Carstay、売上高約4.7倍・単月黒字を達成し、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」で個人投資家を募集開始
~ 2025年5月期 売上高約2億円・通年黒字化を見込み、2029年の新規上場を目指す ~
キャンピングカーと車中泊スポットのシェアリング・サービス、車両製造、改装支援など国内最大級のバンライフのプラットフォーム事業を展開するCarstay(カーステイ)株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:宮下晃樹(みやした こうき))は株式会社FUNDINNO(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:柴原祐喜(しばはらゆうき))の株式投資型クラウドファンディングサービスの「FUNDINNO」を介して、個人投資家やCarstayのサービス利用者を将来の株主に迎え入れる「コミュニティラウンド」による、2回目の資金調達を開始します。
2025年5月期では通年の黒字化を見込み、2029年には新規上場を目指し、キャンピングカーと車中泊スポットのシェアサービス、キャンピングカーの製造事業を加速させるとともに、キャンピングカーだけでなく、より幅広い層に支持される普通車とアウトドアを掛け合わせたカーシェアも開始、車を利活用したさらなる“カーライフ”の価値創出を図ります 。「FUNDINNO」による募集期間は2024年12月26日(木)19時30分から2025年1月17日(金)23時59分までで、調達額は3,000万円を目指します。
・投資家募集に関する詳細ページ:https://fundinno.com/projects/611
Carstayの主力事業であるキャンピングカーのカーシェアは、堅調に拡大を続けており、2024年5月期(2023年6月1日~2024年5月31日)の売上高は、前年期比472%増の8,600万円に達し、2月には創業以来初の単月黒字化も達成しました。カーシェアと、遊休地を車中泊スポット化するスペースシェア登録者と、利用者/ゲスト会員数は、143%増の約5万人になりました。
2025年5月期の売上高を過去最高の1億9,500万円、会員数約7万人を目指し、通年での黒字化を見込み、新規上場を目指す2029年までに売上高約43億円、会員数約38万人を目指します。
今回の資金調達では、個人投資家の他に、Carstayのサービス利用者も、将来の株主として迎え入れる「コミュニティラウンド」と位置付け、動くことが“可”能な“動産”「可動産」を基盤にした未来のライフスタイルを共に広げ、豊かなモビリティ社会を描き、新市場を共に切り拓いていく、新たなパートナー募集として考えています。今回、新株予約権を発行し、将来、新規上場など、一定の条件を満たすことで、Carstay株式の交付が受けられる可能性があります。
・FUNDINNO投資家登録:https://fundinno.com/users/sign_up?invite_token=ckjhw8r3zg
オンライン説明会は以下日時で実施します。代表宮下による本募集の説明と質疑応答の時間を設けます。
◆ 第1回: 2024年12月21日(土)11:00〜12:00
◆ 第2回: 2024年12月23日(月)18:00〜19:00
◆ 第3回: 2024年12月26日(木)20:00〜21:00
◆ 第4回: 2025年1月7日(火)20:00〜21:00
◆ 第5回: 2025年1月9日(木)20:00〜21:00
◆ 第6回: 2025年1月11日(土)11:00〜12:00
◆ 第7回: 2025年1月14日(火)20:00〜21:00
・オンライン説明会申込フォーム:https://share.hsforms.com/14_QiOqexS0-Jv-xlnrjRQQ3jx43
Carstayは今回の資金調達により、独自開発したキャンピングカー「SAny.VAN(サニーバン)」の量産の本格化、海外市場と、自動運転含めた次世代モビリティ市場への参入計画を進めます。
Carstayの成長戦略について
