【64カ国】物価上昇と円安に関する世界一斉調査レポートを発表|ロコタビ
世界的な物価上昇に生活者は大きな影響を受けており、引き続き上昇を続ける
海外在住日本人5万人以上が登録する日本唯一のグローバルスキルシェアサービス「LOCOTABI(以下、ロコタビ)」ならびに世界中の日本人にシンプルな一斉調査ができるアンケートサービス"おしわる"を運営する株式会社ロコタビ(代表取締役 高田大輔)は、世界的な物価上昇と円安による、生活者への影響の実態を調査するため、64カ国368人にアンケート調査を行いました。
■"おしわる"で一斉調査!:https://locotabi.jp/lps/oshiwaru/
▼アンケートの主な結果▼
- 9割超の回答者が、物価上昇に損害を受けている
物価上昇で、どのような影響を受けているか聞いたところ「物価上昇に損害を受けている」と回答した人が最も多く、93%もの圧倒的な得票率となりました。「物価は上昇していない/物価上昇の影響を全く受けていない」と回答した人は5.4%いたものの、同じ国に住む別の回答者は「物価上昇に損害を受けている」あるいは「物価上昇の恩恵を受けている」と回答しており、物価上昇については世界的な傾向であり、生活者に大きな影響を及ぼしていることが見て取れます。
Q2.物価上昇で、どんな影響を受けたか、具体的に教えてください。
物価上昇についてどのような影響を受けたか具体的に聞いたところ、多種多様な回答が寄せられました。以下に、一部を抜粋いたします。
ーガソリン価格の上昇で交通費が多くかかっている。(ベトナム)
ーほぼ全ての物の値段が上がりました。特にガソリンは1年で約2倍ぐらいになっています。(フィリピン)
ー食料品、日用品など今までに無いテンポで価格が上昇している。前以上に価格を見ながら、買う様になった。よっぽど必要でなければ買わないか、代替品を考える。(ドイツ)
ーちょうど引っ越しを考えていて家を探しているのですが、家の値段がどんどん上がる上に金利も上昇しているので、ローンがおりるかどうか微妙になってきました。(アメリカ)
ースーパーに行っても、突然品薄の棚があります。電気代の一部を国が負担してくれました。(フランス)
ー出かける度に、値段が上昇しているので、予算を立てられず 限度を直ぐに超えてしまう。(トルコ)
ー生活費の高騰、それに反発する民衆によるストライキ、デモにより生業に影響(ペルー)
ーガソリン代、食費の高騰。住宅価格が上がり、住み替えが難しいかも。(カナダ)
ーマカオはインフレ率が高く、家賃は10年で倍程度に上昇しました。しかし残念ながらお給料は倍にはなりませんでした。(マカオ)
ー食品の価格が上昇し、家計を圧迫しているといえる。農業などもしているが、肥料価格などが高くなったことで経費がかかってしまっている。(韓国)
- 物価が上昇した家計費目で最も多い項目は「飲食物」
値上がりした家計費目について聞くと、「飲食物」(85.60%)「交通費、燃料費」(82.07%)「日用品」(69.29%)「住宅費、水道光熱費」(63.86%)「嗜好品」(44.29%)と続き、特に生活必需品の価格高騰が世界的に発生していることが推察されます。
Q4.値上がりしたものを、具体的に教えてください。
値上がりした家計品目について詳細を聞いたところ、多種多様な回答が寄せられました。以下に、一部を抜粋いたします。
ーガソリン、アルミニウム製品(フランス)
ー交通費、燃料費, 日用品, 嗜好品, 飲食物, 住宅費、水道光熱費(フィリピン)
ー米や惣菜類は10%以上値上げした(台湾)
ー食料品全般、特に内陸国のため隣国通過や空路からの物品全て(ネパール)
ーガソリン代、特にディーゼルがほぼガソリン並み。建築資材は1週間単位で値上がりしている。(オランダ)
ーコーヒー1杯が5ドルか6ドル、もしくはそれ以上。(オーストラリア)
ー食料品は、相対的に10%位上がっていると思います、ガソリン代は、リッター当たり3ヶ月前に比べて平均15ペンス上がりました。。(イギリス)
ーアボカドとレモン。どちらも生産者団体による価格操作があったが最近是正されてきている(メキシコ)
ースーパーでのお肉は、確実に20%アップ(アメリカ)
ー生活に必要なものはもともと高いですが、学費や家賃が毎年少しづつ上がっています。(台湾)
