神奈川の大企業と連携してオープンイノベーションに取り組むベンチャーを募集し、事業化を支援します︕
大企業16社が提示するテーマなどに対し、ベンチャーからの提案を募集
このたび、ベンチャー企業から、大企業等と連携して取り組むプロジェクトの提案を募集し、新たなサービス等の開発・実証を支援します。
また、2050年脱炭素社会の実現に向けた取組の一環として、今年度から脱炭素推進に資するプロジェクトも募集し、支援します。多くのベンチャー企業からの御提案をお待ちしています。
1 ベンチャー企業の募集方法
次の2つの方法((1)大企業提示テーマ型、(2)ベンチャー発自由提案型)により、ベンチャー企業からの提案(脱炭素推進に資する提案含む)を募集し、最大15件を採択して事業化に向けた伴走支援を行います。
方法 | (1)大企業提示テーマ型 | (2)ベンチャー発自由提案型 |
概要 | 県内に拠点を持つ企業が示した各テー マに対する連携プロジェクトの提案を募集します。 | 自社の技術やアイデアに基づき、大企業等と連携して実施したいプロジェクトの提案を募集します。 |
対象企業 | 全国のベンチャー企業 | 県内に本店又は支店、事業所等を有するベンチャー企業 |
募集期間 | 令和5年5月 30 日(火曜日)から6月30日(金曜日)まで 応募後、応募先の大企業が提案企業に ヒアリングを行います。大企業と連携が決定した提案は以下の審査に進みます。 | 令和5年5月30日(火曜日)から7月28日(金曜日)まで 応募後、応募要件を満たす提案は以下の審査に進みます。 |
審査・ 採択 | ・(1)及び(2)で応募があった提案に対し、書類審査後、外部有識者による審査会において採択プロジェクトを決定します(9月末予定)。 ・最大15件(うち、3件は脱炭素推進に資するプロジェクト)を採択します。 ・15 件のうち、神奈川県に拠点があるベンチャー企業によるプロジェクトを8件以上、採択します。 |
支援内容 | 採択したプロジェクト(ベンチャー企業)に対して開発・実証に係る費用を支援するとともに、コンサルタントが伴走し、開発や実証実施、広報活動などを支援します。 |
支援金額 | 1件当たり500 万円。脱炭素推進に資するプロジェクトは1件当たり750万円。 |
「(1)大企業提示テーマ型」について
テーマを提示する企業は、事前に募集し選定した次の16社です。
(募集期間:令和5年2月14日から3月24日まで。応募数:24社)
株式会社小田急SCディベロップメント、株式会社小田急百貨店、株式会社川崎フロンターレ、京セラ株式会社、株式会社グリーンハウス、京浜急行電鉄株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、株式会社 JTB、株式会社鈴廣蒲鉾本店、第一生命保険株式会社、株式会社デンソー、東急株式会社、日産自動車株式会社、富士工業株式会社、富士フイルムビジネスイノベーション株式会社、株式会社マクニカ |
1 株式会社小田急SCディベロップメント 「廃棄物処理」・「カスタマーハラスメント」をテーマに商業施設が抱える課題解決や新たな事業創出に向けた挑戦 2 株式会社小田急百貨店 未来の百貨店ビジネスの在り方の探索による新しい収益源の確保 3 株式会社川崎フロンターレ ファンと共にワクワクしながら実践する川崎フロンターレ流SDGs 4 京セラ株式会社 研究開発部門が集結したリサーチセンターを起点とした新しい価値創出 5 株式会社グリーンハウス 食を通した健康とホスピタリティの未来の共創 6 京浜急行電鉄株式会社 モビリティ×まちづくりによる豊かなライフスタイルの創出 7 コニカミノルタジャパン株式会社 ハードウェア企業の市場展開をサポートする共創プロジェクトの創出 8 株式会社JTB 「感動的な食事体験」をお客様のご自宅で提供する、ホームパーティー企画支援プラットフォームサービスの開発 9 株式会社鈴廣蒲鉾本店 かまぼこを起点にした観光による新たな地域価値の創出 10 第一生命保険株式会社 「お客様体験価値向上」と「Personalized Connected Health の実現」に向けたデータ起点の共創プロジェクトの創出 11 株式会社デンソー スマホアプリで安全意識を高め、ドライブデータで安心・安全なまちづくり 12 東急株式会社 郊外における循環型コミュニティや地域ネットワークの構築による、生活者一人ひとりの自由で豊かな暮らしの実現 13 日産自動車株式会社 モビリティ領域を超えて EV や車両情報を活用した新たなビジネス・サービスの創出 14 富士工業株式会社 様々な「空気」を軸とした社会に本物の快適さを提供 15 富士フイルムビジネスイノ ベーション株式会社 様々な特殊色や手触り感を手軽に印刷できる技術により新しい市場の創出 16・17 株式会社マクニカ ・モビリティDXを進め持続可能なかながわの実現への貢献 ・先端のセンシング・AI 技術を活用した、生産基盤の強化による持続的・安定的な食料供給の実現 |
2 募集概要
(1) 応募条件(詳細は募集要項を御覧ください)
・中小企業基本法第2条第1項に規定される中小企業者であること
・BAK(ビジネスアクセラレーターかながわ)協議会に加入している者であること (未加入の企業については応募をもってBAK協議会に加入したとみなします) など
(2) 応募方法
ア 大企業提示テーマ型
連携したいテーマに対して、自社の技術やサービスなどを活用して取り組みたいプロジェクトの内容を記載し、募集サイトから応募してください(複数のテーマに対して応募することもできます)。
イ ベンチャー発自由提案型
実現したい新規サービスや希望する連携先等を記載し、募集サイトから応募してください。
応募内容に基づき、県が大企業等とのマッチングを支援します。
(3) 募集サイト
応募フォームや募集要項等の詳細は、次の募集サイトを御覧ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/bak/2023/top.html
(4) 募集説明会
令和5年6月13日(火曜日)16時から17時まで、オンラインで実施します。
上記サイトからお申し込みください。
【参考:ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)】
県では、県内に拠点を持つ大企業と質の高いベンチャー企業による連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、大企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」を運営しています。県内で、積極的にオープンイノベーションに取り組みたい方々は、ぜひ御参加ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
問合せ先
神奈川県産業労働局産業部
ベンチャー支援担当課長 脇坂
電話 045-285-0213
産業振興課新産業振興グループ 徳永
電話 045-210-5636
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