採用活動に関する企業調査(2014年2月調査)
15卒採用、採用意欲の高まり鮮明に
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表取締役社長:夏井丈俊)は、全国の主要企業8,758社を対象に、2015年3月卒業予定者および2014年3月卒業予定者の採用活動に関する企業調査を行いました(調査時期:2014年2月17日~26日、回答数:1,006社)。
1.2015年3月卒業予定者の採用見込み「増加」3割 に達する
2015年3月卒業予定者の採用見込みを尋ねたところ、「増加」と回答した企業が30.0%で、「減少」と回答した企業の8.5%を大きく上回りました。また、全ての業種において「増加」が「減少」を大幅に上回り、従業員規模にかかわらず、採用意欲が高まっています。(図表1参照)
2. エントリー、セミナー参加人数ともに減少傾向
エントリー数は、前年同期調査では「増えた」が35.3%、「減った」が33.7%で、ほぼ同率で拮抗していました。しかし今回の調査では、前年度に比べ「増えた」が31.6%、「減った」が38.6%で、減った企業が多くなり、エントリーを多く集めたい企業にとっては、やや苦戦している様子がうかがえます。その傾向は、自社セミナー・会社説明会の参加人数でより顕著となり、従業員規模にかかわらず「減った」と回答した企業が「増えた」を上回る結果となりました。(図表2参照)
3.就活生に対する企業の印象「楽観的な学生が増えた」55.2%
就活生に対する印象を聞いたところ、「就職活動について楽観的な学生が増えた」は前年調査の10.8%から19.8%に増加。「ややそう思う」と合わせると55.2%と半数を超えました(前年37.0%)。(図表3参照)
4.日本人留学生に求める資質、第一位は「バイタリティー」、第二位が「コミュニケーション能力」
日本人留学生採用の採用目的は、「優秀な人材を確保するため」の80.4%が前年調査と同じく第一位で、前年の78.7%からさらに増えました。日本人留学生に求める資質に関しては、「バイタリティー」が51.4%で最も高く、国内学生では最多項目である「コミュニケーション能力」よりも上位に選択されました。「コミュニケーション能力」や「語学力」を求めるのは当然とも言えますが、こうしたスキル以上に成長のために未知の土地に挑むチャレンジ精神や行動力に期待が大きいことがうかがえます。(図表4参照)
5.2014年3月卒業予定者の採用、15.9%の企業が「継続」中
2014年3月卒業予定者の採用活動状況について尋ねたところ、全体では84.1%の企業が「終了した」と回答しました。いずれの企業規模も、前年同期調査を上回り、終了率は上がっていますが、採用継続企業(15.9%)の充足率(採用予定数に対する内定者の割合)は60.0%にとどまっており、2014年卒の採用活動を継続している様子がわかります。(図表5参照)
6.中途採用人数、3割近くが増える見通し
2013年7-12月期に中途採用の募集を行った企業は64.6%で、前年の59.6%を5ポイント上回りました。採用人数について、「今後1年くらいの方向性」を尋ねると、「増える方向」と回答した企業が27.2%で「減る方向」の7.3%を大きく上回っています。業界別では「IT」(35.3%)、「サービス業など」(31.3%)が特に増える傾向にあります。(図表6参照)
《調査概要》
調査対象 : 全国の主要企業8,758社
回答数 : 1,006社
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2014年2月17日~26日
調査機関 : 株式会社ディスコ キャリアリサーチ
2015年3月卒業予定者の採用見込みを尋ねたところ、「増加」と回答した企業が30.0%で、「減少」と回答した企業の8.5%を大きく上回りました。また、全ての業種において「増加」が「減少」を大幅に上回り、従業員規模にかかわらず、採用意欲が高まっています。(図表1参照)
2. エントリー、セミナー参加人数ともに減少傾向
エントリー数は、前年同期調査では「増えた」が35.3%、「減った」が33.7%で、ほぼ同率で拮抗していました。しかし今回の調査では、前年度に比べ「増えた」が31.6%、「減った」が38.6%で、減った企業が多くなり、エントリーを多く集めたい企業にとっては、やや苦戦している様子がうかがえます。その傾向は、自社セミナー・会社説明会の参加人数でより顕著となり、従業員規模にかかわらず「減った」と回答した企業が「増えた」を上回る結果となりました。(図表2参照)
3.就活生に対する企業の印象「楽観的な学生が増えた」55.2%
就活生に対する印象を聞いたところ、「就職活動について楽観的な学生が増えた」は前年調査の10.8%から19.8%に増加。「ややそう思う」と合わせると55.2%と半数を超えました(前年37.0%)。(図表3参照)
4.日本人留学生に求める資質、第一位は「バイタリティー」、第二位が「コミュニケーション能力」
日本人留学生採用の採用目的は、「優秀な人材を確保するため」の80.4%が前年調査と同じく第一位で、前年の78.7%からさらに増えました。日本人留学生に求める資質に関しては、「バイタリティー」が51.4%で最も高く、国内学生では最多項目である「コミュニケーション能力」よりも上位に選択されました。「コミュニケーション能力」や「語学力」を求めるのは当然とも言えますが、こうしたスキル以上に成長のために未知の土地に挑むチャレンジ精神や行動力に期待が大きいことがうかがえます。(図表4参照)
5.2014年3月卒業予定者の採用、15.9%の企業が「継続」中
2014年3月卒業予定者の採用活動状況について尋ねたところ、全体では84.1%の企業が「終了した」と回答しました。いずれの企業規模も、前年同期調査を上回り、終了率は上がっていますが、採用継続企業(15.9%)の充足率(採用予定数に対する内定者の割合)は60.0%にとどまっており、2014年卒の採用活動を継続している様子がわかります。(図表5参照)
6.中途採用人数、3割近くが増える見通し
2013年7-12月期に中途採用の募集を行った企業は64.6%で、前年の59.6%を5ポイント上回りました。採用人数について、「今後1年くらいの方向性」を尋ねると、「増える方向」と回答した企業が27.2%で「減る方向」の7.3%を大きく上回っています。業界別では「IT」(35.3%)、「サービス業など」(31.3%)が特に増える傾向にあります。(図表6参照)
《調査概要》
調査対象 : 全国の主要企業8,758社
回答数 : 1,006社
調査方法 : インターネット調査法
調査期間 : 2014年2月17日~26日
調査機関 : 株式会社ディスコ キャリアリサーチ
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