「SPORT LIGHT by doda」、アスリートの中長期的なキャリア形成を支援する 「アスリートキャリア支援プロジェクト」を開始

～競技経験をビジネスで活かす方法を知り、キャリアの選択肢を広げる～

総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：峯尾 太郎、以下パーソルキャリア）が運営する転職サービス「doda（デューダ）」＜ https://doda.jp ＞による、スポーツ業界での仕事を知り転職のきっかけを作り出すサイト「SPORT LIGHT（スポーツライト）」＜ https://doda.jp/sportlight/ ＞は、アスリートの中長期的なキャリア形成を支援する「アスリートキャリア支援プロジェクト」を立ち上げる運びとなりましたので、お知らせします。

■特設サイトURL：https://doda.jp/sportlight/athlete/

■「アスリートキャリア支援プロジェクト」立ち上げ背景
アスリートのキャリア形成は、スポーツ庁が「スポーツキャリアサポート戦略」にて、現役中から引退後のキャリアについて準備をするための支援を行うなど、近年注目を集めています。しかし、アスリートは、現役中競技やその準備に集中しているケースが多く、引退するまで、ビジネスやキャリアなどに関する知識を得る機会が少ないという実態があります。これが妨げとなり、引退後のキャリア設計をすることが難しく、結果としてキャリアの選択肢が限られているといった課題があります。
「SPORT LIGHT by doda」は、アスリートが競技を通じて得た経験やスキルをビジネスで活かす方法を知り、引退後に選択できるキャリアを増やすことを目的に「アスリートキャリア支援プロジェクト」を立ち上げました。本プロジェクトでは、アスリートを対象に、中長期的な視点でキャリア設計を行うために、社会やビジネスに関する知識習得や、競技経験をビジネスで活かす方法を学ぶプログラムなどの提供を行います。これによりアスリートが、現役中はより競技に集中し、引退後には競技経験を活かしたキャリア形成や、自らが望むキャリアの選択ができる状態を目指します。
本プロジェクトを通じて、多くの人が希望するキャリアを選択できる機会を創出し、パーソルキャリアのミッションである－人々に「はたらく」を自分のものにする力を－が実現した社会づくりを行ってまいります。

■プロジェクト概要
本プロジェクトでは、現役中から中長期的なキャリアを考えるためのプログラム提供や、ビジネスとの接点を持つことができるイベントなどを実施します。プロジェクトメンバーに、元サッカー日本代表、現役時代は選手会副会長で現在はJリーグの特任理事を務める播戸 竜二氏と、スキージャンプ日本代表としてソチオリンピックに出場、現在は大学院でアスリートのキャリア研究をする山田 優梨菜氏を迎え、アスリートの視点を取り入れたプログラム開発を行います。

① 研修プログラムの提供
競技に打ち込みながら将来を考える機会をつくるため、「自分を知る」「社会を知る」「未来を考える」といったテーマを軸にした研修を実施します。研修内容は、チームや競技団体ごとにカスタマイズすることができ、選手の状況に合わせて設計を行います。

② キャリア形成支援
社会やビジネスに関する情報提供を行い、現役中に中長期的なキャリアプランを設計するプログラムです。キャリアプランは、キャリアアドバイザーと相談をしながら決定していきます。将来に対する不安や悩み、競技経験をビジネスで活かす方法、希望するキャリアを実現する方法などについて、キャリアアドバイザーが経験を活かしたアドバイス行い、キャリア形成のサポートをします。

③ アスリート向けイベントの実施
引退したアスリートや現役アスリート、ビジネス界の著名人などが登壇し、登壇者と共にキャリアについて考えるイベントです。イベントでは、競技経験とビジネスのつながりや、アスリートのキャリアについてのトークセッション、登壇するアスリートとの意見交換会などを実施します。

＜第1回「SPORT LIGHT ATHLETE Meetup」開催概要＞
日　　　　時：9月7日（月）19：00～21：00
参  加  資  格：引退したアスリート、現役アスリート
定　　　　員：30名 ※応募多数の場合には抽選となる可能性があります。
実  施  方  法：オンライン ※参加者にイベント参加用のURLをお送りします。
参  加  費  用：無料
参  加  方  法：特設サイト＜https://doda.jp/sportlight/athlete/event/0803.html＞からお申し込みください。
イベント内容：
第１部 基調講演 アスリートのキャリア支援に携わってきた方をゲストにお迎えします
第２部 引退したアスリートと播戸 竜二氏が「アスリートのキャリア」について語るトークセッション
第３部 現役アスリートと執行役員 大浦 征也が「アスリートのキャリア」について語るトークセッション
※各セッションでは質疑応答や、登壇するアスリートとの意見交換なども実施予定です。
※プログラムは予告なく変更する場合があります。
 

