雨風太陽がJAL、ホリプロ、大分VC、既存株主から2.9億円の資金調達を実施
シリーズCラウンドをクローズ、累計調達額は18.4億円
今回の調達でシリーズCラウンドは終了し、当社の累計調達額は18.4億円となります。
【背景と目的】
当社は、2016年9月に全国の農家・漁師から直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができる産直プラットフォーム「ポケットマルシェ」をリリースして以来、「食」の領域を中心に生産者と消費者をつないできました。その結果、生産者ネットワークは全国約7,300名にまで広がりをみせています。
2022年4月には、全国各地の生産者を起点に「食」以外にも事業領域を拡大させるべく、「都市と地方をかきまぜる」を新ミッションに掲げ直し、地方留学プログラム「ポケマル親子地方留学」を立ち上げました。本プログラムの夏季長期プランでは、延べ206名がアクティビティに参加し、参加者アンケートでは回答者の100%が「プログラムに満足した・とても満足した」ならびに「生産者のところへまた訪れたいと思う」と回答しました。同年11月には、第2種旅行業免許を取得し、国内最大の生産者ネットワークをもつ旅行業社ともなりました。
今後も、全国各地の生産者を起点に、より一層地域の魅力を開発し、”都市と地方をかきまぜる”ことを加速するべく、既存株主に加えて、当社のミッションに共感をいただいた、 JAL Innovation Fund、株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合から新たに資金調達を実施する運びとなりました。
【本ラウンドの引受先】※敬称略
◆ 新規引受先
● JAL Innovation Fund (Japan Airlines & TransLink Innovation Fund, L.P.)
● 株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス
● 大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合
◆ 既存株主
● PNB-INSPiRE Ethical Fund 1 投資事業有限責任組合(株式会社インスパイアPNBパートナーズ)
● 小橋工業株式会社
【当社代表取締役 高橋 博之からのメッセージ】
私は、日本に存在する「分断」を大きな課題として捉えています。
「都市と地方」「生産者と消費者」「つくると食べる」「人間と自然」など、本来支え合っているはずの両者の間には、いまだに「分断」が存在します。その間をつなぎ、かきまぜ、境目をなくすこと、つまり「都市と地方をかきまぜる」ことが当社の使命です。
この度、既存株主様に加えて、新たにJAL Innovation Fund様、株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス様、大分VCサクセスファンド6号投資事業有限責任組合様という3社の賛同を得て、「都市と地方をかきまぜる」取り組みを加速させていきます。その土地固有の自然、歴史、風土を背景に、文化的独自性と経済的自立性を持った多様な地域が百花繚乱する日本を未来に残していく道が開けると確信しています。
【ポケットマルシェについて】
ポケットマルシェ( https://poke-m.com/ )は、全国の農家・漁師から、直接やりとりをしながら旬の食べ物を買うことができるプラットフォーム。提供は2016年9月。現在、約7,300名(2022年12月時点)の農家・漁師が登録し、約16,000品の食べ物の出品と、その裏側にあるストーリーが提供されている。新型コロナウイルス感染拡大をきっかけに食への関心が高まり、ユーザ数は約12.1倍、注文数はピーク時に約20倍となり、約63万人の消費者が「生産者とつながる食」を楽しむ。
【会社概要】
会社名: 株式会社雨風太陽
代表者名: 高橋博之
所在地: 岩手県花巻市大通一丁目1番43-2 花巻駅構内
東京オフィス: 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-26-5 金子ビル3F
事業内容:
・生産者と消費者を直接繋ぐCtoCプラットフォーム「ポケットマルシェ」の企画・開発・運営
・寄附者と生産者が繋がるふるさと納税サイト「ポケマルふるさと納税」の企画・開発・運営
・食べもの付き情報誌「食べる通信(R)」の普及・多地域展開の促進、「東北食べる通信」の企画・運営
・親子向け地方留学プログラムの企画・実施
・生産者の販路拡大・地産品の認知向上・関係人口創出を目的とした自治体支援施策の企画・実施
・産直食材を活用したキャンペーンや福利厚生プラン等の企業向けプログラムの企画・実施
URL:https://ame-kaze-taiyo.jp/
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