ワンダーファイ、ウズベキスタンへの「シンクシンク」提供に向けデジタル・ナレッジと提携
思考力を育む知育アプリ「Think!Think!(シンクシンク)」を提供するワンダーファイ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:川島慶)は、株式会社デジタル・ナレッジ(本社:東京都台東区、代表取締役社長:はが弘明)と正式契約を締結し、「スクール版シンクシンク」のウズベキスタン展開を見据えた取り組みを開始したことをお知らせします。
◼︎提携の背景
「シンクシンク」は、思考力が育つ上で土台となる5分野(空間認識・平面認識・試行錯誤・論理・数的処理)を、楽しみながら学べるアプリとして、世界150ヶ国で300万人以上に愛されています。
デジタル・ナレッジは、JICAをはじめとする国際プロジェクトにおいて豊富な実績を持ち、ウズベキスタンでは大学の設立や教育インフラの構築を通じて、現地の教育環境を支援してきました。また、ウズベキスタンは2023年の実質GDP成長率が前年比6.0%増(※1)と急成長を遂げており、2024年時点での合計特殊出生率が2.76(日本の1.2の約2倍、※2)と高い水準にあります。特に若年層の人口が多く、教育への関心が高まっています。
こうした背景のもと、デジタル・ナレッジは2024年5月より、日本の教育ノウハウを海外に展開する取り組みの一環として、ウズベキスタンの小学生を対象に「スクール版シンクシンク」を試験導入してきました。現地の教育ニーズに応じた効果検証を経て、このたびワンダーファイはデジタル・ナレッジと正式に契約を締結し、「スクール版シンクシンク」のウズベキスタン全土への展開を見据えて協働してまいります。
(※1)2024年1月19日ウズベキスタン大統領府付属統計庁発表
(※2)Total fertility rate Comparison|The World
◼︎「スクール版シンクシンク」について
「スクール版シンクシンク」は、知育アプリ「シンクシンク」を教育現場向けにカスタマイズした教材です。
<スクール版シンクシンクの特長>
-
自由選択可能な問題種類とレベル設定
-
プレイ回数制限なし
-
教室ごとの進捗を管理できるダッシュボード機能
各教室に応じてカスタマイズ可能で汎用性が高いため、各教育現場のニーズに応じた最適な活用が可能です。
詳細はこちら:https://think.wonderfy.inc/school/
◼︎実証実験の反響
2024年5月から7月の3か月間にわたり、「スクール版シンクシンク」を用いた授業をウズベキスタン(タシケント)の子ども向け算数教室で導入しました。
現地の教育現場で『スクール版シンクシンク』が効果的に活用され、子どもたちが楽しみながら学びに取り組む姿が確認されました。また、教育関係者からは、長期的な導入によるさらなる効果への期待も寄せられています。
<実施概要>
実施国:ウズベキスタン(タシケント)
実施時期:2024年5月~7月(約3か月間)
実施場所:子ども向け算数教室(デジタル・ナレッジの子会社)
実施概要:授業の開始直後及び終了直前に知育アプリ「スクール版シンクシンク」を活用
◼︎株式会社デジタル・ナレッジ担当者コメント
ICT教材グローバル推進事業部 事業部長
高橋直樹氏
デジタル・ナレッジでは、国内教育産業の海外進出を支援する取り組みを進めています。その一環として、2017年に『EdTech特別部門賞』を受賞した『Think!Think!(シンクシンク)』がカンボジアで活用されていることを知り、他国展開の可能性を検討しました。
『シンクシンク』は、日本発の教育コンテンツとしての特色を持ちながら、ローカライズの際に障壁が少なく、現地でそのまま活用できる点が大きな強みです。さらに、その特長は世界中で普遍的に受け入れられる可能性があると考え、当社子会社が運営するウズベキスタンの学習塾『JDU KIDS』で実証実験を行いました。
実験の結果、ウズベキスタンでも問題なく活用できることが確認され、参加した教師からは『生徒の学習意欲が向上し、楽しそうに取り組んでいる』との声が寄せられました。保護者や子どもたちからも高い評価をいただいております。
この成果を受け、まずはウズベキスタンやキルギスを含む中央アジアでの展開を決定しました。
◼︎株式会社デジタル・ナレッジについて
