【思い出のランドセルギフト】~20年間で約30万人が笑顔に!~日本とアフガニスタンの子どもたちのかけ橋となる新たなアクションをスタート
国際協力NGOジョイセフ(東京都新宿区)は、2004年からアフガニスタンの子どもたちに、日本での役目を終えたランドセルを贈る活動「思い出のランドセルギフト」事業を実施してきました。2024年9月〜11月も無事18,720個のランドセルが日本からアフガニスタンの子どもたちに贈られ、この20年間で、およそ30万人のアフガニスタンの子どもたちに学びのきっかけとエールを届けることができました。
活動20周年を記念し、思い出のランドセルギフトを贈って支えてくださった30万人の日本の子どもたちとそのご家族への感謝とそしてこれからも一緒にアフガニスタンの子どもたちの未来を応援していただきたい願いを込めて、ジョイセフは日本とアフガニスタンの子どもたちのかけ橋となるアクションを始動します。
【ついに女性の医療教育も禁止!アフガニスタンの女の子たちを応援しよう】
アフガニスタンでは、2021年8月からタリバン暫定政権下になり、2022年12月以降、女性は高等教育を受けることができなくなりました。現在、実質的にアフガニスタンの女性の教育の機会は小学校の6年間のみとなっています。さらに今年12月には、例外的に認められていた女性の医療教育機関への通学さえも禁止になり、アフガニスタンの女性医療従事者の深刻な不足と、女性たちの命と健康が脅かされることへの懸念の声が世界中から上がっています。ジョイセフは女の子たちが唯一学ぶことができる小学校で、ランドセルと学用品の配付を継続しながら、アフガニスタン政府や地域住民に対し、女子教育支援の重要性を訴え続けています。
【日本とアフガニスタンの子どもたちのかけ橋となる20周年記念アクション】
■日本の30万人に感謝の気持ちを込めてオンライン活動報告会を開催
ジョイセフの栗林桃乃、甲斐和歌子が20年間の感謝の気持ちを込めてナビゲートしオンライン活動報告会を開催します。かつて大切なランドセルを贈ってくださった皆さん、これからランドセルを贈りたいとご検討されている皆さん、ご家族やお仲間とご一緒にご参加ください。
当日は、アフガニスタン現地連携NGOの事務局長に中継でインタビューをします。また20年前の活動開始当初のことを知る甲斐と、今この活動を牽引する栗林が直近のアフガニスタンの様子や、配付活動の様子についてお話しします。
日 時:12月20日金曜日 19時〜20時
参加方法:オンライン(ジョイセフ公式YouTubeチャンネルにて配信)
※配信後、アーカイブ配信を配信します。
お申し込み不要
参加費 :無料
<報告会の内容(予定)>
・アフガニスタンの今
・ランドセルを贈って20年!!あれこれ話
・アフガン医療連合センター事務局長ババカルキル氏へのインタビュー
・最新のランドセル配付活動の報告
■アフガニスタンの子どもたちの学びと夢を応援する「20周年青空教室応援募金」を実施
ランドセルをきっかけに学校に行けるようになった子どもたち。今もなお、ジョイセフの支援活動地域の半数の小学校に通う子どもたちは校舎のない「青空教室」で学んでいます。青空教室で授業を行う先生からのニーズは、授業用ホワイトボードです。他にも青空教室に必要な学用品があります。手元にはランドセルがないけれどこの活動を応援したいと思ってくださった方もぜひジョイセフと一緒に「届けるアクション」募金にご協力ください。よろしくお願いします。
募金受付期間:2024年12月20日金曜日〜2025年6月30日まで
募金方法:ジョイセフチャリティショップより、1口2000円〜受付
*一口2000円以上ご寄付いただいた方にはもれなく、お礼状、思い出のランドセルギフトステッカー、思い出のランドセルギフト「チャリティピンキーリング」1つをプレゼントします。
例えば、
●3口6000円でホワイトボードがおよそ2枚
●1口2000円ずつ、100名の皆様からのご支援(20万円)が集まると、ホワイトボード一式、机も椅子もない青空教室で使用するゴザ(敷物)を約30セット調達し、小学校に届けることができます!
