海外事業の拡大に向けたM&A米国「GLOBAL VENTURE」の全株式を取得
生産・技術・購買・営業の多岐にわたるシナジー効果を期待
シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社を中核とするOSPグループの株式会社OSPホールディングス(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正 以下、OSPグループ)は、米国の同族企業GLOBAL VENTURE(本社:米国ワシントン州、正式名称:MERCHANT INVESTMENTS, INC. 以下、GV社)の全株式を米国時刻2026年3月31日(日本時刻では4月1日)に取得したことをお知らせいたします。なお、本合意の条件は非公開としています。

■課題解決への方策としての位置付け
これまでニューヨークにあるOSPグループの米国現地法人PRIMARK AMERICA CORPORATIONが、シール・ラベル販売の重点地域として、西海岸エリアの日系食品企業を中心に販売推進してきました。しかしながら、地理的に遠隔であること、製造については米国内での外注委託か日本から輸入対応していたため、納期とコストがかかっていました。現地に根ざした柔軟かつスピード感ある供給体制の構築という課題を解決すべく、シール・ラベルの一部製造を委託していたGV社をOSPグループの新メンバーに迎えるに至りました。
GV社は、ワシントン州ケントにてシール・ラベルメーカーとして、35年にわたり歴史があります。確かな品質、価格、サービスによる確固たる事業基盤と、食品関連を中心に小売・流通、航空などの顧客基盤を築いてきた企業です。日本国内の食品分野のシール・ラベル市場で約33%(*)のシェアを有するOSPグループと親和性があります。(*)ラベル新聞社/日本のラベル市場2025より
■今後の展望
OSPグループは、「最も『サスティナブル』&『革新的』なグローバルパッケージソリューショングループ」をビジョンに標榜し、環境対応製品やお客さまの課題解決に貢献する製品の開発、環境負荷に配慮した製造プロセスやDXによる自動省人化などに取り組んでいます。本件はそのビジョンを具体的に実現するために、国内市場での価値創造や競争力強化といった事業モデルをグローバルに拡大していくものです。
米国の巨大なパッケージング市場でも環境対応製品のニーズは高まっています。その市場においてOSPグループは多様な印刷技術や機能性のあるタック紙の供給、GV社は食品や小売の大手企業の顧客基盤と購買ネットワーク、両社の強みによるシナジー効果により飛躍的な成長を期待します。
■GV社概要
・会社名:GLOBAL VENTURE (正式名称:MERCHANT INVESTMENTS, INC.)
・所在地:7412 South 262nd Street, Kent, WA州(ワシントン州)
・代表者:Hakimali S. Merchant
・設立年:1993年(創立1990年)
・資本金:10万5千ドル* (1,640万円)
・売上金:2,160万ドル*(33.8億円)
・事業内容:食品、小売・流通、航空関連のシール・ラベル印刷
・従業員数:55名
*1ドル=156.56円 (2025年12月30日為替レートで換算)
【OSPホールディングス 会社概要】
社名 :株式会社OSPホールディングス
所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8
代表者 :松口 正
設立 :1969年
事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務
URL : https://www.osp-holdings.co.jp/

OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開する総合パッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。
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