ホテル運営・清掃・リネンを一気通貫で受託する合弁会社「ホテルマネジメントいとをかし」 ユニスト・ホールディングスと、台湾系ホテルシステム開発のドンケン・テクノロジーズが設立に合意
スモールラグジュアリーホテルに特化したホテル運営事業などを展開
株式会社ユニスト・ホールディングス(大阪市西区、代表取締役:今村亙忠)は、ホテル運営管理システムを手掛ける台湾系のドンケン・テクノロジーズ株式会社(和歌山市、代表取締役:呉秉庭)と、ホテル運営・清掃・リネンサプライの共同展開を目的とする合弁契約を1月16日に台湾台中市で締結し、合弁会社「株式会社ホテルマネジメントいとをかし」を2月1日に設立することに合意しました。
ドンケン・テクノロジーズは宿泊施設の予約、部屋割り、精算を自動処理することで、無人運営ができる独自システムを開発・提供しています。また、その完全親会社である敦謙国際智能科技股份有限公司(台湾台中市、会長:葉維迪)は、ホテルの自動チェックインシステムやAIを活用したオペレーションシステムを開発し、自社ブランドのほか受託も併せて、台湾で約150棟のホテルを運営しています。
一方、ユニスト・ホールディングスの完全子会社である株式会社日本ユニストは、大阪・新世界で全223室の「Willows Hotel 大阪新今宮」(2023年に譲渡済)や、和歌山県の世界遺産・熊野古道で1棟貸し宿とコンテナホテルからなる「SEN.RETREAT」など、宿泊施設の自社開発から運営までを手掛けてきました。
日本でインバウンド需要が急増する中、日本展開を目指すドンケン・テクノロジーズと、日本における不動産市場とホテル運営の知見を持つユニスト・ホールディングスが協力し、新たな形のホテル運営を目指します。
日本国内のホテルは現在、需要過多となっていますが、コロナ禍でハウスキーピングやリネンサプライの業者が減少した影響で、全室稼働させたくてもできない施設もある状況です。そんな中、清掃・リネン・運営を一気通貫で受託することで、一貫した高品質なサービスを提供し、過熱する需要にも対応できるように事業を展開してまいります。
《株式会社ユニスト・ホールディングス 代表取締役・今村亙忠 コメント》
合弁会社の社名には「風雅な趣」や「心惹かれる」という感動を表す日本の古語「いとをかし」を入れ、「国内外のお客様に対して、日本ならではのおもてなしを提供したい」という思いを込めました。この合弁事業により、日本のホテル市場に新たな風を吹き込み、包括的で高品質なサービスを提供してまいります。
《敦謙国際智能科技股份有限公司 会長・葉維迪 コメント》
当社は昨年、大阪で1件目の自社運営ホテルを開業し、日本展開に乗り出しました。
台湾でのITホテルの知見を日本のおもてなしと併せて、お客様により便利でスマートな宿泊体験を提供します。ユニスト・ホールディングスと提携することで、日本の宿泊業界をともに発展させていくことを期待しています。
合弁事業内容
・スモールラグジュアリーホテルの運営受託
小規模ながら高級な雰囲気を持つホテル運営、受注活動
・ハウスキーピング事業
ラグジュアリーホテルなどの客室清掃管理、受注営業活動
・リネンサプライ事業
清潔なリネン類をクリーニング付きでレンタルサービス
合弁会社概要
名 称 :株式会社ホテルマネジメントいとをかし
所在地 :和歌山市美園町5-4-6 ライフビル2・3階
代 表 :山口和泰
設 立 :2024年2月1日
事業内容:ホテル運営の受託、リネンサプライ、ハウスキーピングサービスの提供
資本金 :3,000万円
従業員数:4人
出資比率:株式会社ユニスト・ホールディングス 67%
ドンケン・テクノロジーズ株式会社 33%
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