30億頭の野生生物が被害を受けたオーストラリア森林火災からの回復のために『よみがえれ!コアラの森』寄付キャンペーンを開始
★オーストラリア東部の森はコアラなど多様な生物の生息地だが、2019~2020年の森林火災が特に激しかった。延焼面積の80%がオーストラリア東部に集中している
★WWFが今年1月に発表した報告書によると、オーストラリア東部は、世界の中でも森林破壊が激しく進行しているエリアのひとつであることが判明。気候変動による森林火災の激化や、農地開発などの影響が要因
★9月30日までに特設ページを通じて募ったご支援は、WWFオーストラリアの森の再生と保全プロジェクト、生物多様性の回復プロジェクトに充てられる
★WWFが今年1月に発表した報告書によると、オーストラリア東部は、世界の中でも森林破壊が激しく進行しているエリアのひとつであることが判明。気候変動による森林火災の激化や、農地開発などの影響が要因
★9月30日までに特設ページを通じて募ったご支援は、WWFオーストラリアの森の再生と保全プロジェクト、生物多様性の回復プロジェクトに充てられる
公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(東京都港区 会長:末吉竹二郎 以下、WWFジャパン)は、オーストラリア東部の森林保全のために『よみがえれ!コアラの森』寄付キャンペーンを開始しました。
※被害を受けた野生生物の数を、3億頭から30億頭に訂正しています。(2021年9月29日)
参照元:https://www.wwf.org.au/news/news/2020/3-billion-animals-impacted-by-australia-bushfire-crisis#gs.ci739o
オーストラリアには、コアラやカモノハシなどの固有種が多く生息しています。しかし、2019年9月から2020年2月にかけて起こった森林火災により、北海道の面積をゆうに超す11万km2以上が延焼。影響を受けた野生生物は、推定30億頭にものぼります。そして延焼面積の80%はオーストラリア東部の森に集中しています。
さらに、2021年1月、WWFは報告書『森林破壊の最前線』で、世界の中でも特に森林減少が激しく進行している24カ所を発表。先進国の中で唯一、このリストに入ったのがオーストラリア東部の森です。
そこでWWFオーストラリアは、野生生物と自然環境を対象にした5か年のプログラム『REGENERATE AUSTRALIA』を開始。このプログラムは、コアラの個体数を2倍にすることや、在来樹木の伐採防止や成長促進などによる森の再生、気候変動を食い止めるための再生可能エネルギーの推進などを含んでいます。WWFジャパンの『よみがえれ!コアラの森』寄付キャンペーンを通じてお寄せいただいたご支援は、『REGENERATE AUSTRALIA』の、森の再生と保全、そしてコアラを含めた生物多様性の回復のために使わせていただきます。
▼『よみがえれ!コアラの森』寄付キャンペーンへのご支援へのお礼として、5,000円以上で「WWFメモパッド」を、10,000円以上で「WWFメモパッド」と「コアラの木製しおり」をお送りいたします。(9月30日受付分まで)
■WWFメモパッド
サイズ:およそ縦7.5cm×横8cm、80枚
原材料:FSC認証紙日本製
■コアラの木製しおり
サイズ:およそ縦11.5cm×横4.3cm
原材料:FSC認証材(ヒノキ)日本製
WWFジャパンは、2020年1月から3月に、日本国内でのオーストラリア森林火災への支援意向の高まりを受け、日本の皆さまから寄せられた募金7,975万円をWWFオーストラリアへ緊急送金することで、オーストラリアの野生生物の保護や治療、被災した自然環境の回復を支援してきました。
WWFジャパンは、引き続き世界的にも保護価値の高い森林を守り、持続可能な利用を推進することで生物多様性保全の活動を進めてまいります。
特設ページ:『よみがえれ!コアラの森』オーストラリア東部の森林保全ご支援のお願い
https://www.wwf.or.jp/campaign/da/
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