【ユカリア】株式会社ミツカリの一部株式取得に関するお知らせ
株式会社ユカリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三沢 英生、以下「ユカリア」)は、株式会社ミツカリ(本社:東京都渋谷区、代表取締役:表 孝憲、以下「ミツカリ」)の一部株式を既存株主より取得することを2025年1月8日の臨時取締役会において決議いたしましたのでお知らせします。
ユカリアグループの株式会社クラーチ(本社:東京都千代田区、代表取締役:鮫島 智啓)は、新卒採用選考や全社員向け性格診断の実施に際し、これまでミツカリの提供するサービスを利用することで、適切な人材配置とチームビルディングを模索してきました。ユカリアは、本株式取得を契機としてミツカリとの連携をより一層強化し、医療・介護の質の向上に努めてまいります。
1.株式取得の背景
日本社会は高齢化の進展に伴い、医療・介護従事者の負担増、離職率の高さ、現場の人材不足といった課題が深刻化しています。
ユカリアは「ヘルスケアの産業化」というビジョン、「変革を通じて医療・介護のあるべき姿を実現する」というミッションを掲げており、各事業の展開を通じ、「病院・介護施設の経営の安定化」「医療/介護従事者の働きがいや所得の向上」「患者・要介護者のウェルビーイング」という「三方良し」の実現を目指しています。その中で、こうした状況を踏まえ、医療・介護従事者の採用コストの上昇、採用競争力の低下、早期退職など、医療機関や介護施設が抱える人事課題の解決に向け、「人事制度策定」「人材採用」に係るソリューションを提供してまいりました。また、M&A形式のロールアップ戦略に加え、マイノリティ出資と併せた資本業務提携形式のロールアップ戦略も積極的に実行することで、多角的なアプローチによるシェア拡大を図る方針を掲げております。
2.今後の業務提携の内容等
(1)業務提携の内容
ミツカリは、採用・配置・マネジメントに活用できる「適性検査」と「エンゲージメントサーベイ」の提供を通じ、一人ひとりの性格や人物像を明らかにすることで、企業や配属先、業務内容とのミスマッチ防止に貢献しています。
株式取得後、ユカリアは、ミツカリとの間で1月中を目途に業務提携契約の締結を予定しております。それにより、ユカリアはミツカリの「適性検査サービス」を活用することで、提携医療法人及びコンサルティングサービスを提供している医療機関で働く看護師、グループ会社である株式会社クラーチが運営する介護施設の介護士の採用や配置の最適化を目指します。また、両社が有する知見・ネットワークを掛け合わせることで、「人事制度策定」「人材採用」に係るソリューションをさらに拡充し、看護師をはじめとする病院関係者や介護士が働きやすく、また働きがいを感じられる職場環境の実現、医療・介護サービスの質の向上に寄与することを目指します。
【主な取り組み】
1.採用の精度向上
ユカリアは、ミツカリが提供する「適性検査」を導入することで、看護師をはじめとする病院関係者や介護士の求人に対する応募者の性格や価値観を可視化し、組織との相性を科学的に分析。これにより、採用のミスマッチを防ぎ、離職率の低減を目指します。
2.適切な人材配置とチームビルディング
「適性検査」により明らかになった看護師をはじめとする病院関係者や介護士の特性に基づき、最適な部署やチームに配置。また、職場内のコミュニケーションを円滑化し、業務効率の向上に寄与します。
3.現場での働きがい向上
ユカリアが持つ医療・介護の現場の知見と、「適性検査」や「エンゲージメントサーベイ」の結果を活用することで、看護師や介護士に対してメンタルヘルスサポートやキャリア支援を提供。働く人々の満足度向上を図ります。
4.医療・介護の質の向上
病院や介護施設で働く人々の環境を改善することで、患者・要介護者への質の高いサービス提供へと繋げることを目指します。
(2)ユカリアの概要
(3)ミツカリの概要
(4)株式取得の内容: ユカリアがミツカリの普通株式15,055株を株式譲渡にて引き受け、発行済み株式総数の9.20%を取得いたします。
3.日 程
4.今後の見通し
本件が2025年12月期の連結業績に与える影響は軽微であり、本件に起因する業績予想の修正はございません。
以 上
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