■プロジェクト責任者 執行役員 大浦 征也（おおうら せいや）
2002年、株式会社インテリジェンス（現社名：パーソルキャリア株式会社）入社。人材紹介事業に従事。その後、複数の部門の総責任者、営業本部長、事業部長などを歴任。2017年より約3年間、転職サービス「doda」の編集長を務める。2019年10月より現職。社外にてJHR（一般社団法人人材サービス産業協議会）キャリアチェンジプロジェクト、ワーキンググループメンバー、SHC（公益財団法人スポーツヒューマンキャピタル）理事にも名を連ねる。
＜本プロジェクトに対するコメント＞
アスリートのセカンドキャリアにおける課題は、数年来議論されてきましたが、抜本的な解決策が見出されず今日を迎えています。その中で、新型コロナウイルスの影響により、さまざまな競技のリーグや大会が延期、縮小、中止されたことで、競技の継続が難しくなり、急きょ引退後のキャリアについて考えざるを得なくなったアスリートがいると考えます。
本プロジェクトでは、現役中からスポーツ以外の領域に触れ、ビジネスフィールドでの人脈づくりや、セカンドキャリアの設計などを行っていただきます。セカンドキャリアに向けた準備をしていただくことはもちろんのこと、競技経験で養った強みや個々人の個性を、ビジネスフィールドで活かす方法を学ぶことを特徴としています。競技に集中し、パフォーマンスを高めることが、アスリートのキャリア形成にポジティブな影響を与えられる状態を目指しています。
このような状態の実現に向けて、パーソルキャリアが培ってきた人材ビジネスのノウハウと、今回プロジェクトに加わる2人の元トップアスリートの知見を応用し、さまざまなプログラムの開発、提供を行ってまいります。
 

■プロジェクトメンバー 播戸 竜二（ばんど りゅうじ）氏
1998年、ガンバ大阪に加入。06年J１リーグで16得点を挙げ日本代表に初選出。2019年9月14日、現役引退を発表。2020年3月Jリーグ特任理事に就任しサッカーの普及に努めている。1979年8月2日生まれ。兵庫県出身。
＜本プロジェクトに対するコメント＞
現役中から、セカンドキャリアに対する漠然とした不安があり、31歳でマネジメント会社を起業しました。私の周りには、社会やビジネスについて教えてくれる人達がいたため、ビジネスという新しい世界へ飛び込む不安やプレッシャーを乗り越えることができました。しかし、全てのアスリートにそういった人がいるとは限りません。そのため、パーソルキャリアがアスリートのキャリア支援に本格的に取り組むと聞いた時、私の経験を活かしてアスリートの支えになれると思い、プロジェクトへの参加を決めました。未来は自分次第で変えることが可能です。プロジェクトを通じて、多くのアスリート未来を一緒に切り開いていきたいと考えます。
 

■プロジェクトメンバー 山田 優梨菜（やまだ ゆりな）氏
2014年、スキージャンプ日本代表としてソチオリンピックに出場。現在は大学院でアスリートのキャリアの研究を行っている。
＜本プロジェクトに対するコメント＞
現役中の私は、セカンドキャリアとは、遠い未来の事だと思っていました。高校2年でソチ五輪に出場できましたが、大学1年時に医療過誤に見舞われ、道半ばにして引退を余儀なくされ、セカンドキャリアを歩むこととなりました。
新しい道を歩むことは決して楽ではありません。しかし、備える事で未来が開けます。現役中から、さまざまな世界に触れる事で可能性は広がると思います。少しでも多くのアスリートに、現役中も引退後も笑ってキャリアを歩んでもらいたいという想いを胸にプロジェクトに参加しております。

■「doda」について＜ https://doda.jp ＞
「doda」は、「はたらく今日が、いい日に。」をスローガンに、転職サイトや転職エージェント、日本最大級のdoda転職フェアなど、各種コンテンツで転職希望者と求人企業の最適なマッチングを提供しています。

■パーソルキャリア株式会社について＜ https://www.persol-career.co.jp/ ＞
パーソルキャリア株式会社は、－人々に「はたらく」を自分のものにする力を－をミッションとし、転職サービス「doda」やハイクラス人材のキャリア戦略プラットフォーム「iX」をはじめとした人材紹介、求人広告、新卒採用支援等のサービスを提供しています。2017年7月より、株式会社インテリジェンスからパーソルキャリア株式会社へ社名変更。グループの総力をあげて、これまで以上に個人の「はたらく」にフォーカスした社会価値の創出に努め、社会課題に正面から向き合い、すべての「はたらく」が笑顔につながる社会の実現を目指します。

■「PERSOL（パーソル）」について＜ https://www.persol-group.co.jp/ ＞
パーソルグループは、「はたらいて、笑おう。」をグループビジョンに、人材派遣サービス「テンプスタッフ」、転職サービス「doda」、ITアウトソーシングや設計開発など、人と組織にかかわる多様なサービスを展開しています。
また、人材サービスとテクノロジーの融合による、次世代のイノベーション開発にも取り組んでおり、市場価値を見いだす転職サービス「ミイダス」、ITイベント情報サイトおよびイベント＆コミュニティスペース「TECH PLAY」、クラウド型モバイルPOSレジ「POS＋（ポスタス）」などのサービスも展開しています。