鹿嶋市のコミュニティ「KASHIMA Colorful Base」、“返礼品だけじゃない!使い道ファーストなふるさと納税”クラウドファンディングを実施
4ジャンル9プロジェクトでふるさと納税型クラウドファンディングを実施。ふるさと納税をゲームチェンジ「まず寄附の使い道を選んで、その後に返礼品を選ぶ」
クオン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:武田 隆)は、茨城県鹿嶋市(市長:田口 伸一)および株式会社ボーダレスジャパン(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:田口 一成)と共同で、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施することとなりました。
当社が鹿嶋市とともに運用するファンコミュニティ「KASHIMA Colorful Base」に寄せられた生活者の声をもとにプロジェクトを選定し、ボーダレスジャパンが展開するプラットフォーム「ふるさと納税forGood」を活用した「ふるさと納税型クラウドファンディング」を実施します。
この取り組みは、返礼品競争の過熱から総務省の規制が強化されるなか、地方自治体がファンコミュニティで集めた生活者の「声」に寄り添った「使い道ファースト」なふるさと納税を募集する、日本初の試みとなります。
ファンコミュニティで集めた生活者の「声」は、奇抜な事業や物珍しい事業に取り組むことよりも、当たり前のことを当たり前のようにキチンと取り組むことを行政に求めていることがわかりました。この「声」を生かして、ふるさと納税型クラウドファンディングを実施します。
ふるさと納税forGood 鹿嶋市応援ページはこちら:https://furusato-forgood.jp/area/082228
ファンコミュニティ「KASHIMA Colorful Base」:https://www.beach.jp/community/KASHIMA
「KASHIMA Colorful Base」で生活者の共感のもとになるキーワードを分析
「KASHIMA Colorful Base」は、当社と鹿嶋市がともに運営するシティプロモーションのためのファンコミュニティで、令和3年10月に開設しました。鹿嶋市の人口が6.5万人のところ、コミュニティユーザーは約5.5万人で、ユーザー属性は99%以上が市外在住者、20~50歳代が中心(≒ふるさと納税対象者)となっています。開設以来、さまざまなトークテーマで生活者の「声」を集めて、実際の市の施策に活用してきました。
例)「鹿嶋市役所とガチ会議」
https://www.beach.jp/circleboard/af09680/topictree/1100215300886#position1100215300886
この度、ふるさと納税の「使い道ファースト」で寄附を募るクラウドファンディングを行うに際し、「KASHIMA Colorful Base」に集まった生活者(≒ふるさと納税寄附者)の「声」をテキストマイニングの手法で分析しキーワードを抽出。クラウドファンディングで寄附を募集するプロジェクトの選定にあたり、寄附者の共感を得るのはどのような事業なのかを検討しました。
キーワード分析から導出した生活者が「まち」に求める要素
・病院や医療へのアクセスの良さ
・子育て支援などの福祉の充実
・活気や賑わい、そこへのアクセス
・治安や衛生環境の良さ
・自然環境
・災害への備え
・教育施設や教育内容の充実
プロジェクト概要
ふるさと納税プラットフォーム:ふるさと納税forGood
募集期間:令和6年10月1日から令和7年3月31日(予定)
寄附目標額:1,800万円(ファーストゴール200万円×9プロジェクト)
プロジェクト実施者:鹿嶋市
プロジェクト協力:ボーダレスジャパン、クオン
株式会社メルカリ 取締役会長 小泉氏からの応援コメント
株式会社メルカリ 取締役会長
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 代表取締役社長
株式会社KX 代表取締役社長
小泉 文明氏
鹿嶋市の挑戦を応援します
鹿嶋市には2020年、2021年、そして今年もアントラーズのクラウドファンディングにおいてご支援頂いております。今回鹿嶋市が新たに開始する、自治体の取り組みたい課題やプロジェクトを明確に打ち出して寄付を募る「ふるさと納税 for Good」は、既存の枠組みにとらわれないかたちで寄付と関係人口を生み出す素晴らしい取り組みだと思います。
