―日本初!アイデア実現型 難民支援―11歳から26歳までの210件の応募の中から選ばれた国際教養大学・サセックス大学院学生らによる挑戦
【若い世代が難民問題に関心を寄せるきっかけとなったアイデア・コンペ】
世界には6,500万人の難民・避難民がおり、その数は第二次世界大戦以降で最多を記録しています。難民問題への関心が低いと言われる日本の若者にとって、その問題はあまりにも大きく複雑なものに映るかもしれません。しかしWVJは、「"何もかも"はできなくとも、"何か"はきっとできる」という設立当時から掲げる理念をもとに、このコンペを企画しました。アイデアを募集した1カ月半で、30都道府県の29歳以下の若者から210件の応募がありました。
【グランプリを受賞し、実現されることになったアイデアとは】
210件の中からグランプリを受賞したのは、「難民居住地で暮らす子どもたちが、民族や国籍などによる違いを乗り越えて仲良くなり、より平和な日々を送ってほしい!」という願いをキャラバン(トラック)に乗せて難民居住地内を走るというアイデア。
グランプリ受賞チームは、アフリカにおける「国連ユースボランティア」や難民支援NGO立ち上げ経験を持つ、国際教養大学4年生、サセックス大学の院生、社会人の4名。アフリカでの活動経験、日々の勉学、関心がアイデアの高い完成度に寄与し、審査員の満場一致によりグランプリ受賞が決定しました。
グランプリ受賞チームとともにアイデア実現に挑んでいるのは、国際基督教大学や東京大学大学院の学生6名。計10名が、「アイデア実現部隊」として、経験、専門スキル、知識や知恵を持ち寄って日本初のアイデア実現型難民支援に挑んでいます。
【アイデア実現部隊より一言】
「日本人が難民居住地の子どもたちと遊んできました」という意味のないプロジェクトにはしたくありません。
“楽しい” 先に ”平和” を意識するキッカケになりたい。
この「遊び」を通したプロジェクトが、ビディビディで平和を願って活動している【PEACEクラブ】と他の子どもたちをつなげ、1人でも多くの子どもが平和について考え、私たちが去ったあとも、より多くの子どもたちが主体的に平和をつくる活動に参加するきっかけになると信じています。
「わたし」と「難民」は同じ人間であることを意識すれば、物理的距離や心理的距離は縮まり、彼らとともに「平和な世界を実現していきたい」と、思えるようになるはずです。
そしてその思いや願いを行動に移した時に、「わたし」と「難民」がひとつになる、のではないでしょうか。
私たちの志と一緒にみなさまの気持ちをキャラバンに乗せて、子どもたちのもとへ届けたいと思っています。
【アイデア実現までの今後のスケジュール】
■2018年10月15日(月)~12月20日(木):アイデア実現に必要な資金およびアイデア実現部隊の旅費の一部をクラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/95737
■2019年1月4日(金)~1月13日(日):ウガンダにあるビディビディ難民居住地へ渡航、アイデア実現
■毎週火曜日19:00-21:00 定期ミーティング(オンラインの場合もあり)
若者が真剣に「難民問題」や「平和」について考え、議論する様子を取材していただけます。
※実現に向けた企画・準備は、WVJ緊急人道支援課南スーダン担当者、WVJビディビディ駐在スタッフ、現地WV事務所スタッフと密に相談しながら進めています。
【お願い:ご取材いただきたい内容】
① クラウドファンディングの告知協力をお願いします。
② アイデア実現に向けて奮闘している大学生の定期ミーティングの取材(毎週火曜日19:00-21:00)
③ 2019年1月、ウガンダのビディビディ難民居住地にお越しいただけるようであればぜひお願いします。
(渡航費等、詳細については担当堂道までお問い合わせください)
■ワールド・ビジョン・ジャパンとは
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等のために困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。詳しくは www.worldvision.jp へ。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- イベント
- ビジネスカテゴリ
- 財団法人・社団法人・宗教法人国際情報・国際サービス
- ダウンロード