SPIDERPLUS、四電工と富士通四国インフォテックの3次元設備CAD「CADEWA Smart」と連携強化
属性情報を伴って図面上にプロット、現場業務の大幅効率化を実現
従来より、SPIDERPLUSではCADEWAファイルを読み込むことが可能でした。
2024年1月(※)より提供される新バージョン「CADEWA Smart V5.0」とのシステム連携強化によって、CADEWA Smartで配置したスリーブ、防火区画貫通処理材、空調機、非常照明器具、コンセントの位置と属性情報をSPIDERPLUSにプロット・表示することが可能になります。
これにより、設備工事の検査実施前に、図面上に手作業で検査箇所を設置する手間がなくなり、SPIDERPLUSを活用した検査実施から帳票作成までの一連の業務プロセスの効率化を強力に推進します。
※本機能は2024年1月17日にリリース予定です。
【CADEWAとは】
CADEWAシリーズは、株式会社四電工と株式会社富士通四国インフォテックが1987年から提供する建築設備CADで、電気/空調・衛生の設計図・施工図を効率的に作画でき、より精度の高い図面仕上げを可能にすることから、国内の建設業界を中心に利用されています。
2024年1月より提供開始予定の新バージョン「CADEWA Smart V5.0」では、AutodeskⓇ RevitⓇの意匠/構造/設備のデータ連携を強化、CADEWA が搭載する「施工検討図の自動作成」や「材料集計」、CAD/CAMを意識した「配管プレカット」や「ダクト製作」など、図面業務を効率化する機能と繋ぐことが可能です。
また、新たな自動化機能として、建築属性の部屋情報を活用した電気部材の「自動プロット」機能も搭載されます。
外部サービスとの連携強化もしており、照明設計アプリ「Luminous Planner(ルミナス プランナー)」やキュービクル設計アプリ「Qrespo(クレスポ)」、のラインナップにこのほど「SPIDERPLUS」も加わることとなりました。
CADEWAシリーズウェブサイト http://www.cadewa.com/products/cadewa/
※CADEWA は、株式会社四電工の登録商標です。
※Autodesk Revit は、オートデスク株式会社の登録商標です。
【展望】
建設業では2024年4月から働き方改革関連法が適用され、残業時間の上限規制が始まります。また、慢性的な人手不足も継続しており、効率的に質や価値を担保できるように働くことが重要な命題です。
当社では、今後もSPIDERPLUSの外部連携を拡充することによって、現場業務のさらなる効率化とコア業務に限りある時間を割くことで“働く”にもっと「楽しい」を創造し続け、建設業従事者がムリ・ムダから開放されて高品質の仕事を継続してくことのできる業界変革に貢献してまいります。
【SPIDERPLUSとは】
現場作業従事経験にもとづく、ふとした疑問から開発され、2011年9月より提供を開始。図面データ上にタブレットで撮影した画像やメモを紐付けし、クラウドで共有することにより、情報共有を効率的に行なうほか、検査実施に特化した専門機能などを組み合わせることにより、現場作業の省人化や省時間化、人為的ミスの削減による生産性の向上を実現します。2023年9月末時点で全国約1,800社、65,000人以上に導入されています。
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