この新たな取り組みをきっかけとして、鹿嶋市の中で新たな挑戦が生まれ、共感する鹿嶋市のファンが増えていくこと、そして今後さらにアントラーズやKXとの連携を通じて鹿嶋市がより魅力に溢れる街になっていくことを期待しています。
鹿嶋市経済振興部ふるさと納税戦略室課長 茂垣氏のコメント
鹿嶋市がふるさと納税に力を入れて取り組んでいくにあたり、「鹿嶋らしい返礼品」で地域経済を活性化させ、「鹿嶋ならではの使い方」で地域課題を解決し、「返礼品のことは覚えているがどこの自治体からもらったかは覚えていない」ではなく、ふるさと納税をとおして、寄附者が「自分の寄附が鹿嶋の誰かの役に立っている」ということを実感できる「エモいふるさと納税」体験をしてほしいと考えております。「返礼品も選べるが、使い道も選ぶ。むしろ使い道ファーストのふるさと納税」を、ふるさと納税の本来のあるべき姿としていくために、今後も生活者の声を聴きながら取り組んでまいります。
鹿嶋市ふるさと納税戦略室 公式note https://note.com/kashima_furusato/
※公式noteにて、鹿嶋市の取り組み姿勢等についての記事が掲載されております。
鹿嶋市ふるさと納税戦略室 公式X https://x.com/kashimafurusato
募集プロジェクト一覧
【命を守り、支えあう】
1 救急医療対策経費 & 夜間小児救急診療事業
医師数全国ワースト2位の地域でも、安心して生活できる医療体制を作る!
2 生活困窮者自立支援事業 & 障害者地域生活支援事業
3 介護予防・地域支え合い事業
【賑わいを生み出し、未来を創る】
4 総合戦略推進事業(新スタジアム周辺のまちづくり)
5 港湾振興事業
sustainable city KASHIMA & WIND
6 商工業振興事務経費
鹿島神宮の門前町に新たな賑わいを - 出店のチャレンジを応援!
【安全と安心、住みよい街】
7 ごみ処理施設管理経費 & 清掃美化対策経費
8 防犯対策事業 & 災害対策経費
【未来を担う子供たちを育てる】
9 教育センター活動費 & 英語・国語・算数指導事業経費
茨城県鹿嶋市
鹿嶋市は茨城県の南東部に位置し、東に太平洋、西に北浦(霞ヶ浦を構成する湖のうちの一つ)を臨む豊かな自然環境に恵まれたまちです。古くは常陸国一之宮「鹿島神宮」の門前まちとして栄え、昭和30年代後半以降は鹿島臨海工業地帯を中心とした工業のまち、近年はプロサッカークラブ鹿島アントラーズのホームタウンとして全国に知られています。
「ふるさと納税forGood」 https://furusato-forgood.jp/
社会をよくするために挑戦する人たちへの応援・共感で寄付を集める、クラウドファンディング型ふるさと納税のプラットフォーム。明確な使い道を選んで社会貢献できるのが特徴。
株式会社ボーダレス・ジャパン https://www.borderless-japan.com/
社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして2007年3月設立。貧困・環境・教育・地方の過疎化など、様々な社会問題を解決する50以上の事業を世界14ヵ国で展開(2023年度 売上約86億円)。
会社名:株式会社ボーダレス・ジャパン
所在地:福岡県福岡市中央区天神三丁目1番1号 天神フタタビル4階
設 立:2007年3月
代 表:代表取締役社長 田口 一成
事 業:社会問題の解決を目的としたソーシャルビジネス
クオン株式会社 https://www.q-o-n.com/
クオンは、企業・自治体と生活者をつなぐオンラインコミュニティの構築と運営・コンサルティングを行う会社です。1996年の創業以来、累計250超の企業や自治体のファンコミュニティを手がけ、国際特許を含む複数の特許技術を用いたデータサイエンスを駆使し、生活者との関係構築や課題解決、持続的発展を支援しています。コーポレートサイトで各社の成功事例をご紹介しています。https://www.q-o-n.com/casestudy/
社名:クオン株式会社 QON Inc. (旧社名:エイベック研究所)
創業:1996年
代表取締役:武田 隆
事業内容:ファンコミュニティの構築/運営/コンサルティング
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