- 物価上昇は世界的にまだ継続する見込み
後の物価上昇・下落の傾向について聞いたところ「物価上昇はしばらく続くが、落ち着く」(39.1%)「物価上昇が続き、落ち着く見込みはない」(57.9%)と、合計97%の回答者が物価上昇の継続を見込んでいました。
- 円安の影響は、回答者の円への依存度によってまちまち
円安の影響について聞いたところ「特に影響を受けていない(45.1%)」「円安に損害を受けている(38.3%)」「円安の恩恵を受けている(16.6%)」と、回答者が日本円にどのような関わり合いを持っているかまちまちである事が見て取れました。日本円へあまり依存していない方は影響が少なく、日本円で収入を得たり、日本向けマーケットで仕事をされている方は損害を受けており、現地通貨で収入を得たり、海外向けマーケットで仕事をされている方は恩恵を受けている状況にあります。現地の物価上昇はネックではありますが、日本企業にとっては海外展開の好機とも言えるでしょう。
Q7.円安の影響があったものを、具体的に教えてください。
円安の影響があったものを具体的に聞いたところ、多種多様な回答が寄せられました。以下に、一部を抜粋いたします。
ー日本のものを購入するとき1ドル100円に近付いてありがたい(オーストラリア)
ー一時帰国の際に相対的に有利な為替レートでの送金が期待できる一方で、日本人旅行者数の減少による顧客数の低下が懸念される。(フランス)
ー日本向けに輸出しているが、値段が上げられない。物価が上がっている上に更に円安はキツイ。(ベトナム)
ー日本に帰った時アメリカのクレジットカードで買い物したら、明細の金額がすごく安く感じました。(アメリカ)
ー現時点ではそれほど影響を感じていません。通常円安だと、イギリス国内えの日本食料品店の価格が安くなるんですが、燃料費の高騰で輸送費が上昇しているので、現時点では値段据え置きか、もしくは値上がりしています。(イギリス)
ー日本製の商品が値上がりしていない(アメリカ)
ー対ペソは円高傾向なので恩恵無し、対米ドルや人民元は円安傾向なので、円への両替では恩恵有り。(メキシコ)
ー私個人は影響していないが、留学生たちがこれから学費を払っていけないと嘆いている(カナダ)
ー現地旅行会社を経営していますが、旅行日程を短くするお客さまがいたり、ガイド付きツアーの予約が低調です。(ニュージーランド)
ーユーロから円への送金で日本の貯金を増やすことができた(ベルギー)
- "おしわる"ご利用シーン
・世界中の日本人に意識調査したい
・下調べ・プレリサーチをしたい
・アプリ・サービスのニーズ調査
- "おしわる"は、こんなお悩みを解決します。
・本格的な調査を発注する前に、下調べがしたい!でも予算はあまりかけられない……。
・世界規模のニュース発生!海外ではどのように受け止められているのか、一斉調査したい。
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「御社と当社の2社による共同アンケート」という形式で安価を実現しました。アンケート結果を当社も公開する場合がございます。
※ 有料で非公開設定が可能です
- ひと月あたり10件までご依頼を受け付けております
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- 「ロコタビ」サービス/会社概要
ロコタビは世界175カ国2,500都市在住の日本人をネットワークしており、海外在住日本人の登録者は約50,000人を超えます。海外渡航時に自分が「したい!」ことを自分にあったロコに依頼することで、ユニークな海外体験を実現。親子旅行やひとり旅から出張まで、スタイル関係なく多様な依頼相談をすることが可能です。
■本件に関するお問い合わせ先
社名 :株式会社ロコタビ
事業概要:海外在住日本人によるタウンガイドサービス
「LOCOTABI(ロコタビ)」(https://locotabi.jp)の運営
設立 :2015年12月1日
所在地 :東京都千代田区平河町 2-5-3
代表者 :代表取締役 高田大輔
お問い合わせ:https://locotabi.jp/contacts
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