【慶應義塾】児童の注意欠如多動症(ADHD)評価はオンライン診療で実施可能
-ADHDの遠隔評価の高い信頼性を検証-
慶應義塾大学医学部ヒルズ未来予防医療・ウェルネス共同研究講座の岸本泰士郎特任教授と同精神・神経科学教室の黒川駿哉特任助教を中心とする研究チームは、神経発達症児とその養育者に対するAttention-Deficit Hyperactivity Disorder Rating Scale-IV(ADHD-RS-IV)のオンライン診療を用いた遠隔評価の信頼性を検証しました。
本研究では、注意欠如多動症(ADHD)および自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けた6~17歳の74人の日本人の児童思春期患児とその養育者を対象に、ADHD-RS-IVによる対面評価と遠隔評価の一致度を検討しました。結果、全体では級内相関係数(ICC)が0.769、特にADHDを主診断とする患児においては0.816であるなど、オンライン診療を活用した遠隔評価が対面評価による結果と高い精度で一致することを示しました。
本研究成果は、2024年2月19日(米国東部標準時)に Journal of Medical Internet Research にて公開されました。
本研究では、注意欠如多動症(ADHD)および自閉スペクトラム症(ASD)の診断を受けた6~17歳の74人の日本人の児童思春期患児とその養育者を対象に、ADHD-RS-IVによる対面評価と遠隔評価の一致度を検討しました。結果、全体では級内相関係数(ICC)が0.769、特にADHDを主診断とする患児においては0.816であるなど、オンライン診療を活用した遠隔評価が対面評価による結果と高い精度で一致することを示しました。
本研究成果は、2024年2月19日(米国東部標準時)に Journal of Medical Internet Research にて公開されました。
▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2024/2/20/240220-2.pdf
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