■かつてランドセルを受け取った女性たちのインタビュー記事をウェブサイトにて公開
ランドセルがきっかけとなって生きる希望と夢を抱いた女性たちの今を聞きました。
■ランドセルを手にした子どもたちの夢は?SNSにて公開
初めて日本から届いたランドセルを学校で目にして、受け取った子どもたちに、将来の夢を聞いてみました。思い出のランドセルギフト公式インスタグラムより12月20日〜POSTしていきます。インスタグラムをフォローして、アフガニスタンの子どもたちにエールを送ってください!
【架け橋となるアクションは続きます】
上記の他、アフガニスタンの子どもたちを応援するアクションイベントや、ランドセル出荷のためのボランティア募集などを計画中!詳細は後日発表いたします。
【思い出のランドセルギフトとは】
日本で役目を終えたランドセルをアフガニスタンの小学校で配付し、子どもたち、特に教育の機会に恵まれない女の子の就学に役立てる国際支援活動です。2004年の開始以来、およそ30万個の日本のランドセルがアフガニスタンへ贈られました。アフガニスタンの貧しい家庭の親が子どもたちを学校に行かせる動機になっています。この活動は、小学校4年生の国語や中学校の英語の教科書にも取り上げられています。
●今年活動20周年を迎えた本活動は、国際協力やSDGsに貢献できるアクションです。
●SDGsの17の目標のうち、SDG1貧困、 3 健康、4教育、 5 ジェンダー平等、12 つくる責任・つかう責任、16平和と公正、17の パートナーシップのゴールに貢献する活動です。
■受付期間:通年
■支援いただく内容
①アフガニスタンの小学校 1 年生〜3 年生の子どもたちへ中古ランドセル、未使用の学用品の寄贈
*現地の宗教上の理由により、豚革が使用されたランドセルや、損傷・劣化の激しいランドセルは、お預かり致しかねます。 ランドセルに新品(未使用)の学用品を一緒に入れて、送ることが可能です。
②海外輸送、配付活動に必要な経費*の寄附(ランドセル 1 個につき 2,500 円)
*ランドセルと学用品をアフガニスタンに届けるための、国内での倉庫保管費、梱包費、検品、海上輸送費、パキスタンとアフガニスタンでの通関費、内陸輸送費、現地配付費用等として使われます。
③日本国内の配送費、ランドセルを国内で管理している倉庫までの国内配送費
その他、企業や学校でのご周知や回収活動、メディアでの広報協力、海外輸送、配付活動費へのご寄附など 様々なご支援の方法がございます。詳しくは担当者までお問い合わせください。
公式ホームページ : https://www.joicfp.or.jp/jpn/donate/support/omoide_ransel/
公式インスタグラム: https://www.instagram.com/omoide.ransel/
【報道関係者の皆様へご案内】
コロナ禍や2021年8月の政変といった状況も乗り越え、現地NGOであるアフガン医療連合センターと連携協力し、日本の子どもたちとそのご家族からのご支援を頂きながら、20年間活動を継続してきました。今もなお、厳しい状況下で暮らすアフガニスタンの子どもたちの未来のために、より多くの日本の皆様にこの活動が認知され、参加いただけるよう広くご紹介ください。取材も歓迎いたします。インタビューや活動の写真・動画のご提供が可能です。お問い合わせください。
■国際協力NGOジョイセフについて
ジョイセフは、すべての人が自分の意思で生き方を選択できる世界をめざして、基本的人権であるSRHR【性と生殖に関する健康と権利】を推進する、日本生まれの国際協力NGOです。とりわけ、性による健康の格差とジェンダー不平等に苦しむ女性たちが、みずから命と健康を守り、性と生殖における自己決定権を持てるよう、43の国と地域で支援活動を行ってきました。
ウェブサイト:https://www.joicfp.or.jp/
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