【AI時代のコンサル活用の実態】AIで業務内製化が進む一方、64.4%が「コンサルの費用対効果は高くなった」

~AI内製化を「よく検討する」層では84.1%。1,013名の調査で見えたコンサルの新たな価値~

アクシスコンサルティング株式会社

                                      
アクシスコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長 COO:伊藤 文隆)は、事業会社に勤務し、業務で生成AI・AIツールを利用しているほか、過去にコンサルティングサービスを利用し、その選定・発注・活用・成果評価のいずれかに関与した男女1,013名を対象に、「AI時代に事業会社がコンサルタントに求める価値」に関する調査を実施しました。

近年、生成AIをはじめとするテクノロジーの活用が急速に広がり、ビジネスの現場でも業務の効率化や内製化が進んでいます。こうした変化に伴い、企業がコンサルタントに求める役割や価値も変わりつつあります。

そこで本調査では、事業会社におけるAI活用の進展と、AI時代にコンサルタントに求められる役割・価値の変化について調査しました。

調査の結果、AIを活用して自社内で対応可能になった業務が広がる一方、64.4%がコンサルティングサービスの費用対効果について「高くなった」と回答しました。さらに、AIを活用した内製化を「よく検討する」層では、その割合は84.1%となりました。

■ 調査トピックス

1.AI導入で自社対応が可能になった業務、「基本的なデータ集計・分析」48.4%、資料作成も36.4%

2.AIによる業務内製化が進む一方、64.4%がコンサルの費用対効果は「高くなった」と回答

3.AIだけでは限界を感じる業務、1位は「新しい仮説の立案」37.5%。示唆出しや合意形成も上位に

4.今後コンサルに求めるのは「業界の常識にとらわれない新しい視点や発想」33.6%

■ 調査結果

1.AI導入で自社対応が可能になった業務、「基本的なデータ集計・分析」48.4%、資料作成も36.4%

これまでコンサルタントに依頼していた業務のうち、生成AI等の活用によって自社内で対応可能になった業務については、「基本的なデータ集計・分析」が48.4%で最も多く、次いで「定型レポートやプレゼンテーション資料の作成」が36.4%、「戦略フレームワークを用いた初期的な論点整理」が30.8%となりました。

データ集計・分析や資料作成といった定型業務に加え、初期的な論点整理の一部でも、AIを活用して自社内で対応可能になっていることがわかりました。 

2.AIによる業務内製化が進む一方、64.4%がコンサルの費用対効果は「高くなった」と回答

自社でAI活用が進む以前と比較したコンサルティングサービス全体の費用対効果については、64.4%が「高くなった」と回答。「変わらない」を含めると、約9割が費用対効果は低下していないと回答しました。

さらに、生成AI等を活用した社内での内製化を検討する頻度別に見ると、費用対効果が「高くなった」と回答した割合は、内製化の検討が「よくある」層で84.1%、「ときどきある」層で64.9%となりました。

一方、「あまりない」層では38.5%、「全くない」層では9.4%となり、AIを活用した内製化を検討する頻度によって大きな差が見られました。

AIを活用して自社内で対応できる業務が広がる一方、コンサルティングサービスの費用対効果は高く評価されており、AI内製化を積極的に検討する層ほど、その評価が高いことがうかがえます。AIによる内製化と外部コンサルタントの活用は必ずしも相反するものではなく、自社で担う領域と外部の専門性を活用する領域の選別が進んでいる可能性があります。

3.AIだけでは限界を感じる業務、1位は「新しい仮説の立案」37.5%。示唆出しや合意形成も上位

社内のAI活用が進んだ現在でも、AIだけでは限界があると感じる業務については、「新しい仮説の立案」が37.5%で最も多く、次いで「データの分析・示唆出し」が34.1%、「社内調整・ステークホルダー間の合意形成」が34.0%となりました。

高度な思考力や創造性を要する領域に加え、人間関係や利害関係者の調整が必要な領域では、AIだけで対応することに限界を感じる方が多いことがわかりました。

4.今後コンサルに求めるのは「業界の常識にとらわれない新しい視点や発想」33.6%

AI活用が普及する中で、今後、外部コンサルタントを活用するとすれば、特に求める能力・姿勢については、「業界の常識や既存の枠にとらわれない、新しい視点や発想を提示する力」が33.6%で最も多く、次いで「社内関係者を巻き込み、組織変革や合意形成を前に進める力」が30.5%、「状況変化や個社事情に応じて、迅速かつ柔軟に軌道修正する力」が28.9%となりました。

情報処理や定型分析をAIが担うようになる中、コンサルタントには、新たな視点や発想を提示する力に加え、組織を巻き込みながら変革を前に進める力が求められていることがうかがえます。

■ 調査まとめ

今回の調査から、データ集計・分析や資料作成など、AIを活用して自社内で対応できる業務が広がっていることがわかりました。一方、コンサルティングサービスの費用対効果については64.4%が「高くなった」と回答し、AIによる内製化を積極的に検討する層ほど、コンサルタントの費用対効果を高く評価する傾向が見られました。

また、新たな仮説の立案やデータからの示唆出し、社内調整・合意形成などではAIに限界を感じる方も多く、今後コンサルタントには、新たな視点や発想を提示する力や、組織を巻き込みながら変革を前に進める力が求められています。

AI時代においては、AIを活用できる領域と、外部の専門性や人による判断・推進が必要な領域を見極め、それぞれを適切に組み合わせることが、企業の課題解決においてより重要になると考えられます。

■ 調査全文はAXIS Insightsにて公開中

アクシスコンサルティングが運営する、明日のキャリアと生き方のヒントを届けるメディア「AXIS Insights」にて、本調査の詳細な結果を公開しています。

ぜひご覧ください。

▼調査全文はこちら

https://www.axc.ne.jp/insights/article/insight/10530/

■ 調査概要

調査概要:「AI時代に事業会社がコンサルタントに求める価値」に関する調査

調査期間:2026年7月6日(月)

調査方法:PRIZMA(https://www.prizma-link.com/press)によるインターネット調査

調査人数:1,013人

調査対象:調査回答時に業務において生成AI・AIツールを利用している事業会社に勤務し、過去にコンサルティングサービスを使用し、選定・発注・活用・成果評価のいずれかに関与した男女と回答したモニター

調査元:アクシスコンサルティング株式会社

モニター提供元:サクリサ

■ アクシスコンサルティング株式会社について

企業理念「人が活きる、人を活かす。」を軸に、あらゆる企業や組織の「課題解決と価値創造のパートナー」として、正社員採用、フリーコンサル、スポットコンサルなどを複合的にサービス展開しています。働く一人ひとりに柔軟な働き方や自律的なキャリア形成、活躍の場の広がりを提供すると同時に、コンサルタントなどのハイエンド人材の価値があらゆる組織でシェアされ、循環し続けてゆくような社会づくりを推進します。

設立:2002年4月

資本金:765百万円

業務内容:ハイエンド人材領域における人材紹介およびスキルシェアの複合サービスを提供するヒューマンキャピタル事業

従業員数:197名(2026年6月末現在)

拠点:東京本社、大阪オフィス

東京本社所在地:東京都千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティ6F(受付)

グループ企業:株式会社サン・システムプランニング

WEBサイト:https://axc-g.co.jp/

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会社概要

URL
https://axc-g.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町4-8 麹町クリスタルシティ6階
電話番号
03-3556-1812
代表者名
伊藤 文隆
上場
東証グロース
資本金
7億6500万円
設立
2002年04月