AI・VR技術によるデジタルスポーツコンテンツ体験会を6月11日に開催(無料)
屋内のちょっとした空間も、ひとりで普段着のままできる新たなスポーツ体験の場に
子ども、お年寄りから海外トッププロまで使用できる、最新スポーツテックが集合
当日は、イングランド・プレミアリーグのVRオフィシャルパートナーで、同リーグの強豪チームがトレーニングに使う英国発の“REZZIL”(写真上)や、実在の投手とVR空間で対戦でき、国内プロ野球チームも使用する”V-BALLER”、また画面に合わせた動作データから最適なスポーツをAIが提案する”DigSports”(写真下)など、テクノロジーを活用したデジタルスポーツ機器5種を無料体験できます。部活動での導入が進むICT機器や、フィットネスから福祉まで利用用途が広がるAI姿勢・動作分析も含め、ウェアなどの持ち物は不要です。
小中学生の運動能力、全国最低水準が続く愛知県で、ICTから” 楽しい”を育む
スポーツ庁「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」(全国体力テスト)では、県内の小中学生の運動能力は全国最低水準が続いています。令和5年度の調査でも、体育の授業以外での1週間の総運動時間数は、県内小中学生・男女のいずれも全国平均より低い傾向です。昨年10月に中京大学がまとめた「愛知県体力テストデータ分析委託事業報告書」では、スポーツにおけるICT(情報通信技術)の活用について「体力向上や楽しいという気持ちの育みにつながる効果的な活用法の探求が求められる」との提言がありました。
「スポーツ×テクノロジー」で県内スポーツ産業の活性化に挑む
愛知県内では来夏のIGアリーナ(愛知県新体育館)開業、2026年のアジア・アジアパラ競技大会開催などでスポーツ機運の高まりが予想されます。10月に控えるスタートアップ支援拠点STATION Ai開業も踏まえ、「スポーツ×テクノロジー」で県内スポーツ産業の成長を加速させるべく、昨年12月に愛知県より官民共同の“あいちスポーツイノベーションプロジェクト AiSIA(アイシア)”の立ち上げが発表されました。愛知県「革新事業創造戦略」に基づくもので、このたびオープンイノベーションの推進母体となるコンソーシアムを設立します(6月4日 愛知県発表)。本イベントはその一環です。
※AiSIAウェブサイト:https://sports-aisia.jp/
当日の概要
日時 2024年6月11日(火)12:00~16:00
場所 中日ホール&カンファレンス「Room2」(名古屋市中区栄4丁目1-1 中日ビル6階)
体験・展示コンテンツ ※リリース内の写真・画像は各企業より提供
1)AIスポーツ適性診断「DigSports」(提供:電通総研)
画面に合わせて体力測定の動作を行うだけで、AIがその人に「向いているスポーツ」を70種以上の競技からおすすめ。普段着のまま5分程度の実施で結果がわかる手軽さが好評です。時に思わぬ適正を提案し、自分ではわからない診断が出るゲーム性は、子どもの可能性を知りたい親の心理のみならず、大人自身の運動意欲も駆り立てます。
https://smart-society.dentsusoken.com/solution/DigSports
2)AI姿勢・動作分析「Sportip Pro」(提供:Sportip)
iPad、iPhone内蔵カメラでのモーションキャプチャを元に、AIで姿勢と動作の分析を行う最新アプリです。身体の歪みや部位の問題点だけでなく、将来の姿勢予測・リスクまで分析します。対策としておすすめのトレーニング法を膨大なメニューから自動生成し、数秒で提供可能です。
3)VR野球シミュレーション「V-BALLER」(提供:NTTデータ)
ボールの解析データと投球フォームの映像で、現実さながらにVR空間で実試合の投球を完全再現。選手毎のタイミング・投手・球種・コースの得意不得意・ボールの見極めの把握が客観的に可能に。プロ野球から少年野球まで、またエンタテインメント仕様でも活用されています。
4)VRサッカートレーニング「REZZIL」(提供:共同通信デジタル)
様々なドリルをこなし、サッカー選手の認知スキルを伸ばすバーチャルトレーニングシステムです。イギリスのスタートアップが開発し、英プレミアリーグのクラブも活用。スタジアムでプレイするような没⼊感が味わえます。ボールを蹴ったことがない女性やシニア層らも疑似体験ができ好評です。
5)ループ型動作トレーニング「Loop Training System for部活」(提供:TOPPAN)
搭載の「お手本動作(16競技135動作)」と自らの動作との差を確認し、その前後動作も比較する事で上達を実感。課題を可視化し改善へ導く未来型のトレーニングツールです。
トレーニングメニューも豊富で、初級・中級者の上達を効率的にサポート。部活動での指導の効率化・標準化と質の向上に期待され、文科省が推進する「DXハイスクール」にも採用されています。
https://www.holdings.toppan.com/ja/news/2023/10/newsrelease231030_1.html
※当日は映像展示のみ
AR式室内運動プラットフォーム「DIDIM」(提供:コミュニティネットワークセンター(CNCI))
床に投影された映像を見ながら直感的かつ足や手を使って全身運動ができる、韓国発の最新鋭レクリエーション機器です。拡張現実を用いて様々なエクササイズや脳トレなどのモードが搭載されており、お子様からお年寄りまで幅広い世代で楽しめます。
https://www.twohandsmeta.co.jp/
これらのコンテンツは、身体動作を伴ったり誘発する点で「デジタル×フィジカル」を両立するものです。トレーニングから健康増進、なにより「スポーツの楽しさ」を新たな角度から実感できます。長らく運動嫌いやスポーツから離れていた人にとってもひとりで気軽に実施できることから、スポーツとの接点を取り戻す可能性も秘めています。こうした点に着目し、今後は商業施設や商店街など日常の生活動線のちょっとした空間を活用して、有用性や事業性を検証していきます。
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