JFEスチール、ダイバーシティ&インクルージョン推進・エンゲージメント向上・業務効率化の実現に向け統合人事システム「COMPANY」を採用
~企業価値創造を支える人事システム基盤の構築と業務効率化に着手~
「COMPANY」採用の概要
JFEスチールは、国内4つの生産拠点と6つの研究所を有し、鉄鉱石を原料に最終製品の生産までを一貫して行う鉄鋼メーカーです。2003年に川崎製鉄と日本鋼管が統合し、JFEスチールとして事業を開始して以来、職種や勤務地が異なる約16,000名の多様な従業員が世界トップクラスの技術や製造プロセスを支え、社会のニーズに応える鉄鋼製品を提供してきました。
同社は、事業のグローバル化や複雑化が進む中でも競争力を高め持続的に成長していくために、人材の確保や従業員が能力を発揮できる環境の整備に取り組んでおり、中でもダイバーシティ&インクルージョン推進や人材育成、従業員のエンゲージメント向上に注力しています。
しかし、人事戦略のインフラである人事システムにおいては、経営統合以来、約20年間自社で開発・運用をしており、業務の効率化や中長期的な利用という観点から、法制度や人事制度の変更等、社内外の環境変化に柔軟に対応することができる人事システムへの再構築を検討していました。
その結果、法制度・人事制度変更へのスピーディな対応に加えて、規模の大きな組織の複雑な人事給与・勤怠管理からタレントマネジメントまで、幅広い人事業務に対応する統合人事システム「COMPANY」シリーズを高く評価し、「COMPANY 人事・給与」、「COMPANY 就労・プロジェクト管理」、「COMPANY Web Service」、「COMPANY Talent Management」を採用。それに加えて、従業員が私用のスマートフォン等から福利厚生や就業関連の各種申請ができるよう、「就労モバイル勤怠」、「CWSスマートデバイスオプション」の導入を決定しました。
今後の展望
1.情報の一元管理と業務プロセスの見直し
紙やシステムに散在している、従業員の給与・勤怠といった労務領域のデータや、スキル・能力・タレントマネジメントに関するデータ等、従業員のあらゆる情報を「COMPANY」で一元管理することで、従業員情報の蓄積やリアルタイムな情報を用いた業務を可能にします。
併せて、様々な大手企業が活用してきたパッケージの標準機能をベースに既存の人事業務プロセスの標準化・改善を図ります。
2.社内外の環境変化への迅速な対応
これまで自社で人事システムの開発・運用を行っていたため、法制度や人事制度改正時には対応のためのコストやリードタイムを要していましたが、「COMPANY」を利用することで、追加コストなしで法制度等の変化に迅速に対応することが可能となります。
また、「COMPANY」はノーコードで人事部門担当者も設定を変更できるため、従来よりもストレスなく対応できる体制構築を実現します。
3.人材情報の開示範囲拡大による人材マネジメント力の強化
人材データや各ポストに必要なスキル等が十分に可視化されておらず、職位長が最適な配置や育成を検討する際に、情報集約を行う手間がかかってしまうことが課題でした。「COMPANY」を用い必要な情報を適切に開示することで、人材マネジメント力を強化し、従業員の最適な配置と育成を実現します。
JFEスチールからのコメント
当社では、2003年の会社設立以降、自社開発のシステムで人事業務を運営してきましたが、システム基盤が老朽化し早期のシステム刷新が「待ったなし」の状況にありました。
人事業務の観点では、人材に関するデータがシステム内外に散在しておりスピーディな施策実行に課題がありました。また、法改正対応や業務上必要なデータ加工の負荷が高いといった課題もあり、単なるシステム更新ではなく、これを機に人事業務の高度化を実現できる付加価値の高い製品を選びたいと検討していました。
さらに各現場の管理職への人材情報の開示が少ないことや、紙媒体での人事申請が多いがゆえに手続き・処理が社員にとって煩雑であることも大きな課題であったことから、最適な異動配置や人材育成に資する、会社全体での生産性向上に寄与するシステム基盤を構築したいと考えました。
これらのニーズを踏まえた上で複数の製品を比較検討した結果、「COMPANY」を採用しました。決め手となったのは、従来のシステムが基本的に人事部門のメンバーが使うためのシステムだったのに対し、「COMPANY」では柔軟な権限設定により広く社員に活用してもらえるというメリットです。
2024年度内に社内リリースを予定していますが、「COMPANY」の導入により、「人材情報のオープン化による人材マネジメント力の強化」「人材データの一元管理による最適な配置・育成の実現」「ペーパーレスによる申請・承認業務の省力化、効率化」等を実現することで、生産性向上、社員エンゲージメントの向上を目指していきたいと考えています。
(人事部門)
<「COMPANY」 イメージ画像>
WHIは、統合人事システム「COMPANY」による人事関連業務の一元化を通じて、大手法人の人的資本経営の推進を支援してまいります。
WHIについて
WHIは大手企業および公共・公益法人向け統合人事システム「COMPANY」の開発・販売・サポートの他、HR関連サービスの提供を行っています。「COMPANY」は、人事管理、給与計算、勤怠管理、タレントマネジメント等、人的資本マネジメントにまつわる業務領域を広くカバーしており、約1,200法人グループへの導入実績を持つ、ERP市場 人事・給与業務分野 シェアNo.1※の製品です。
私たちは、「人に真価を。」というコーポレートブランドのもと、経営者と従業員の両者の価値を最大化するソリューションを提供することで、すべての人が「真価」を発揮し、情熱と貢献意欲を持って「はたらく」を楽しむ社会を実現します。
※2021年度 ERP市場 - 人事・給与業務分野:ベンダー別売上金額シェア
出典:ITR「ITR Market View:ERP市場2023」
株式会社Works Human Intelligence Webサイト https://www.works-hi.co.jp
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