ウエスタンデジタル、企業向けに 業界最先端のNVMe PCIe SSDパフォーマンスを提供
アプリケーション高速化技術と高い信頼性のNANDメモリーを搭載した新しいHGST Ultrastar® SN200シリーズ を8月より日本で出荷開始
データストレージ技術とソリューションを提供するグローバルリーダーであるウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ:WDC、以下ウエスタンデジタル)は本日、NVM Express(NVMe)に準拠したPCI Express接続型ソリッドステートドライブ(SSD)の「HGST Ultrastar® SN200」シリーズ、および12ギガビット(Gb)/秒SAS接続型SSDの「HGST Ultrastar SS200」を8月より日本で出荷開始することを発表しました。Ultrastar SN200シリーズは、アプリケーション高速化技術と四日市工場で生産される高い信頼性のNANDフラッシュメモリーとの組み合わせにより、前の世代の製品と比較して2倍以上となる最大120万 IOPSのランダム読み取り性能を実現するとともに、800ギガバイト(GB)から最大7.68テラバイト(TB)の幅広い容量を揃えることでユーザー要件に柔軟に対応します。※1
これらの新製品は、急激に増加するデータ需要とエンタープライズクラスの厳しい要望に対応し、データセンター、クラウドサービスプロバイダーおよびエンドユーザー企業の総所有コスト(TCO)の抑制を可能にします。Ultrastar SN200シリーズは、仮想化基盤、データベース、およびプライベートおよびハイブリッドクラウド環境などのデータ集約型アプリケーションやワークロードの高速化に最適な製品です。最大120万 IOPSのランダム読み取り性能と最大58万 IOPSの読み書き混合(70%/30%)性能は、ビジネスクリティカルな高負荷のOLTPアプリケーションやデータウェアハウスの要件を満たすとともに、旧世代の製品の2倍の密度となる最大7.68TBの容量は、ドライブ数の低減やサーバー統合により、データセンターの貴重なラックスペースの有効活用や省電力化の推進を支援します。
高性能NVMe SSDであるHGST Ultrastar SN200シリーズは、PCIe Gen 3 およびNVMe 1.2 に対応し、PCIeアドインカード(AIC)のHGST Ultrastar SN260と2.5インチスモールフォームファクター(SFF)のHGST Ultrastar SN200の2つの製品で構成されます。また、SAS SSDのHGST Ultrastar SS200は、2.5インチSFFで提供されます。
本製品は、革新的なヘリウム充填技術採用のエンタープライズハードディスクドライブやNVMe、SAS、およびSATA SSDソリューションなどを含む、ウエスタンデジタルのHGSTブランドおよびサンディスクブランドの幅広いエンタープライズグレードのストレージソリューションに加わります。
HGST Ultrastar SN200シリーズおよびHGST Ultrastar SS200に関する詳細は、https://www.hgst.com/ja/products/solid-state-solutionsをご覧ください。
また、2017月8月23日および9月13日にキヤノンマーケティングジャパン株式会社と共催する「WesternDigitalフラッシュストレージセミナー」にて、今回の新製品を詳しく紹介します。セミナーの詳細および申し込みは、セミナー紹介サイト(https://forum1.canon.jp/public/seminar/view/842)をご覧ください。
●提供時期
HGST Ultrastar SN200シリーズおよびHGST Ultrastar SS200は、2017年8月よりHGSTブランド法人向け製品の販売代理店を通じて提供されます。
●HGST Ultrastar SN200シリーズの主な特長
- アプリケーション高速化のためのPCIe SSD
- 高性能なPCIe Gen 3 およびNVMe 1.2 に対応
- 2.5 インチSFF ドライブおよびHH-HL AICのフォームファクター
- 800GBから7.68TB までの容量モデル
- 一貫して非常に短いレイテンシー
- 2.5 インチ ドライブでのデュアル ポート(2x2)サポート
- 優れたエンタープライズ クラスの信頼性
●HGST Ultrastar SS200の主な特長
- エンタープライズクラスの12Gb/秒SAS SSD(6Gb/秒SAS との下位互換性あり)
- 2.5 インチSFF のフォームファクター
- 400GB から 7.68TBまでの容量モデル
- 最大読み出しスループット1,800MB/ 秒
- ランダム読み出しで最大250,000 4KiB IOPS
- シーケンシャル書き込みで最大1,000MB/ 秒
- Instant Secure Erase(ISE)および自己暗号化ディスク(SED)オプション
■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタル(NASDAQ:WDC)は、データを作成、活用、体験、保存するためのストレージ技術やソリューションを提供する業界リーダーであり、お客様志向のイノベーションを取り入れた、高効率で柔軟性が高く、高速、高品質で魅力的なストレージソリューションを幅広く提供することによって、変化を続ける市場ニーズに対応しています。ウエスタンデジタルの製品は、HGST、サンディスク、およびWDのブランドでOEMや代理店、リセラー、クラウドインフラストラクチャ・プロバイダーに提供され、一般消費者向けにも販売されています。財務情報や投資家向け情報は、当社Investor Relationsサイト(investor.wdc.com)をご覧ください。
※1 社内テストの結果または予測に基づく数値です。採用するシステム、構成、広い範囲のシステム アーキテクチャに応じて、結果や性能は異なる可能性があります。
※2 ストレージ容量において、1MB は100 万バイト、1GB は10 億バイト、1TB は1,000GB(1 兆バイト)を表します。アクセス可能な容量は、ハード ドライブのフォーマットやパーティション、オペレーティング システム、その他の要因により、記載されている容量とは異なります。
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