株式会社デジタル・ナレッジは、1995年の創業以来、「知識(ナレッジ)」を効率的かつ効果的に受講者へ届けることを目指し、日本初のeラーニング専門ソリューション企業として活動しています。これまでに2000を超えるeラーニングシステムを構築し、企業研修、塾・スクール、高等教育機関など幅広い分野で導入されています。
教育現場のニーズに応えながら、「学びの架け橋」として受講者と教育機関をつなぎ、最先端の教育テクノロジーの開発や新たな学びの環境づくりに取り組んでいます。
設立:1995年12月20日
代表者:代表取締役社長 はが 弘明/代表取締役COO 吉田 自由児
所在地:〒110-0005 東京都台東区上野5丁目3番4号 eラーニング・ラボ 秋葉原
URL:https://www.digital-knowledge.co.jp/
TEL:03-5846-2131(代表) 050-3628-9240(導入ご相談窓口:担当 古藤)
■思考力が育つ知育アプリ「シンクシンク」について
「シンクシンク」は、ワンダーファイが掲げるミッション「世界中の子どもが本来持っている知的なわくわくを引き出す」に基づき作られた知育アプリです。
思考力が育つ上で土台となる5分野(空間認識・平面認識・試行錯誤・論理・数的処理)を、楽しみながら学べるアプリとして、2016年より各アプリストアで配信をスタートし、2024年4月で累計ユーザー数300万人を突破いたしました。
Googleによるアプリアワードの受賞、キッズデザイン賞の受賞など、国内外で高い評価を受けており、言語の壁を超え世界150ヶ国の子どもたちに愛されています。
「考えることが、好きになる。」総合的なブランドとして、学習塾での対面授業、小学校や幼保育園・学習塾で利用できるスクール版アプリ、書籍、シールブック、商業施設での大型タッチモニター、屋内外でのリアルイベントなど、さまざまな形態のサービスを展開しています。
「シンクシンク」 公式HP:https://think.wonderfy.inc/
〜選ばれる理由は、「学力・IQ」や「非認知能力」への確かな効果〜
2018年・2022年にカンボジアで行った実証実験の結果、シンクシンクは算数の学力やIQなどの認知能力、学習意欲や自尊感情などの非認知能力を向上させる効果があることが実証されました。
実証実験の詳細については、下記の記事をご覧ください。
https://wethink.wonderlabedu.com/2024/05/31/2024-05-31-wf20240531/
■ワンダーファイ株式会社について
ワンダーファイは、世界中の子どもから「知的なわくわく」を引き出すための教材やコンテンツを開発・運営する会社です。STEAM教育の新しい通信教材「ワンダーボックス」 や、150ヶ国300万人の子どもが楽しむ思考力が育つアプリ「シンクシンク」を運営しています。国際的な算数大会の問題などを多数制作・監修している、STEAM/STEM教材・思考力教材のパイオニアです。
2018年11月には、世界最大の教育ベンチャーのコンペ「Global EdTech Startups Awards (GESA)」の日本予選にて最優秀賞を受賞(*1)。また、SXSW EDUなど、世界的な教育フォーラムに日本代表として出展、登壇などを行ってきた実績があります。
2020年2月、STEAM教育領域の新しい通信教育「ワンダーボックス」を発表しました(*2)。
2022年12月14日に、社名をワンダーラボから「ワンダーファイ株式会社」に変更しました(*3)。
ワンダーファイ株式会社 公式HP:https://wonderfy.inc/
(*1) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000012970.html
(*2) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000043.000012970.html
(*3) https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000091.000012970.html
■報道関係者お問い合わせ
ワンダーファイ株式会社 広報チーム
メールアドレス: pr@wonderfy.inc
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像