信頼できる情報で、妊娠中や授乳中の不安や負担を減らしますー三重県多気町、「妊娠と授乳のくすり案内ボット (くすりぼ)」を町民に提供開始
多気町民の方は無料でサービスをご利用いただけます
この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は三重県多気町(町長:久保行央)からの委託を受け、同社が運営する「妊娠と授乳のくすり案内ボット くすりぼ」を多気町の住民向けサービスとして2022年4月1日(金)より提供開始しました。多気町の住民は無料でサービスを利用できます。
多気町では、2020年11月より、ICTを活用した新しい母子保健の取り組みとして、スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」が採用されていました。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」に加えて「妊娠と授乳のくすり案内ボット くすりぼ」を提供することで、多気町にお住まいの方がより一層、安心して妊娠、出産、子育てができる支援を行います。
(※「くすりぼ」は自治体や法人、医療機関向けに販売を行い、導入自治体の住民の方や企業従 業員の皆様は無料でお使いいただけるサービスです。)
多気町では、2020年11月より、ICTを活用した新しい母子保健の取り組みとして、スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」が採用されていました。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」に加えて「妊娠と授乳のくすり案内ボット くすりぼ」を提供することで、多気町にお住まいの方がより一層、安心して妊娠、出産、子育てができる支援を行います。
(※「くすりぼ」は自治体や法人、医療機関向けに販売を行い、導入自治体の住民の方や企業従 業員の皆様は無料でお使いいただけるサービスです。)
■導入の背景
三重県多気町では、切れ目ない母子保健事業のために、情報提供・相談事業等の新しいツールとして「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」を導入いただいております。
この度、「妊娠・授乳中の薬については、ネットで検索をしても情報が溢れていてどれが正しいのか判断するのが難しい。既にオンライン相談事業で実績があるKids Publicに、信頼できる信憑性の高いサービスで解決してほしい」との思いで、新たに「くすりぼ」を導入いただきました。「くすりぼ」を通して、妊娠中や授乳中の不安や負担を少しでも減らし、安心して子育てができる環境づくりに貢献してまいります。
■「妊娠と授乳のくすり案内ボット (くすりぼ)」とは
妊娠中や授乳中は、女性の身体に大きな変化が生じます。そして、個人差はありますが妊娠してから授乳を終えるまで1〜2年間とかなりの長期間を要するため、その間に様々な症状に悩まされることがあります。
<多くの妊産婦が悩まされる症状>
- 妊娠中:頭痛、便秘、胃のムカムカ、皮膚のかゆみ・湿疹、風邪症状(鼻水、咳など)など
- 授乳中:発熱、頭痛、関節の痛み、腰痛、よく眠れないなど
これらの時期にも安全性を考慮した上で実際に広く使われている薬はありますが、自分自身では適切な情報収集が難しく、時間帯や小さなお子さんを抱えている場合などでは、すぐに病院を受診できないことも少なくありません。
「産婦人科オンライン」「小児科オンライン」は、これまでオンライン相談により寄せられた8万件以上の相談データを分析し、妊娠中・授乳中の状況を踏まえた薬の情報検索ができるシステムを構築しました。これが「妊娠と授乳のくすり案内ボット (くすりぼ)」です。
- 妊娠中:妊娠週数、お持ちの合併症・持病、困っている症状
- 授乳中:産後月数、授乳状況、お持ちの合併症・持病、困っている症状
それぞれの薬に関する情報ページは2名以上の産婦人科専門医で作成・監修し、「セルフケアの方法」や「自己判断すべきでない状況」、「早期に受診した方が良い状況」などについても記載することで安全性に十分配慮しています。
■多気町長 久保行央様 コメント
新型コロナウイルスの感染が流行し、多気町で従来実施してきた多くの保健事業が中止となりました。そのような中、電話や紙媒体での通信・ケーブルテレビ等を使って、情報提供・相談事業等を展開してきましたが、活動には限りがあり、はがゆい思いをしました。
そこで、多気町では、相談者と専門家をつなぐ「小児科・産婦人科オンライン」を令和2年11月から導入し、ICTを活用した母子保健事業の新しいツールとしての相談事業を推進しました。今までに(令和4年2月末現在)、121名の登録、のべ208件の相談利用があります。
今回、妊娠中や授乳中の方が、ご自宅にいながら、いつでも簡単に薬の情報が検索できるシステムを新たに導入することといたしました。
多気町で安心して過ごしていただけるように「妊娠中と授乳中のおくすり案内ボットくすりぼ」も、「小児科・産婦人科オンライン」同様、ぜひご利用いただきたいと考えております。
■産婦人科オンライン代表/くすりぼ開発代表 産婦人科医 重見大介 コメント
新サービス「くすりぼ」をご導入いただけたこと、大変嬉しく思っています。妊婦健診や産後健診の際に、実は病院受診の合間に悩まされていた症状があったけれど薬も使わず我慢していましたという妊産婦さんは少なくありません。
そこには「インターネット等で調べても自分の状況に沿った情報は見つからない」という状況が背景にあると考えています。その都度かかりつけの医療機関に問い合わせていただければ良いのですが、夜間は閉まっているなど、そう簡単な話でもありません。
「くすりぼ」は、シンプルな操作でご自身の状況を入力していくだけで、妊娠週数や産後月数、授乳状況、お持ちの合併症・持病を踏まえた薬の情報(回答文)が表示されます。回答文のパターンは2000種類以上にも及び、これは過去に例のない情報量を持つサービスだと考えています。また、安全性にも十分考慮して作成しました。参考情報として安心してお使いいただけることと思います。
コロナウイルス感染症の流行がまだ終息しない中で、この「くすりぼ」が多気町にお住まいの多くの妊産婦さんのお役に立つことを願っています。
■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:川畑)
https://kids-public.co.jp/
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-6206-8803
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
提供サービス:
【遠隔健康医療相談サービス】
「小児科オンライン」https://syounika.jp/
「産婦人科オンライン」https://obstetrics.jp
【医療メディア】
「小児科オンラインジャーナル」https://journal.syounika.jp/
「産婦人科オンラインジャーナル」https://journal.obstetrics.jp/
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