2020年12月のスタートアップ雇用指数「WANTEX」は最高値を2ヶ月連続で更新し、3.30という結果に(前月比+0.12ポイント)
スタートアップ企業がWantedlyへ掲載した募集数に対する応募者数割合を日本におけるスタートアップ経済の成長性を示唆する先行指標として公開。流通・小売業界のデジタル人材ニーズの高まりがDX加速を示唆
ビジネスSNS「Wantedly」を運営するウォンテッドリー株式会社は、2020年12月版のスタートアップ雇用指数「WANTEX」(Wantedly Job Market Index、読み:ウォンテックス)を公開しました。
- 2ヶ月連続で最高値を記録した2020年12月のWANTEX
- 業種別では、広告・マーケティング業界の伸びが大きい
2020年12月時点のWANTEXの業種別ランキングは以下の通りで対昨月比で118%の「流通・小売」業界が3位に浮上し、「広告・マーケティング」業界は対昨月比で137%と最も大きい伸びを見せました。WANTEXが1倍を割り込んでいる業種においては募集数に対して応募人数が超過しているため、該当業種のスタートアップ企業は採用しやすい状況にあると思われます。
- 非首都圏では先月に続き宮崎県のスタートアップ経済に伸びが
※非首都圏地域のWANTEX:該当する道府県を所在地として登録しているスタートアップ企業の掲載募集数を、それに対する応募者数で割り込んだ数を指します。
- 職種別では、コーポレート系の伸びが最も大きいという結果に
- デジタル系人材のニーズはコンサルティング業界で伸びており、流通・小売業界も1倍を超える結果に。DX加速の影響か
DX推進を行っている北海道の生活協同組合コープさっぽろでは、2020年4月からWantedlyを通じてエンジニアを13名以上採用しており、執行役員CDO(最高デジタル責任者)デジタル推進本部長の対馬氏を中心にDXをさらに加速させています。
※デジタル人材定義:「エンジニアリング」「PM・Webディレクション」「デザイン・アート」の3職種でWantedlyに登録している人を指します
- スタートアップ雇用指数「WANTEX」について
【算出式】「WANTEX」 = (スタートアップ企業が掲載している公開状態にある)募集数 ÷ (スタートアップ企業への)応募者数
※スタートアップ雇用指数は上記式の各項を月次で合算して算出しています。
※ 募集数、応募者数ともに、Wantedlyで公開された募集、応募した登録者を算出対象としています。
※ スタートアップ企業は算出月から創業10年以内の企業を指します。
■ WANTEX公開の背景
Wantedlyはスタートアップ企業とともに成長し、2020年の情報・通信業に分類されるマザーズ上場企業のうち、約7割にご利用いただくに至りました。世界的には米国、中国を中心にスタートアップ経済が活況を示す中、未来の日本の産業を創る新興企業のトレンドを可視化することで、私達は日本のスタートアップ経済をより一層盛り上げていきたいと考えています。そのため、2020年11月よりスタートアップ経済の成長性を示唆する新たな先行指標として、スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を開始いたしました。
ウォンテッドリーは、企業の潜在転職者への認知形成、共感を軸とした人と企業の出会いの創出を提供しながら、入社後の従業員の定着、活躍を支援するエンゲージメント事業を推進しております。スタートアップ雇用指数「WANTEX」の公開を通じて、未来の日本の産業を創るスタートアップシーンの盛り上がりを加速させることで、Wantedlyが「はたらくすべての人のインフラ」となる世界の実現を加速させてまいります。
- ウォンテッドリーについて
<会社概要>
会社名 : ウォンテッドリー株式会社
URL : https://www.wantedly.com
本社所在地 : 東京都港区白金台5-12-7 MG白金台ビル4F
代表取締役 : 仲 暁子
設立 : 2010年9月
事業概要 :
290万人以上が利用するビジネスSNS「Wantedly」
- 会社訪問アプリ「Wantedly Visit」
- つながり管理アプリ「Wantedly People」
ビジネス向け
- 採用マーケティング
- エンゲージメントSuite
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