インフォバーンとMiro、AI活用を個人の効率化から「組織変革」へ ── 人とAIが協働する組織づくりで協業──
デザインの「思考の型」をMiroの「AI駆動ワークスペース」に実装し、個人の“速さ”を組織の“変化”へ

株式会社インフォバーン(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長:小林弘人、TNLメディアジーン グループ企業、以下インフォバーン)と、*Miro(法人名:RealtimeBoard, Inc.、本社:米国サンフランシスコ、CEO:Andrey Khusid)および日本法人ミロ・ジャパン合同会社(本社:東京都千代田区、代表執行役社長:向山泰貴、Miroおよびミロ・ジャパン合同会社ともに以下Miro社)は、AI時代における組織変革・イノベーション推進の領域で協業を開始しました。
Miro社が提供するツール「Miro」は、文書・図版・動画など多様な情報をオンラインキャンバス上に集約し、チームの思考を可視化するビジュアルコラボレーション基盤です。 MCP連携※やマルチモーダルを備え、人とAIが協働する「AIイノベーションワークスペース(UI for AI)」へと進化を遂げています。一方、インフォバーンは、サービスデザインやビジョンデザインのメソッド、高度なファシリテーション知見を有し、クライアント組織の「デザイン部門」化=自走する組織づくりを一貫して支援してきた実績を持ち、すでに生成AI×デザインの実践・研修も手がけています。
本協業では、Miroが「実践の場」を、インフォバーンが「思考の型と伴走」を担い、これらをシームレスに結合させます。デザインプロセスそのものを「人とAIの協働ワークフロー」としてワークスペース上に実装することで、協働が自走し、組織全体が変革することを目指します。
※MCP(Model Context Protocol): AIと外部ツールやデータを接続するための共通規格。個別のシステムごとに開発する必要がなくなり、AIが様々な外部サービスと安全かつ柔軟に連携できるようになる仕組み。
【背景:AI活用における「ねじれ」と組織の課題】
生成AIの普及により、企業のAI活用は新たな局面を迎えています。一方で、いまAI活用には大きな「ねじれ」が生まれています。個人レベルのAI活用が作業を高速化する一方で、組織全体の生産性の向上は鈍化しており、ツールを導入しても社内での利用が一部にとどまる企業が少なくありません※。「個人の速さ」が「組織の変化」につながっていない――これは、多くの企業が直面している本質的な構造課題です。
この課題は、ツール単体でも、メソッド単体でも解くことができません。解決には、(1)人とAIが協働する実践の「場」、(2)その場で何をどう考え・決めるかを導く「思考の型」、(3)それを組織に根づかせる「伴走」――の3つが噛み合う必要があります。 両社はこうした課題認識のもと、互いの強みを補完し合い、方法論にとどまりがちだったデザインメソッドや、遊休化しがちだったデジタルワークスペースを融合させ、人とAIが協働し自走する組織を構築すべく、本協業に至りました。
※上記の傾向は両社の知見および各種公開情報・現場での観察にもとづくものであり、特定の単一調査の結果を示すものではありません。
【協業の概要:3つのサービス提供形態】
本協業では、インフォバーンが培ってきた各種デザインメソッド(デザイン思考、サービスデザイン、ビジョンデザイン、インサイト探索、価値構造化、プロトタイピング〜検証改善など)を、Miroの最新機能(MCP連携、マルチモーダル、リアルタイム協働、合意形成の場)を有するAI駆動ワークスペース上に統合し、市場に対して以下の3つの形態でサービスを展開してまいります。
・ビジョン構想からプロトタイプまでの一気通貫支援型
ビジョン構想、顧客洞察、プロトタイピングなどのイノベーションプロセスのすべてをMiro上で実施。リアルタイムの協働と思考の資産化により、組織の自走力を定着させます。
・AI協働ワークフロー構築型
インフォバーンのコンサルタントとMiro AIによる高度なプロジェクト支援。AIが情報整理や可視化を高速化することで、人は本質的な問いや深掘りに集中できる環境を構築します。
・メソッドのテンプレート共同展開
ビジョンデザイン、インサイト探索、価値構造化などのメソッドをMiroのテンプレートとして共同展開 。メソッドの認知を広げ、新価値創造や組織変革へのアプローチを容易にします。
【本協業を通じて解決を目指す3つの組織課題と提供価値】
