京都芸術大学との産学連携による、北山杉を使用したソファおよびサイドテーブルの製作・設置について

三井住友信託銀行株式会社

三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也、以下「当社」)は、2022年8月に締結した「建築物等における北山杉の利用促進協定(※1)」(以下「本協定」)に基づく取り組みの一環として、学校法人瓜生山学園京都芸術大学(以下「京都芸術大学」)との産学連携により、北山杉を使用したオリジナルのソファおよびサイドテーブル(以下「ソファなど」)を製作し、当社京都支店・京都四条支店に設置しましたのでお知らせします。

1.目的・背景

北山杉は、磨き丸太や垂木材として約600年の歴史を有する銘木であり、その美しい景観は、京都のみならず日本が誇る貴重な自然資本です。これまで脈々と受け継がれてきた伝統技術と、その結晶ともいえる北山杉ブランドの維持・継承は、京都の歴史や日本の木造建築、木の文化のさらなる発展につながると考えています。

当社は本協定に基づき、建築家やデザイナーを対象とした北山杉産地見学ツアーの実施や、『京都・北山杉PR BOOK(※2)』の制作など、多様な活動を展開してきました。

2.北山杉を使用したオリジナルソファおよびサイドテーブルの製作・設置

当社は、京都芸術大学がデザインを手がけた北山杉を使用したソファなどを製作し、2025年9月に当社京都支店・京都四条支店へ設置しました。

京都芸術大学は、北山杉を活用した駅舎改修をはじめ、制作活動や展示イベントなどを通じて、北山杉の価値創出に積極的に取り組んでいます。

北山杉・北山丸太は、苗づくりから植林、枝打ち、伐採、皮むき、磨き上げに至るまで、約40年間もの歳月をかけて職人の熟練した技術が注ぎ込まれる伝統工芸品です。本企画では、その木肌の滑らかさや優美な色艶といった特性を生かしながら、現代的かつ新しい利用方法を提案することも狙いとしており、京都芸術大学の学生および教員の創意工夫により、落ち着きとモダンさ、曲線的な美しさを兼ね備えたソファなどが完成しました。

当社は、「社会的価値創出と経済的価値創出の両立」を経営の根幹に据え、持続可能な地域社会への貢献を目指し、本協定への参画と活動を通して北山杉の利用促進に向けた魅力発信や普及啓発に取り組んでいます。  

今後も、当社のネットワークや信託の力を活用して北山杉ブランドの再生と景観も含めた木の文化の継承に資する活動を推進していきます。

(※1)詳細は下記URLご参照

   https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/220823.pdf

(※2)詳細は下記URLご参照

   https://www.smtb.jp/-/media/tb/about/corporate/release/pdf/240131.pdf

■記事内容に関する照会先

 三井住友信託銀行株式会社 広報室

 E-MAIL:sumitrust-koho@smtb.jp

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三井住友信託銀行株式会社

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URL
https://www.smtb.jp
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区丸の内1-4-1 三井住友信託銀行本店ビル
電話番号
-
代表者名
大山 一也
上場
東証1部
資本金
3420億円
設立
1925年07月