介護リハビリテックのRehab、Rehab口座振替をリニューアルし「ネット口座登録」の提供を開始

紙の申請書に加えて「ネット口座登録」により介護事業所の業務を大幅に軽減

株式会社Rehab for JAPAN

2025年11月28日 10時00分

科学的介護ソフト「Rehab Cloud（リハブクラウド）」を運営する株式会社Rehab for JAPAN（本社：東京都千代田区、代表取締役：大久保亮　以下「当社」）は、Rehab口座振替をリニューアルし、「ネット口座登録」のサービス提供を開始しました。

Rehab口座振替は介護事業者向けの口座振替サービスです。2024年3月にサービスを開始して以降、業界最安値水準の価格を強みに、多くのお客様に導入いただいております。これまでの口座登録は紙の申請書のみでしたが、今回のリニューアルにより、インターネット上で口座登録を行えるようになり、介護事業所の作業負担を大きく軽減します。

背景

介護業界の慢性的な人材不足が深刻化しており、2026年には25万人、2040年には57万人の介護職員が不足すると予測されています。その一方で、介護現場では、請求業務などの間接業務に多くの時間を割いており、直接的な介護サービスの提供に十分な時間を確保できないことが課題となっています。利用者の引き落とし口座の設定も、負担の大きい間接的業務の一つです。

介護サービスの利用料の一部は利用者負担で、多くの介護事業所では口座振替（口座引き落とし）を採用しています。

しかし、引き落とし口座の設定は紙の申請書で行われており「申請の手間」と「審査完了までに時間がかかる」という課題があります。記入から郵送、金融機関の審査などの工程に約2か月程度かかることに加え、記載間違えや銀行印相違が発生しやすく、申請し直すことも少なくありません。このため、利用者・介護事業所の双方にとって大きな負担になっています。

口座情報の登録が遅れることで、介護事業所はキャッシュフローの悪化と作業負担の増加に繋がります。登録が完了するまでの数ヶ月間、口座振替による集金が行えず未収状態が続いたり、一時的に現金での集金が必要となり、利用料回収の負担が増加します。

そこで、口座情報の登録作業を軽減するために「ネット口座登録」のサービス提供を開始しました。