株式会社estie 2025年 年頭所感
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
estieは「産業の真価を、さらに拓く。」というパーパスのもと、日本の産業を支える不動産業界のデジタルインフラを構築することで、業界の皆さまと共に日本経済の発展に貢献することを目指しております。
2024年は、複数の製品群により多面的な価値を提供する「マルチプロダクト戦略」に基づき、お客様のリクエストにお応えしながら対象アセットを拡充した1年でした。2020年より展開する「estie マーケット調査(オフィスビルデータ分析基盤)」に加えて、同年5月には全国1.8万棟の物流不動産情報を集約した「estie 物流リサーチ」、10月には全国220万棟の賃貸住宅情報を集約した「estie レジリサーチ」、11月にはJ-REIT物件情報の横断検索が可能な「estie J-REIT」の提供を開始しました。複数のアセットにおいて新サービスを展開し、事業の多角化を進め、業界の多様なニーズに応える体制を構築してまいりました。
さらに同年4月には、「産業の叡智が、集う。」というスローガンを掲げて「不動産DXカンファレンス2024」を初開催いたしました。1,100名を超える参加者が対面で一堂に会し、不動産業界におけるDX推進の必要性と可能性について議論しました。ご好評を受け、本年4月に「不動産DXカンファレンス2025」として、より進化した内容での開催を予定しています。
2024年10月には、新規投資家としてシンガポール政府投資会社のテマセク系グロースファンドであるVertex Growthをはじめ、日本政策投資銀行を含む全既存株主から合計28億円の資金調達を実施しました。2025年は、シリーズBにて調達した資金を活用し、M&Aの強化やAI技術への投資、人材採用によるプロダクトの拡張をより一層加速させてまいります。
様々な紛争をはじめとする地政学リスク、また我が国においては長らく続いたデフレからインフレへの転換点を迎えるなど、不動産業界を取り巻く状況は今まで以上に不透明性を増しています。2025年も、データとテクノロジーの力で不動産市場を照らし、より多くの投資資金が日本の不動産市場に集まり、定着し、最終的には不動産を活用する法人および個人がより大きな価値を感じられるよう、全社を挙げて取り組んでまいります。
estieは、不動産業界におけるデジタルインフラ構築を加速させることで、データを通じて新たな価値提供を行い、業界のDX推進と業界全体の繁栄に貢献すべく尽力いたします。
本年も、日頃より支えてくださる皆さまに感謝の気持ちを忘れず、「産業の真価を、さらに拓く。」というパーパスの実現に向けて挑戦を続けていく所存です。
2025年もどうぞよろしくお願いいたします。
株式会社estie
代表取締役
平井 瑛
株式会社estie
estie(エスティ)は、「産業の真価を、さらに拓く。」をパーパスに掲げ、商業用不動産業界が抱えるデータ流通の課題をデジタル化により解決し、業界の取引を円滑にするサービスを不動産デベロッパーや機関投資家などに提供しています。相互運用が可能な複数サービスを同時提供することで、一連の業務課題を解決するコンパウンドスタートアップとして、日本最大級の商業用不動産データ分析基盤「estie マーケット調査」を中心に不動産業界のDXを推進しています。
【会社名】株式会社estie
【所在地】東京都港区赤坂9-7-2 東京ミッドタウン・イースト4F
【代表者】代表取締役 平井 瑛
【設立】2018年12月
【コーポレートサイト】https://www.estie.jp/
【公式X】https://x.com/estie_corp
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