Carstayはキャンピングカーのカーシェアで、国内外の顧客による長期利用の増加と客単価の上昇で収益基盤を強化、さらに、Carstayのキャンピングカー製造拠点「Mobi Lab.(モビラボ)」では、キャンピングカーの改装支援、国内初のEVキャンピングカーに加えて、量産可能で約1カ月で短期納車が可能なキャンピングカー「SAny.VAN」を開発。2024年12月には、大人1人以上が宿泊できるテントの貸出しが可能な普通車「アウトドアカー」のカーシェアも開始し、現時点で新たに50台以上が登録、計150台以上の仮登録を獲得、より幅広い利用者層の需要に対応可能なより強固な基盤を確立しています。
また、「令和6年能登半島地震」では、累計30台以上のキャンピングカーを「動くホテル」としてNPOや復興事業者などに提供するなど、社会的価値の創出にも貢献しています。
現在、訪日観光客数はコロナ禍前の水準を超え、今後さらに伸びていくと見込んでいますが、従来の発展した主要観光地巡りから、昔ながらの“日本らしさ”の伝統が残る地方の“田舎”への旅行やそこでの体験など、より地域に密着した観光に転換。しかし、人口減少、後継者不足、災害などにより宿泊施設が減少、二次交通が不足するなど、地方では観光収益が十分に得られていない傾向です。Carstayは自治体とも連携を強化するとともに、観光客に向けて「移動」と「滞在」を一体化できるキャンピングカーを、観光地には遊休地の車中泊スポットとしての利活用を提案することで、地方経済のさらなる活性化を図ります。このような新しい“カーライフ”のスタイル/モビリティの利活用の提案は、観光市場の成長と、社会/地域課題の解決を同時に実現するビジネスモデルとなります。
国内のキャンピングカー市場は、2022年から2023年の間で約38%の成長を遂げ、2023年には約1,054億円規模に達しました。累計保有台数も約15.5万台と過去最高を記録し※1、需要の高まりから新車の納期が2~3年待ちとなる場合が多くみられます。
また、2024年の海外のキャンピングカー市場※2は約496億米ドル規模に達しており、EVも後押しして年平均成長率 約4.2%で成長を続け、2032年には約692億米ドルまで成長すると見込まれています。特にアジア市場では、日本製の高品質かつコンパクトなキャンピングカーが高く評価され、さらなる成長余地が期待されています※3。
国内ではコロナ禍以降、旅行スタイルが変化し、地方の景勝地や祭りへの参加など、地域密着型の観光への関心が高まっています。この変化にともない、キャンピングカーの需要が拡大しています。
また、訪日観光客数はコロナ禍前の水準を超え、政府の観光振興策により5兆円以上の経済効果が見込まれています※4。特に、富士五湖周辺など英語対応が整ったキャンプ場での滞在需要が増加、Carstayの利用者でも富士山周辺の整備されたキャンプ場や車中泊スポットの利用が多くなってきています。
さらに、SNSの普及による情報発信力の向上や、キャンピングカーの多様化、防災意識の向上など多面的な要因により、キャンピングカー市場が注目されています。この動向は市場のさらなる拡大を後押しし、Carstayの成長基盤を一層強化すると考えています。
Carstayは創業以来、車を通じた旅や暮らしにより、“人生を豊かにする”ことを目的として荷台スペースが広い箱型の車“バン”を家やオフィス空間として作り変え、車を働く・遊ぶ/旅行・暮らしの拠点とする新たなライフスタイル「バンライフ」をベースした企業ミッションを掲げており、「動くX」としてのキャンピングカーの新たな価値と可能性を最大限に引き出し、移動と滞在の新しい形を提案しています。さらに、自動車/キャンピングカーが「動くホテル」「動く宿泊施設」などの従来の旅行スタイルとする車の利活用から、「可動産」「動く家」「動く部屋」など様々なモビリティ空間として利活用できる未来が到来することを見据えて、車による持続可能なビジネスモデルを展開しています。
将来的には、完全自動運転車両を活用した「動くホテル」「動くリビング」としての新たなモビリティ体験を提案し、移動空間を一層快適で多機能な価値へと高めることで、次世代のモビリティ市場でのポジション獲得を狙います。
Carstayでは今後も引き続き、キャンピングカー業界で新たな変革を起こし、暮らしをさらに豊かにすることを想定した新たな「可動産」「キャンピングカー」の車両開発とプラットフォームの整備を進め、「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションの実現を目指します。
