10作以上は応募しています。
――小さい時から小説家になりたいという想いとかあったんですか?
小説を書いていたのは小学生の頃からですね。その時もノート一冊分ぐらいはなぜか書いていて、あんまり覚えてないですけど確かなんか恋愛ものを書いていました。小学生なのに背伸びをしてましたね(笑)。
――登場人物が本当に魅力的です。ドM男である児玉さんがとても好きでした。ああいう強烈なんですけど破綻がないキャラクターはどうやったら作れるんですか?
実在する人たちっていうと語弊があるかもしれないんですけど、周りに居る人や、直接関わりはないけれど好きな人を見て、それにガンガン脚色を加えていって作りましたね。
――物語もそうなんですけど、舞台が四畳半でしかも木造のシェアハウス。そんな古いアパートって住んだことあります?
私実家が築70年以上の借家だったんですよ。次地震とか台風来たら危ないよっていうところに住んでいました。
――そのリアリティなんですね。この作品を通して村谷さんが一番書きたかったこと、読者に伝えたかったこととは何でしょう?
登場人物たちのストーリーを書いていくうちに家族の物語になっていったなっていう印象があります。ちょっと複雑な事情を抱えたキャラクターとかも居るんです けど、どんな風に生きてきて、過去に何があっても、美味しいご飯を安心して食べられる場所って家だし、そこに居る人たちは、家族。いずれ彼らも大学を卒業 してバラバラになるかもしれないけれど、それはもうずっと変わらない暖かい思い出としてずっと残るよね、っていうところを書けたらなと思っていました。
――続編もあるのかな?みたいな余韻残す終わり方でしたが、どうですか、そのあたりは?
まだ明かされてないこととかもあったりするので、続きを書きたいなっていうのは最初からありました。できれば続編も書いていきたいと思っております
――とてもユニークな登場人物たちが織りなす、不思議で時に切なく、でも読んだあとは心が暖かくなる、最近ちょっと元気が足りないなと思ってる方にぜひ読んでほしい、涙と感動の“幽霊ご飯物語”です。ぜひ皆さん手にとってください。ありがとうございました!
■村谷由香里
第25回電撃小説大賞〈メディアワークス文庫賞〉を本作で受賞し、デビュー。
『ふしぎ荘で夕食を ~幽霊、ときどき、カレーライス~』特設サイト
http://mwbunko.com/special/fushigiso/
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本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます!完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
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