本協業は、「3つの解くべき組織課題」を掲げ、経営層やDX推進責任者、新規事業責任者、プロダクトマネージャー、デザイン組織や研究開発部門の責任者に向け、以下の価値を提供します。
① プロセスにおける分断の解消 ➔ AIと人の協働ワークフローの実装
リサーチ・戦略・アウトプットが分断され、AIが点でしか使われていない課題に対し、インフォバーンのデザインメソッドをMiroの最新機能上のワークフローとして実装し、一気通貫でつなぎます(主要顧客:新規事業開発、プロダクトマネージャー、デザイン組織責任者)。
② 意思決定の停滞の解消 ➔ 意思決定プロセスの変革
個人は速くなったのに組織の合意形成が追いつかない課題に対し、Miroの「合意形成の場」とインフォバーンの「ファシリテーション知見」を掛け合わせ、組織としての意思決定プロセスそのものを変革します(主要顧客:DX推進責任者、経営層、新規事業責任者)。
③ 導入したのに使われない課題の解消 ➔ 自走する組織のための実践知
ツールは導入されたものの活用率が一部にとどまる課題に対し、インフォバーンの伴走支援によって「使える組織」への転換を促し、創造的知的生産を最大化する実践知の創出を支援します(主要顧客:Miro導入済みで活用に課題のある企業、DX推進部門)。
【今後の展望】
両社は、単発のプロジェクト支援にとどまらず、企業のイノベーションを支える共創パートナーとして取り組みを推進してまいります。リサーチから戦略、アウトプットにいたる一連のプロセスにおいて一気通貫で人とAIの協働を実装し、デザイン的な思考と意思決定のプロセスを組織全体に定着・加速させることを目指します。これにより、これまで属人化しがちだった思考の軌跡を組織の資産へと転換し、企業の持続的な変革を支援してまいります。
【Miroについて】
Miroは、チームとAIを連携させ、次のイノベーションを素早く計画・共創・構築できるAIイノベーションワークスペースです 。世界で25万社以上の顧客と1億人以上のユーザーに活用されており、共創の場であるAIファーストのキャンバスにより、職種を越えた連携を促し、初期の課題の発見から最終的な展開までを円滑に進められる環境を提供します 。キャンバスをプロンプトとして活用するMiroのAI Workflowsは、途切れのないチーム作業の流れを生み出し、新しい働き方を広げ、組織全体の変革を推進します。2011年に創業し、現在世界各国に14拠点、1,600人以上の従業員を擁します。詳細は、https://miro.comをご覧ください 。
【インフォバーンについて】
インフォバーンは、「デザイン」と「コンテンツ」を力に、企業の価値創造を支援するパートナーです。1998年の創業以来、培ってきた編集力とデザイン思考を基盤に、企業の課題解決を支援してまいりました。ビジネスの根幹を支えるブランディングやデザインコンサルティングから、顧客との関係を深化させるコミュニケーションデザイン、心を動かすコンテンツプロデュースまで、戦略立案から実行までを一貫してご支援しています。また、当社のデザインコンサルティング事業部門であるIDL[INFOBAHN DESIGN LAB.]は、サービスデザインの手法をもとに、潜在的な課題を発見し、解決策や新たな事業機会への手がかりを提供します。デザイン思考、サービスデザイン、ビジョンデザイン、インサイト探索、価値構造化、プロトタイピングから検証改善まで、リサーチ〜戦略〜アウトプットを一貫して支援するメソッドとファシリテーション知見を有し、クライアント組織が自律的にデザインを実践できる「自走する組織」づくりを支援してきました 。近年は、デザイン人材育成プログラムや生成AI×デザインの実践・教育にも取り組んでいます。
Webサイト:https://www.infobahn.co.jp/
*Miro および Miroのロゴは、米国およびその他の国における RealtimeBoard, Inc.(Miro Inc.)の商標または登録商標です 。 *本文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標です 。
【本件に関するお問い合わせ先】
Miro(RealtimeBoard, Inc.)およびミロ・ジャパン合同会社
URL:https://miro.com/
株式会社インフォバーン
https://www.infobahn.co.jp/ask
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