なお、Carstayは現在、1回目の「FUNDINNO」での約2,800万円を含め、累計約4億2千万円の資金を調達しています。
支援者からの応援コメント
【 株主:ライフタイムベンチャーズ 代表パートナー 木村 亮介氏 】
停滞する国内自動車販売市場の中で、キャンピングカー市場は際立つ高成長を遂げています。Carstayは、独自のユーザーコミュニティと世界観を基盤に、キャンピングカーを活用した新たな顧客体験と流通活性化を実現しています。「モノ」から「コト」への消費変化に応える形で、観光業界の人手不足や資源活用の課題を解決する革新的な「可動産」ソリューションを提供しています。創業から共に歩んできた株主として、Carstayのミッション「Stay Anywhere, Anytime」実現への皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
【 株主:株式会社サイバーエージェント・キャピタル 取締役 パートナー 北尾 崇氏 】
Carstayの最大の魅力は、成長続くキャンピングカー市場の中で、国内最大規模のシェアリングプラットフォームであり、かつ、自社でも製造まで手掛けるという、この市場におけるビジネスモデルの柱を多く持っている部分です。市場が伸びゆく中で、この優れたポジショニングを取れているため、今後市場の成長が続けば続くほど、楽しみな展開が待っていると感じています。また長期では、MaaS産業の発展に伴い、車内生活スタイルの激変が想定される未来において重要なポジションを担うと考えています。代表の宮下さんの、国内外、多様なライフスタイルの経験で培った柔軟性と、知的かつアグレッシブな人柄による巻き込み力で、日本が世界に誇る自動車産業の未来を切り拓いてくれると期待しています。
【 株主:損害保険ジャパン株式会社 】
Carstayは、少子高齢化やインバウンド需要の増加、公共交通機関の縮小やリモートワークの普及など、変化する社会に対応した新たなコミュニティハブとして各種課題にアプローチできる重要なビジネスモデルを展開されています。特に、地方部における二次交通の課題解決に向けた持続可能な交通手段の確保が求められる中、車の所有や利用という観点から幅広いユーザー層に訴求できるプラットフォームを提供されている点は、Carstayの大きな強みであると感じています。弊社は「人々のくらしや幸せをお守りする」ことを使命として、事業運営を進めてまいりました。人生100年時代を迎えた今、当社は新しい挑戦をされる個人や企業をリスクから守ることを信念とし、観光産業や交通課題の解決に向けて邁進されるCarstayの挑戦を心より応援いたします。
【 株主:栖峰投資ワークス株式会社 Principal 川村 邦光氏 】
多様化するライフスタイルの変化の中で、車中泊・バンライフというカルチャーも少しずつ社会に浸透してきているように思います。日々の生活を彩るひとときとしての車中泊・バンライフは今後さらに広がりを見せてくるのではないかと考えています。そのようなカルチャー醸成の先導役としてCarstayは、キャンピングカーのシェアリング・サービスとキャンピングカー製造販売などユニークな視点でソリューションを提供しています。国内ユーザーのみならずインバウンド観光客もターゲットに置いた同社の戦略は、トラベル領域にも及んでいます。今後、MaaSへの本格進出も視野に入れている当社の構想は、トラベル×アウトドアという広いマーケットにおいてMaaSによる課題解決という独自のポジショニングでさらに成長を加速させていくものと考えています。同社の提案する新しいライフスタイルのあり方にぜひ共感いただき、熱いご支援をいただけることを心よりお待ちしております。
【 株主:W株式会社 代表パートナー 新 和博氏 】
私たちW fundは、「よろこび、ふやそう。」というミッションのもと、社会に新しい感動や興奮をもたらす事業を応援しています。Carstayが提案する自由で心躍る体験は、まさにそのミッションと共鳴するものであり、多くの人々に「旅」の新しい形を届ける可能性を秘めています。アウトドアブームが続く中で、自然との触れ合いや生の体験を求める声はますます高まっています。Carstayが提供するサービスは、決められた枠にとらわれない自由な旅を実現し、多様な価値観に寄り添うだけでなく、新たな価値を創り出す力があります。このクラウドファンディングを通じて、Carstayの挑戦を皆さまと一緒に盛り上げ、より多くの人々に喜びの選択肢を届けられることを楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします。
