ダイレクトサーマル印字可能な、紙製結束サーマルバンド「ペーパックⓇサーマルバンド」新発売

脱プラスチックフィルムと廃棄物削減を実現した環境対応製品

OSPホールディングス

 OSPグループの中核企業で、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促ツールまでをワンストップで製造する大阪シーリング印刷株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:松口 正)は、環境対応製品「ペーパックⓇサーマルバンド」を2026年5月21日より発売します。

 環境配慮型製品として2023年に、プラスチックフィルム不使用ながらヒートシール性があり、熱圧着が可能な包装資材「ペーパックⓇ」を発売、「ペーパックⓇバンド」を開発しました。この度発売する「ペーパックⓇサーマルバンド」はそのシリーズ品で、2品と同様にヒートシール性があります。シリーズ品のなかで本製品だけが表面にサーマル層をコーティングしており、ダイレクトサーマル印字が可能なことが特長です。基材は2タイプあり、ホワイトとライトブラウンの「Treeloop Thermal™」(*)。どちらもFSC®森林認証紙を使用で環境に配慮した製品です。

 

■開発経緯

 昨今、環境への負荷を低減するために包装資材のプラスチックフィルムを紙製品に置き換えることで「脱プラスチックフィルム」の動きが広がっています。一般的な結束バンドは、表面にシリコン層、裏面に粘着剤を塗布したタイプや表面にシリコン層がなく、裏面にプラスチックフィルムをラミネートしたタイプが主流でした。しかし、結束資材においても環境対応の一つとして、強度の高いプラスチックフィルムから紙製品への移行が増えています。こうした市場動向を捉え、熱転写リボンレス印字とプラスチックフィルム不使用でも結束ができる製品の開発に着手しました。OSPグループでは、結束資材に限らず他の包装資材においても環境対応製品の開発に注力しています。

(*) 「Treeloop Thermal™」について

 サーマル紙の材料である顕色剤は、一般的に石油由来の原料が使用されていますが「Treeloop Thermal™」は、その一部にクラフトリグニンを使用したリグニン顕色剤に置き換えた環境対応製品です。クラフトリグニンとは、木材からパルプを取り出す際に発生する黒液(黒褐色の廃液)に含まれている成分で、廃液を原料として活用することでアップサイクル、さらに石油由来の顕色剤使用を減らすことで環境負荷軽減も実現させました。また、本製品は海外の法規制で使用禁止されているビスフェノールA、使用制限があるビスフェノールSを顕色剤に使用して いないため、国内だけでなく海外での販売強化も図っていきます。

■課題を解決した高度な技術力

 本製品は表面のサーマル層がサーマルヘッドの熱エネルギーに対して耐熱性があること、裏面はヒートシール層が比較的低温で溶解するという、2つの相反する特性があります。これにより、ダイレクトサーマル印字と熱圧着が同時に行えることが特長です。印字の際は、サーマルヘッドを損傷せず安定した品質を維持します。また、ロール状の資材は通常保管時に表面と裏面の固着(ブロッキング現象)が発生しやすく、テープ状の結束資材では粘着剤が結束する商品に付着するトラブルが起きやすいことが課題でした。本製品は粘着剤不使用かつ、特殊なヒートシール層を積層しているため前述の課題を解決しました。

■コスト削減と廃棄物削減のメリット

 インクリボンを使用する熱転写方式では、インクリボンのコストと使用後のフィルムの廃棄が課題となりますが、ダイレクトサーマル印字ではインクリボンが不要なため、コストと廃棄物を大幅に削減できます。また、インクリボンの交換作業が不要になることで、作業効率も向上します。

■ロール状の製品化を実現

 紙の裏面にプラスチックフィルムをラミネートした場合やプラスチックフィルムを使用せずコーティング層のみの基材でも、温度や湿度の影響で反り返る「カール現象」が発生します。この現象により、包装機でのスムーズな処理が難しくなることがこれまでの課題でした。しかし本製品はこの課題をクリアしたため、ロール状の製品でも包装プロセスが効率的になります。

■接着性・開封性・切断性を兼ね備えた製品

 本製品は、上下方向に引っ張っても緩まない強固な接着性があることで、運送時や店頭での商品陳列時でもしっかりと結束できます。開封時には、重なっている一枚を接着時と反対方向に引っ張ることで容易に剥がすことができ、開梱が非常に簡単です。プラスチックフィルムは手で簡単にちぎることができませんが、本製品は紙製のため、任意の箇所からちぎることができます。さまざまな用途に応じた使いやすさも大きなメリットです。

 
 

   ■ペーパックⓇシリーズ各製品の特長

ペーパックⓇ

ペーパックⓇバンド

ペーパックⓇサーマルバンド

用途

袋状包材

結束用包材

結束用包材

性能

ヒートシール性、

耐油性、耐水性

ヒートシール性

ヒートシール性

印字方式

熱転写方式

熱転写方式

ダイレクトサーマル方式

納入形態

ロール、袋

ロール

ロール

  ■製品概要

製品名:ペーパックⓇサーマルバンド

基材:FSC®森林認証紙、 Treeloop Thermal™

      サーマル材料にはビスフェノールA、ビスフェノールS顕色剤不使用

 
 

■使用イメージ画像

使用イメージ
使用イメージ

【大阪シーリング印刷 会社概要】

社名  :大阪シーリング印刷株式会社

所在地 :大阪府大阪市天王寺区小橋町1-8

代表者 :松口 正

創業  :1927年

事業内容:シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージの製造・販売およびラベリングシステムの販売

URL  :https://www.osp.co.jp/index.html

【OSPホールディングス 会社概要】

社名  :株式会社OSPホールディングス

所在地 :大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8

代表者 :松口 正

設立  :1969年

事業内容:当該企業グループの経営企画・管理並びにそれらに付帯する業務

URL  : https://www.osp-holdings.co.jp/

 

OSPグループは、計16社(国内9社・海外7社)を展開するグローバルパッケージグループで、食品流通を主とした社会インフラの使命を果たすために全国18ヵ所に生産拠点を置いています。グループ会社の1社である大阪シーリング印刷株式会社は、創業1927年以来、顧客ニーズや社会環境など時代の変化に対応して事業範囲を拡大してまいりました。現在では、シール・ラベル、フィルム製品、紙器パッケージ、販促物の企画・デザイン、製造を通じて、社会とお客さまの生活を豊かにする製品やサービスを提供しています。また、高品質かつ安定供給を実現するために、グループ内で資材調達、シール・ラベルの印刷用原紙や印刷周辺機器の開発・製造、ラベリングシステムの設計、研究開発に至るまで多岐にわたり展開しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社OSPホールディングス

8フォロワー

RSS
URL
https://www.osp-group.jp/index.html
業種
製造業
本社所在地
大阪府大阪市天王寺区味原本町6-8 OSP味原本町ビル
電話番号
06-6763-7110
代表者名
松口 正
上場
未上場
資本金
-
設立
-