【報道参考資料】南スーダン 内戦危機 戦闘に駆り出される子どもたち

ユニセフ 国際・国内法の順守を強く求める

© UNICEF South Sudan/2014/Porter 安全を求めて国連施設に避難している南スーダンの子どもたち。緊急状況下では、誘拐された子どもが兵士として戦場に駆り出されるなど、子どもたちが搾取や虐待の対象となる危険が高まります。 (写真はイメージです) © UNICEF South Sudan/2014/Porter 安全を求めて国連施設に避難している南スーダンの子どもたち。緊急状況下では、誘拐された子どもが兵士として戦場に駆り出されるなど、子どもたちが搾取や虐待の対象となる危険が高まります。 (写真はイメージです)


※本信は、ユニセフ本部からの情報を日本ユニセフ協会 広報室が翻訳・編集したものです
※原文は http://www.unicef.org/media/media_71783.html でご覧いただけます


【2014年1月17日 ジュバ】

ユニセフは、武力衝突が続く南スーダン共和国で、子どもたちが戦闘に駆り出されている
状況に、強い懸念を表明します。

国際法ならびに南スーダン共和国の国内法は、18歳未満の子どもを、公式/非公式にかかわらず、
軍隊の一員として戦闘行為に参加させることを禁じています。

ユニセフは、南スーダンの子どもたちが武力衝突に関与しているという、信頼のおける情報を
入手しています。戦闘に関与している子どもの正確な人数までは把握できていないものの、
ユニセフは武力衝突の当事者や関係者すべてに対し、子どもを戦力として利用しないこと、
利用を許容しないこと、そしてすべての子どもたちを即時に解放することを求めています。

「ユニセフはこの武力衝突に関わるすべての人々に、国際・国内法に定められた約束と義務を
確認するように求めます。子どもの武力衝突への関与を禁止する法律を順守しない者は、
責任を負わなければなりません」と、ユニセフ・南スーダン事務所のイヨルムン・
ウハア代表は訴えます。

国連安全保障理事会は南スーダンで武力衝突に巻き込まれている子どもたちの状況の
モニタリング・報告を行っており、ユニセフはその一端を担っています。現地へのアクセスや
安全面での課題があるものの、ユニセフはパートナー団体との協力の下、子どもの軍事徴用に
関する報告活動を継続しています。



■ 本件に関するお問い合わせ
日本ユニセフ協会 広報室
TEL:03-5789-2016  FAX : 03-5789-2036  Eメール:jcuinfo@unicef.or.jp
または
Doune Porter UNICEF South Sudan  Chief, Strategic Communication
dporter@unicef.org
James Elder UNICEF Eastern & Southern Africa Regional Chief of Communication
jelder@unicef.org
Sarah Crowe UNICEF Spokesperson and Senior Advisor  scrowe@unicef.org

■ユニセフについて
ユニセフ(UNICEF:国際連合児童基金)は、すべての子どもの権利と健やかな成長を促進
するために活動する国連機関です。現在190の国と地域※で、多くのパートナーと協力し、
その理念を様々な形で具体的な行動に移しています。特に、最も困難な立場にある子ども
たちへの支援に重点を置きながら、世界中のあらゆる場所で、すべての子どもたちのために
活動しています。(www.unicef.org)

※ユニセフ国内委員会(ユニセフ協会)が活動する36の国と地域を含みます
※ユニセフの活動資金は、すべて個人や企業・団体からの募金や各国政府からの
任意拠出金で支えられています

■日本ユニセフ協会について
公益財団法人 日本ユニセフ協会は、先進工業国36の国と地域にあるユニセフ国内委員会の
ひとつで、日本国内において民間として唯一ユニセフを代表する組織として、ユニセフ活動
の広報、募金活動、政策提言(アドボカシー)を担っています。 (www.unicef.or.jp)

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会社概要

URL
http://www.unicef.or.jp
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都港区高輪4-6-12 ユニセフハウス
電話番号
03-5789-2016
代表者名
赤松良子
上場
未上場
資本金
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設立
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