AZ-COM丸和ホールディングス株式会社との中長期DX戦略パートナーシップを前提とする資本業務提携及び第三者割当による新株式の発行に関するお知らせ

株式会社JDSC

当社は、2025年5月13日付の取締役会決議により、以下のとおり、AZ-COM丸和ホールディングス株式会社(以下「AZ-COM丸和」といいます)との中長期DX戦略パートナーシップを前提とする資本業務提携(以下「本資本業務提携」といいます)を行うこと及び割当予定先に対する第三者割当による新株式の発行(以下「本第三者割当」という、また本第三者割当により発行される株式を「本新株式」といいます)を決議し、本資本業務提携についての契約を締結いたしました。

Ⅰ.本資本業務提携の概要

1.本資本業務提携の理由

当社グループは、「UPGRADE JAPAN」をミッションとして掲げ、「AIでデータの真価を解き放ち産業の常識を塗り替える」というビジョンを実現すべく、データサイエンスや機械学習、AIといった最先端の技術を社会に実装することを目指しております。

上記ビジョンの下で、当社グループは、各産業を代表するパートナー企業と共同で産業全体に共通する課題を解決するAI関連のサービスやソリューションを多数創出しております。当社グループとしては、AIを単なる先進技術としてではなく、実際に利益やキャッシュ・フロー等の観点で定量的な改善効果を創出し、産業共通課題を解決する手段として社会に実装することを目指しております。

また、当社グループは、ビジネスデベロップメント、データサイエンス及びエンジニアリングの三位一体のチーム体制により、産業課題の掘り起こし、AIによる解決策の提示、AIアルゴリズムの開発及びAIソリューションの実装までを包括的に推進しております。

AZ-COM丸和グループは、経営理念に「“お客様第一義”を基本に、サードパーティ・ロジスティクス業界のNo.1企業を目指し、同志の幸福と豊かな社会づくりに貢献する。」を掲げています。3つの核であるEC物流・低温食品物流・医薬医療物流事業に加えてBCP物流事業により、“お客様第一義”に立ったサービス活動を展開しております。また、AZ-COM丸和グループは、常に人財育成に努め、最先端の知識と技術を修得し、顧客やパートナーと独創的なロジスティクスデザインの構築とDXの研究開発に取り組んでいます。

当社は2024年から、AZ-COM丸和グループと同社が提供する物流プラットフォームシステムの構築支援プロジェクトにおいて、輸送・倉庫領域におけるDX化を推進しております。

更に当社は、AZ-COM丸和グループと協議を重ねた結果、プロジェクト単位での枠組みを超え、中長期的なDX戦略パートナーとして顧客および社会の物流領域の課題解決に貢献し、物流サービスの高付加価値に取り組む際に必要となる最先端技術の活用において、協力していくことで合意しました。

「環境変化に強い社会インフラとしての物流基盤の構築に継続的に取り組む」AZ-COM丸和グループと、「AIでデータの真価を解き放ち産業の常識を塗り替える」当社が協働し、中長期的にデジタル変革を推進するための関係強化を目的に、同社に対する第三者割当増資を伴う資本業務提携を実施することといたしました。

本第三者割当により、グループにおける成長事業への投資資金に充当することは、当社グループの売上の増加や収益率の向上に繋がり、ひいては企業価値の向上が期待されます。一方で、AZ-COM丸和グループは、当社グループの強みである、ビジネスデベロップメント、データサイエンス及びエンジニアリングの三位一体のチーム体制による産業課題の掘り起こし、AIによる解決策の提示、AIアルゴリズムの開発及びAIソリューションの実装などの競争優位性を活用することで事業拡大が見込まれることから本第三者割当を決定いたしました。

今後は、AZ-COM丸和グループの持つ物流関連の知見及びノウハウと、当社グループのAI・データサイエンスの技術力や未解決の産業課題を解決する事業開発力を掛け合わせることで、当社の企業価値を更に向上すべく、AZ-COM丸和グループ及び当社グループの事業面における提携関係の強化・発展に向けた協議を進めてまいります。また、新たなサービスの共同開発や両社の事業を拡大させることを目的に、AZ-COM丸和グループの生産性・収益性改善に資する物流DXプラットフォームの構築を推進するほか、BCP物流領域におけるデジタル活用、同社が主導するAZ-COMネットワークの加盟事業者のDX化も支援してまいります。

本発表にあたりAZ-COM丸和ホールディングス 代表取締役社長 和佐見 勝は次のように述べています。「今回の提携を非常に嬉しく思っています。JDSC様とは2024年からプロジェクトで一緒に活動しておりますが、一般的なコンサルティングファームやAIベンチャーとは異なり、ビジネスデベロップメント、データサイエンス及びエンジニアリングの三位一体のチームから一気通貫の支援を受けることができ、実際の改善効果も見込まれています。今般、中長期的なDX戦略パートナーシップという形での提携関係強化により、本業の収益力強化、新サービス開発、そして豊かな社会つくりへの貢献に繋げていくことを期待しております。」

2.本資本業務提携の内容

(1)資本提携の内容

当社は、本第三者割当により、AZ-COM丸和グループに当社普通株式584,000株(議決権数5,840個)を割当てます。2024年12月31日現在の議決権総数(136,993個)に、本第三者割当により増加する議決権数(5,840個)を加味した議決権総数(142,833個)を基準とした議決権比率は4.09%となります。

(2)業務提携の内容

当社及びAZ-COM丸和グループは、物流領域の課題解決に貢献し、物流サービスの高付加価値化に取り組む際に必要となる最先端技術の活用において、パートナーシップ関係を構築します。具体的に以下の業務提携を行います。

(ⅰ)AZ-COM丸和グループの生産性・収益性改善に資する物流DXプラットフォームの構築及びデジ

タル人財育成やDX組織の強化

(ⅱ)AZ-COM丸和グループが国・地方自治体と連携して推進するBCP物流事業におけるデジタル活用

及びシステム構築

(ⅲ)AZ-COM丸和グループ及び同社が主導する一般社団法人AZ-COMネットワーク加盟事業者の売上

向上に資する、物流ニーズの早期発見や事業化

また、これらに加え、当社グループ及びAZ-COM丸和グループの更なる業務提携の深化についても検討や協議を進めます。なお、本第三者割当増資によって取得した当社株式の一部又は全部をAZ-COM丸和グループがAZ-COM丸和グループ及び当社双方の合意なく売却した場合には、当社は、AZ-COM丸和グループに対して書面で通知することにより、本契約を終了することができるものとして両社で合意しております。

全文は当社IR資料(PDF形式)をご覧ください。

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業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区小石川1-4-1 住友不動産後楽園ビル16階
電話番号
-
代表者名
加藤 エルテス 聡志
上場
東証グロース
資本金
1100万円
設立
2018年07月