森永製菓から異業種ベンチャー2社へ「レンタル移籍」。次世代を担う事業を推進する人材の育成を目指す

ローンディール

2025年4月28日 13時00分

株式会社ローンディール（東京都港区、代表取締役：原田未来）は、森永製菓株式会社（東京都港区芝浦、代表取締役社長 COO：森信也）に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く「レンタル移籍」を提供します。4月から1年間、2名がベンチャー企業での業務を開始しました。

森永製菓株式会社では、次世代を担う事業の創出に向けて、事業推進力を備える人材の育成に取り組んでいます。その一環として、実証・事業化フェーズに対応できる人材を育成すべく、レンタル移籍が導入されました。今回の移籍者は、ベンチャー企業での実務経験を通じて、事業開発に必要なスキルやスピード感を養うことが期待されています。

また森永製菓ではレンタル移籍の導入に先立って、2025年1月より、業務時間の20％程度を活用したベンチャー企業への社外兼務型越境プロジェクト「side project」も導入されています。今回の移籍者のうち1名は、本プログラムへの参加を経て、レンタル移籍にも挑戦。フルタイムで長期間、異なる環境に飛び込むことで、主体性を持って行動し、事業推進力が強化されることをねらいます。

ご担当者のコメントと移籍先について

■導入ご担当者：

森永製菓株式会社新規事業開発部　副部長　澤田佳佑様

「当社は成長し続ける永続企業を目指して、探索・研究領域では新たな事業創造に取り組んでいます。イノベーションは異分野との融合が必要であり、価値観の異なる人々を巻き込むことができるかが大事だと考えます。座学ではなく、実践の場で自らの頭で考えて行動し、意思決定の場数を踏むことを期待しています。帰任後は学んだ経験を活かし、事業創造の加速に尽力してもらいたいと考えています。」

■レンタル移籍者と移籍先

・お1人目：

移籍先：株式会社オマツリジャパン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：加藤優子）

2025年4月から1年間、全国の伝統文化や祭りのサポートを行う同社にて業務を開始しました。民間企業と祭りを繋げる広告協賛・イベントコーディネート案件推進など、事業開発に取り組みます。

・お2人目：
移籍先：トモイク株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役竹村由賀子）

2025年4月から1年間、24時間365日ともいく子育て相談サービスを提供する同社にて業務を開始しました。新規トモイクプラットフォームの事業開発やマーケティングなどに取り組みます。

今後も、ローンディールは「レンタル移籍」を通じて、大企業における人材育成や、イノベーションを創出できる個性・多様性を活かした組織作り、およびベンチャー企業の事業推進を支援してまいります。そして、一人でも多くの人が境界を超えてお互いに刺激を与えあい、挑戦が波紋のように広がっていく社会の実現に向けて取り組んでまいります。

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【参考】株式会社ローンディールについて

「越境」をコンセプトに、人材育成・イノベーション創出・キャリア自律等、企業の人事・組織課題に応じた複数のプログラムを展開しています。創業事業である「レンタル移籍」は2015年9月にサービスを開始し、2025年4月現在、導入企業は日産自動車・経済産業省・野村證券など大企業81社、362名となっています。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。そのほか、ミドルマネジメント向けのオンライン他流試合「outsight（アウトサイト）」、業務時間の「20%」を活用しキャリア自律を促進する「side project」、個人を対象にしたプロジェクト立ち上げ支援プログラム「4th place lab」などを展開。

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