ifia JAPAN2023/HFE JAPAN2023のオートファジーコンソーシアムセミナーで腸内代謝物「ウロリチンA」の最新研究を紹介
■ウロリチンAとは
ウロリチンAは、ザクロやベリー類、ナッツ類などに含まれるエラグ酸が腸内細菌の働きで代謝され生成する腸内代謝物で、2016年にオートファジーの1種であるマイトファジー促進作用が学術誌Nature Medicineに報告され、注目を集めている機能性成分です。
当社では、初めてザクロ果皮抽出物から発酵法を用いて生産することに成功し、2021年5月にウロリッチ®を上市しました。また、オートファジーをメカニズムとした機能として、肌、骨、血管への効果、抗肥満、抗アレルギー効果などのエビデンス取得を、社内および大学との共同研究により行ってまいりました。
本セミナーでは、今話題のゴースト血管に対する改善効果など、最新の研究成果も合わせて、ウロリチンAの機能性をご紹介します。
*オートファジー:細胞の自浄作用のことで、古くなった細胞内組織を自身で回収して分解すること。細胞の恒常性を保ち、新陳代謝を促します。
*マイトファジー:機能不全になったミトコンドリアを選択的に分解、除去するシステムのこと。
*ゴースト血管:血管のほとんどを占める毛細血管がさまざまな要因によって老化し、その働きが衰え、血流が滞って減少することで、最終的には消えてなくなってしまう血管のこと。
■「オートファジーコンソーシアムセミナー2023」について
・開催概要:ifia JAPAN2023/HFE JAPAN2023内の主催者企画セミナーでの発表
・会 場:東京ビッグサイト 南1・2ホールおよび会議棟
・開催日:5月17日(水)13:30~17:00 (会議棟6F 607)
・主催:一般社団法人日本オートファジーコンソーシアム
・料金:1,000円(事前登録制)
・申込:ifia JAPAN2023/HFE JAPAN2023公式サイト内セミナページ
https://www.ifiajapan.com/visitor/seminner_room
セミナー内容:
・オートファジー:健康長寿社会の実現に向けて
(大阪大学大学院 生命機能研究科 医学系研究科 教授 大阪大学栄誉教授 吉森 保 氏)
・食品科学の観点からのオートファジー研究の現状とその成果を活用した大学発ベンチャー創出の試み
(早稲田大学人間科学学術院 教授 原 太一 氏)
・「オートファジーのある暮らし」を実現するために
(UHA味覚糖株式会社 バイオ開発ディビジョン 執行役員 松川 泰治 氏)
・オートファジー製品に対する表示ガイドライン活動について
(小林製薬株式会社 中央研究所 基礎研究部 部長 矢野 博子 氏)
・オートファジーを誘導する食品素材ウロリチンAの最新研究
(株式会社ダイセル ヘルスケアSBU 事業推進室事業戦略グループ マネージャー 卯川 裕一)
・オートファジー活性測定と食品事業での取り組みについて
(株式会社AutoPhagyGO 代表取締役社長 石堂 美和子 氏)
※ifia JAPAN2023/HFE JAPAN2023公式サイト:https://www.ifiajapan.com/
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