視覚障がい者の自由を増やすスポーツ、耳と声で使える音声AIで支援 ブラインドサッカー公認Alexaスキル公開
〜認知拡大と3/19から3/24開催のワールドグランプリ集客を目指す〜
株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)は、株式会社オトナル(本社:東京都中央区、代表取締役社長:八木 太亮、以下「オトナル」)と共同で、日本ブラインドサッカー協会公認Alexaスキル「ブラサカ」を制作支援しました。本取り組みでは、健常者・視覚障がい者双方に向け、ブラインドサッカーの認知拡大と2019年3月19日(火)から3月24日(日)にかけて開催される、ブラインドサッカー ワールドグランプリ 2019の集客獲得を目指します。
©JBFA/H.Wanibe
今回、視覚に障がいを持つ人にとって「動くことの自由とその喜び」を感じる機会を生み出し、一層の充実感を持った生活を実現するスポーツであるブラインドサッカーの認知を広めるツールとして、視覚に障がいを持つ人の利便性や可能性を広げられるデバイスとしても注目されているスマートスピーカーが選ばれ、アイリッジが提供するノンプログラミングスキル制作ツール「NOID(ノイド)」と、オトナルが提供する、プロアナウンサー・ナレーターによるスマートスピーカー向け音声コンテンツ制作サービス「クラウドスタジオ」の滑らかなナレーションを利用したAlexaスキルが制作されました。
ブラサカスキルは誰でも無料で視聴可能で、ストアでスキルを有効化後、対応デバイスに「アレクサ、ブラサカを開いて」と呼びかけると、昨年の第1回ワールドグランプリの試合のダイジェスト動画を観ながら、ブラインドサッカーのルールや見どころについての紹介ナレーションが聴けます。
なお、NOIDで作成した動画スキルは、アップロードされた動画ファイルからNOIDが自動で音声データを抜き出してそれぞれをホスティングし、デバイスにより出し分けも行うため、ディスプレイ非対応デバイスで視聴される方や目の見えない方も音声のみで楽しんでいただくことが可能です。
ブラインドサッカーとは
ブラインドサッカーとは、視覚に障がいを持った選手がプレーできるように考案された5人制サッカーのことです。ゴールキーパー以外のフィールドプレイヤーは全盲あるいはほぼ全盲の選手で構成されますが、見え方の違いによる不公平をなくすため、目にはアイパッチとアイマスクを装着し、完全に視覚を閉じた状態でプレーします。そのため、転がると音の鳴る特殊なボールを使用したり、ゴールの位置や距離、角度、シュートのタイミングなどを声で伝える「ガイド」と呼ばれる役割の人がいるなど、選手が「音」や健常者とのコミュニケーションを通じて状況判断できる工夫がされているのが特徴です。
「ブラサカスキル」利用方法
スマホのAlexaアプリ、またはAmazon Alexaスキルストアで「ブラサカ」と検索してブラサカスキルを有効化し、Alexa対応デバイスに「アレクサ、ブラサカを開いて」と話しかけることで利用できます。
・スキル詳細ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PDXGX5K/
スマートスピーカーとは
スマートスピーカーは対話型の音声操作に対応したAIアシスタント機能を持つスピーカーで、内蔵されているマイクで音声を認識し、情報の検索や連携家電の操作を行います。「スキル」や「アクション」と呼ばれるアプリを追加することでさまざまな機能拡張が出来ます。日本ではAIスピーカーとも呼ばれ、2017年秋の発売開始後、2018年1月時点で出荷台数が100万台を超え普及率は約8%になるなど、スマートフォンの立ち上がり当時を超えるペースで大きく成長してきています。全世界での2018年の年間出荷台数は前年末から2.5倍の成長となる1億台以上と予想され、2018年12月時点のアプリ数は7万個を超えており、日本でも今後市場が急速に拡大していくと考えられます。
※出典一覧:「2018年アクセンチュアデジタル消費者調査」、ロボスタ「全世界スマートスピーカー出荷台数、2018年内に1億台、2022年に3億台超へ。Amazon、Google、Appleのシェア変動は?」
Alexaスキルとは
Alexaスキルとは、Amazon社のスマートスピーカー「Echo」シリーズ等で動くアプリを指し、スマホアプリと同様、サードパーティーの事業者や個人が開発・制作することが出来ます。作成したAlexaスキルは、Amazon側の審査を通過するとAmazon Alexaスキルストアに公開され、Alexaを搭載したデバイスに「アレクサ、●●(作成したスキル名)を起動して」などと呼びかけて使えるようになります。
NOIDについて
NOIDはアイリッジが提供する、プログラミング不要で簡単にスマートスピーカーアプリが作れるクラウドサービスです。WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って「ユーザーのどんな呼びかけに対して(input)」「音声アシスタントに何をさせるか(output)」をマウス操作あるいはテキスト入力していくだけで、アプリの制作からストア公開まで直感的にワンストップで行うことが可能です。利用には無料/有料の2つのプランをご用意しており、自分用のアプリを作りたい個人の方から商用にアプリ開発を行いたいプロクリエイターや法人の方まで幅広く利用していただけます。
・公式サイト:https://www.noid.ai/
・操作画面デモンストレーション動画:https://vimeo.com/288283634
クラウドスタジオについて
「クラウドスタジオ」はオトナルが提供する、プロアナウンサーによるスマートスピーカー向けの音声コンテンツを制作するサービスです。 スマートスピーカー向けのニューステキストの読み上げから、音声スキル内で流す音声広告用コンテンツ、カスタムスキル開発時に制作する音声データまで幅広く制作可能です。Amazon Echo、Google Home 、LINE Clovaの各社サービスに対応しています。
・公式サイト:https://otonal.co.jp/cloudstudio/
【株式会社オトナルについて】
代表者:代表取締役 八木 太亮
所在地:〒104-0042 東京都中央区入船3-9-2 佐久間ビル 4F
事業内容:AIスピーカー向け開発ソリューションおよびコンテンツ&音声広告制作、データ活用ソリューション、コンテンツ・コミュニティを活用したマーケティング支援事業、ウェブメディアの企画、開発、運営
https://otonal.co.jp/
【株式会社アイリッジについて】
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。スマホから実店舗への送客や相互連携を実現するO2O支援では、スマホ向け位置情報連動型O2Oソリューション「popinfo」の提供やO2Oアプリの企画・開発などのソリューション面から、認知獲得・購買促進・優良顧客化などのマーケティング面までワンストップで提供しており、業界トップクラスの実績があります。
https://iridge.jp/
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