【 加入団体:一般社団法人シェアリングエコノミー協会 代表理事 石山 アンジュ氏 】
2024年11月1日には、二地域居住促進法が施行されました。2025年は地方への移動、滞在、暮らしへの支援制度の拡充が一気に進み「多拠点ライフ元年」となるでしょう。移動や移動中の時間を豊かにするバンライフや個人間カーシェアは一層ニーズが高まっていくと確信しています。Carstayは、都市と地方、地域と地域をつなぐ新たな架け橋であり、いくつもの「ふるさと」を持つ人々が増え、地域の魅力を再発見するきっかけを生み出しますものと期待しています。また、働き方や生き方が多様化する現代において、こうしたライフスタイルは新しい豊かさを提供し、個々の選択肢を広げ、日本の地域、そして社会全体を持続可能で豊かなものへと導いていくと期待しています。
【 Carstay会員:FUNDINNO投資家 キャンピングカーオーナー 中山 文治氏 】
Carstayにキャンピングカーオーナーとして登録をしています。これまで6社ほど「FUNDINNO」で投資を行ってきましたが、オーナーとしてお世話になっているCarstayが参加しないかと心待ちにしていました。ようやく日本でも「バンライフ」という言葉が浸透しつつありますが、まだまだ市民権を得られるところまでは来ていないと思います。誰もがキャンピングカーで自由に移動して、好きな場所で旅をし、美味しいものを食べ、時にはワーケーションとしても活用する。こんな自由な旅は素敵だと思いませんか?私もオーナーとして、これまで様々な人たちにキャンピングカーを貸し出してきました。おかげさまで「スーパーホルダー(一部の優良オーナーに与えられる称号)」という肩書までいただき、精進しております。Mobi Lab.でもキャンピングカーのメンテナンスやカスタムなどお世話になっています。日本はまだまだ発展途上です。Carstayを共に応援して、バンライフ・カーライフを広めていきましょう。自由な気ままな旅を、ぜひ皆様に。
・投資家募集に関する詳細ページ:https://fundinno.com/projects/611
・FUNDINNO投資家登録:https://fundinno.com/users/sign_up?invite_token=ckjhw8r3zg
・オンライン説明会申込フォーム:https://share.hsforms.com/14_QiOqexS0-Jv-xlnrjRQQ3jx43
※1 一般社団法人日本RV協会「日本RV協会 年次報告書2023」
※2 レクリエーショナル・ビークル:キャンピングカーを含むレジャー向け車両
※3 FORTUNE BUSINESS INSIGHTS
※4 国土交通省
■ Carstay株式会社について
Carstay株式会社は「誰もが好きな時に、好きな場所で、好きな人と過ごせる世界をつくる」というミッションを掲げ、キャンピングカーのレンタル・カーシェアと車中泊スポットのスペース・シェアリングサービス、車両製造など、国内最大級の新しい旅と暮らしのライフスタイル「バンライフ」事業を展開する「MaaS((マース)(Mobility as a Service(モビリティ・アズ・ア・サービス))」のスタートアップ企業です。2019年1月に車中泊スポットのスペースシェア、2020年6月にキャンピングカー、2024年12月にテントの貸出しが可能なアウトドアカーのカーシェア・サービスを開始。全国各地に車中泊スポットは約340箇所、キャンピングカーとアウトドア車両のカーシェアの登録車両は約540台です。2022年10月には、車をキャンピングカー仕様に改造するためのDIYスペース、キャンピングカーの製造・改造・修理などを手掛ける「MobiLab.(モビラボ)」事業も開始しました。(https://carstay.jp/)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像