高校生の約9割が大学選びで重視するのは「学びの内容」、都市圏は「ネームバリュー」・地方圏は「学費・奨学金」を重視する傾向
~高校生1,965人に「大学選びに関するアンケート」実施、大学選びの情報収集で「YouTube検索」が広がっている結果も~
スタディプラス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:廣瀬高志、以下スタディプラス)は2022年4月21日~25日にかけて、学習管理アプリ「Studyplus」上で高校1年生から高校3年生のユーザーを対象に「大学選びに関するアンケート」を実施、1,965人から調査に対する回答を得ましたので概要をご報告します。
「大学選びに関するアンケート」(高校生対象)の5大トピックス
① | 大学選びの情報収集における、最初のアクション1位は「検索する」。 |
② | 大学選びの情報収集における、最初のアクション2位は「周りの人に聞く」。 |
③ | 高校生が大学選びで最も重視するのは、全国共通で「学びの内容」。 |
④ | 三大都市を含む都市圏 <関東、近畿、中部> では「ネームバリュー」も重視。主な理由は、「就職に有利」「学歴社会だから」。 |
⑤ | 地方圏(北海道・東北、中国・四国、九州)では「学費・奨学金」も重視。主な理由は、「経済的に通えない」「親に負担をかけたくない」。 |
■高校生の大学選びにおける情報収集について
高校生たちが大学選びを始める際に、どのように情報収集するか、アンケートを行いました。
【調査項目】
・大学選びを始めるとき、まず最初にどういうアクションを起こしますか?
【結果】
・大学選びにおける最初のアクション1位は「検索する」。インターネットリサーチを行う高校生が8割以上にのぼる。
・「周りの人に聞く」ことでの情報収集が、2位という結果に。
【調査項目】
・「検索する」方は、最初にどんな行動を起こしますか?
・「周りの人に聞く」方は、最初にどんな行動を起こしますか?
【結果】
・「検索する」ユーザーの大半が、最初に「大学サイトを見る」と回答。2位は「YouTubeで検索」がランクイン。
・「周りの人に聞く」ユーザーは、約4割が「家族に聞く」と回答。「高校の先生に聞く」、「友達、同級生に聞く」という回答が続く。
■高校生が大学を選ぶ際に重視する内容について
具体的に、高校生たちが大学を選ぶ際に、何を重視しているのかを調査しました。
【調査項目】
・大学選びで重視する項目を3位まで選んでください。
※以下、3位までに選択された項目をピックアップ
※本記事公開時、上記画像内のパーセンテージに誤りがございました。以下の通りお詫びして訂正いたします。(2024/02/01 15:00)
全国(n=1,956)における以下箇所
学びの内容 誤)88.1%⇒正)88.3%
ネームバリュー 誤)56.9%⇒正)57.0%
立地 誤)54.5%⇒正)54.4%
【結果】
・9割近い高校生が、3位までに「学びの内容」を選択している結果に。中でも近畿(89.4%)、中国・四国(91.2%)、九州(90.1%)では高い割合を記録。
・「ネームバリュー」は、三大都市を含む関東、中部、近畿では割合が高い一方、それ以外の地域では低い。中国・四国、九州では割合が半数を切っている。
・逆に「学費・奨学金」は北海道・東北、中国・四国、九州では割合が高い。関東では、全国平均を下回っている。
・「立地」は中部および近畿で、「雰囲気」は中部および九州で高い割合となった。
【調査項目】
・大学選びで重視する項目を3位まで選んでください。
※以下、1位に選択された項目をピックアップ
※本記事公開時、上記2つの画像内のパーセンテージに誤りがございました。以下の通りお詫びして訂正いたします。(2024/02/01 15:00)
全国(n=1,956)における以下箇所
学びの内容 誤)62.6%⇒正)62.9%
ネームバリュー 誤)16.3%⇒正)16.4%
【結果】
・1位に最も選択された項目は、「学びの内容」。全国の6割以上の高校生が、「学びの内容」を大学選びで最も重視している。最も高い割合で1位に選ばれた地域は、中国・四国。
・近畿では、「学費・奨学金」「立地」を1位に選んだ割合が全国で最も高い結果に。
・北海道・東北は「学費・奨学金」、関東は「ネームバリュー」、中部は「雰囲気」、九州は「立地」「雰囲気」を1位に選んだ割合が全国平均より高い。
【調査項目】
・大学選びで重視する項目を3位まで選んでください。
※以下、2位・3位に選択された項目をピックアップ
【結果】
・大学選びで重視する項目の2位、3位で最も選択されたのは「立地」。
・2位では「ネームバリュー」、3位では「雰囲気」が高い割合で選択される結果に。
【調査項目】
各項目の選択理由を教えてください。 ※任意で回答を回収、以下コメントの抜粋です。
【結果】
〇「学びの内容」の選択理由
『目標としている職業が決まっているため、それに関連した内容を学びたいと考えているから』
『自分が学びたい内容が学べるのかが重要だと思うから』
〇「ネームバリュー」の選択理由
『有名な大学に入学すると就職する時に有利になると思ってるから。』
『就職などする際に学歴フィルターがある所だとやはりネームバリューは重要視すべきだと』
〇「学費・奨学金」の選択理由
『親に金銭面で大きな負担をかけることは避けたいから。』
『将来きちんと就職できるか分からないのに、返済するタイプの奨学金を受け取るのは怖いので、給付型奨学金の給付額が多い大学が良い。』
〇「立地」の選択理由
『将来働きたい土地で進学したいから』『下宿が出来ないから。』
〇「雰囲気が良いから」の選択理由
『知人がいない状態での再スタートになるので、自分楽しくやって行けるかが重要だと思うから。』
『4年は通うことになるので、直感的に嫌な感覚を抱いた場合は順位をさげます』
◆本調査の概要
調査対象 : 全国の「Studyplus」ユーザー(現役の高校1年生~高校3年生)
回答者 : 1,965名
調査方法 : インターネット調査
調査時期 : 2022年4月21日〜4月25日
◆学習管理アプリ「Studyplus」 概要
「Studyplus」は、日々の勉強を記録・可視化し、ユーザー同士でシェアして励まし合うことができる学習管理アプリです。
ユーザーの自己調整学習、学習モチベーションの維持・向上をサポートします。
会員数700万人、大学受験生の2人に1人が利用しています(2022年5月現在)。
◆スタディプラス株式会社 概要
所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目5−12 NMF駿河台ビル4階
代表取締役:廣瀬高志
事業内容:学習管理アプリ「Studyplus」、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」、電子参考書プラットフォーム「Studyplusブック」の運営
設立:2010年5月20日
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- 調査レポート
- ビジネスカテゴリ
- 学校・大学マーケティング・リサーチ
- ダウンロード