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The Linux Foundation Japan
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2020 Linux Foundation アニュアルレポートを公開

The Linux Foundation Japan

オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体であるLinux Foundationは12月3日 (現地時間)、2020年アニュアルレポート (76ページ) を公開しました。

2020年は、Linux Foundation (LF) とLFのコミュニティにとって挑戦の年となりました。このパンデミックの最中、私たちは自分の日常生活や、世界中の多くの同僚・友人・家族の生活が完全に変化したことを目の当たりにしました。コミュニティにいるあまりにも多くの人々が家族や友人を失い悲しんでいます。

世界中のメンバーが科学研究者に技術的なリソースを提供し、苦しんでいる家族や個人を支援し、国内/国際的な取り組みに貢献しました。また、各国がパンデミックに対処するのを支援するためにLF Public Health ( https://www.lfph.io/ ) のもとでオープンソース プロジェクトを立ち上げ協力したメンバーもいました。

LFプロジェクトのコミュニティは、多くのオープンテクノロジー分野、オープンスタンダード、オープンデータ、オープンハードウェア全体で成長を続け、今年も新しい取り組みが行われました。LFは今年、150以上の新しいコミュニティを迎え入れました。その中には、オープンソースの金融サービスプロジェクトの包括的な拠点として機能するFINOS Foundation ( https://www.finos.org/ ) も含まれます。

イベントチーム ( https://events.linuxfoundation.org/ ) は、100人未満から数万人まで規模の異なるイベントを、対面型からバーチャルへと、数週間の間に大きく転換しなければなりませんでした。これらのバーチャルな集まりは、この困難な時代にコミュニティの多くの人たちがつながることに役立ちました。将来的にはバーチャル体験と組み合わせたハイブリッドな対面型イベントを実施することで、よりインクルーシブな体験を提供する可能性についても多くのことを学びました。今年はコミュニティに参加する多くの人に直接会うことができませんでした。安全な時にまたみなさんに会えることを楽しみにしています。

トレーニング&認定チーム ( https://training.linuxfoundation.org/ ) は、170万人以上の無料トレーニングコース登録者を支援することができました。今年LF認定資格を取得した4万人以上の人に、お祝いの言葉を贈りたいと思います。

LFの2020 Jobs Report ( https://training.linuxfoundation.org/resources/2020-open-source-jobs-report/ ) によると、トレーニングを受け認定資格を持つオープンソース プロフェッショナルへの需要があり、厳しいビジネス環境にも関わらず、自分の価値を容易に証明できることを示しました。

継続的な多様性への取り組みと不平等との闘いへの参加の一環として、コミュニティはプロジェクトで言語をどのように使用するか、そして次世代のコントリビューターを導くメンターを見つけることにに重点を置いてきました。LinuxカーネルチームやKubeCon North Americaで立ち上げられたInclusive Naming Initiative ( https://inclusivenaming.org/ ) などのコミュニティは、相互理解の方法の進歩を可能にするための取り組みを強化しました。

今年は、Joint Development Foundationとオープンスタンダード コミュニティにとって躍進の年となりました。私たちは、オープンスタンダードを構築する6つの新しいプロジェクトを歓迎しました。JDFが、ISO/IEC JTC 1 PAS (Publicly Available Specification) Submitter (ISO/IEC第1合同技術委員会 公開仕様書提出者) として認定されました ( https://www.linuxfoundation.org/blog/2020/05/joint-development-foundation-recognized-as-an-iso-iec-jtc-1-pas-submitter-and-submits-openchain-for-international-review/ )。また、今年は最初のオープンスタンダード コミュニティであるOpenChainが、PASプロセスを経て国際標準として正式に認められた年でもあります。現在LFは、オープンソース リポジトリから広く認められたグローバルスタンダードへと、コミュニティを導くことができます。

私たちのエコシステムは今年、セキュリティへの取り組みを支援するために活動を強化しました。オープンソースソフトウェアのセキュリティ向上に焦点を当てたプロジェクトを調整するための新しいコミュニティOpen Source Security Foundation (OpenSSF https://openssf.org/ ) を立ち上げました。

アメリカでの課題と闘いを続ける一方で、LFがグローバルコミュニティの一部であることを再確認しています ( https://www.linuxfoundation.org/blog/2020/08/open-source-collaboration-is-a-global-endeavor/ )。

私たちのメンバーは、国際貿易政策の変化の1年をナビゲートしなければならず、政治問題にかかわらずオープンソースが繁栄することを学びました。世界中のメンバーコミュニティがオープン コラボレーションに取り組んでいるのは、オープンで中立的で透明性があるからです。これらの参加者は、大小さまざまな課題に対して、グローバルな仲間と協力し続けることを明確に望んでいます。

困難な一年の終わりに、このようにして得られたものは、オープンなコラボレーションが世界で最も複雑な課題を解決するためのモデルであることを確信させてくれます。たった1人、1社、1政府だけでは、最も差し迫った問題を解決するために必要な技術を生み出すことはできません。Linux Foundationチーム全体を代表して、みなさんとコミュニティが次にどのような課題に挑戦しても支援できることを楽しみにしています。

Jim Zemlin, Executive Director, The Linux Foundation

2020 Linux Foundation アニュアルレポートをダウンロード : https://www.linuxfoundation.org/wp-content/uploads/2020/12/2020-Linux-Foundation-Annual-Report_120520.pdf


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電話番号
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代表者名
福安徳晃
上場
未上場
資本金
-
設立
-
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