体力テストデジタル集計システム『ALPHA』、フィリピンでの日本式体力テストの導入に関する事業が、令和7年度 文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Port ニッポン)」 応援プロジェクトに採択

日本式体力テストの仕組みとデータ利活用を通じ、フィリピンの児童・生徒の健康課題に挑む

Pestalozzi Technology株式会社

2020年度から体力テストデジタル集計アプリ『ALPHA』(以下、ALPHAという)を展開しているPestalozzi Technology株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:井上友綱)は、海外展開を本格展開する上で進めていたフィリピンでの日本式体力テストの導入に関する事業が、令和 7年度 文部科学省「日本型教育の海外展開(EDU-Port ニッポン)」 応援プロジェクトに採択されたことをお知らせいたします。 本プロジェクトでは、ALPHAを活用し、フィリピンの初等中等教育(日本の小・中・高校に該当)において日本式体力テストおよび生活習慣アンケートを実施、児童・生徒の運動・健康意識の向上と将来の疾病予防に寄与することを目指します。

■当社採択に関する公開情報(文部科学省HPより)

(別紙1)日本型教育の海外展開(EDU-Portニッポン)令和7年度新規採択事業地図

(別紙3)令和7年度応援プロジェクト公募結果  5枚目に当社情報

■採択の背景と目的

 当社は2019年の創業以来、ALPHAを通じた体力テストのデジタル化により、体力テストに関する先生の業務負担の削減、子どもたちの運動能力向上に貢献し、2024年度では約4200校、160万人の児童・生徒に利用されるにいたっております。 

 フィリピンでは成人肥満率の増加が社会問題化し、若年層への健康教育の重要性が高まっています。一方、日本のように標準化された体力測定の仕組みが整っていない事で、運動・健康面における「現状把握、課題抽出、施策実行、効果測定」のサイクルが回しにくい構造が存在します。本プロジェクトでは、当社が長年培ってきた日本式体力テストとデータ利活用ノウハウを活かし、現地における科学的な運動・健康教育の充実と疾病予防の推進を目的としています。

■プロジェクト概要

 本プロジェクトでは、当社のALPHAを用いて、フィリピンのAteneo de Manila Schoolにおいて、日本式体力テストおよび生活習慣アンケートを実施。児童生徒の運動データを収集・分析し、教育現場での活用を促進します。さらに、分析結果は東京学芸大学の鈴木直樹准教授と共同で研究を行い、現地教員との共有・フィードバックを通じて教育効果の最大化を図ります。

■今後の展開

 本プロジェクトの成果は、当社がASEAN各国で同様の事業を進める上で有意義なものになると考えております。既に現地日本国大使館とのコネクションを有するインドネシア・マレーシアを中心に、ASEAN各国への横展開を目指してまいります。運動・生活習慣データを基にしたビッグデータ分析によって、各国の健康課題に即した教育施策を提案・展開していくことで、「運動データを価値あるものにする」という当社の理念を国際的に実現してまいります。

■『ALPHA』とは

 『ALPHA』はPC・タブレットなど端末を問わず体力テストを計測・集計・分析できるツールです。従来の体力テストは児童・生徒が紙に記録を記入し、教職員がExcelに転記するなどアナログな方法で実施されていました。『ALPHA』では一人一台のタブレット端末を活用することで、デジタルで簡単に測定・集計や分析が可能となります。

サービスページ: https://pestalozzi-tech.com/alpha/

サービス事例紹介動画: ALPHA導入事例

■本件に関する報道関係者からのお問合せ先

〒169-0051

東京都新宿区西早稲田 1-21-1 西早稲田ビルディング2階 202

Pestalozzi Technology株式会社 ALPHA事業部海外推進担当  藤原・水庫

TEL:03-6228-0493E-mail:info@pestalozzi-tech.com

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学校・大学スポーツ
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会社概要

Pestalozzi Technology株式会社

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URL
https://pestalozzi-tech.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
東京都新宿区西早稲田1-22-3 早稲田大学アントレプレナーシップセンター
電話番号
-
代表者名
井上 友綱
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2019年07月