TokyoものづくりMovement ― 未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト ― 採択者決定。製品化・事業化に向けた支援を実施します。

株式会社ツクリエ

2023年4月25日 14時20分

株式会社ツクリエ（本社：東京都千代田区代表取締役：鈴木英樹）が東京都及び地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターから受託する「TokyoものづくりMovement」は、3月26日にファイナリストによるコンテストを開催しました。

エントリーした52件の中から審査を勝ち抜いた10者がビジネスプランを披露。最優秀賞に選ばれた奥出えりかさん（yolni（ヨルニ））をはじめとする８者の採択者が決定しました。

今後、採択者の皆様の優れたビジネスプランの製品化・事業化に向けたハンズオン支援や開発資金支援を実施していきます。

採択者ページはこちら↓
URL：https://monomove.tokyo/result2023/

採択者・製品名一覧

採択者・法人名	製品名	製品概要
VITRO（ヴィトロ）	DEW（デュー）	～置くだけで、日本庭園～線香花火のような照明。
奥出　えりか	yolni（ヨルニ）	夜道の不安に寄り添うスマート防犯アクセサリー。
ALTERPLANTZ （オルタープランツ）	alternative plant pot （オルタナティヴプラントポット）	デザイン性と機能性を両立させ、自由にカスタマイズを楽しめる園芸用品。
コネクト	塩分濃度測定機器　エンシル	手軽にできる塩分濃度測定機器。摂取した食塩相当量等の情報を持ち歩き可能。
株式会社sion works （シオンワークス）	四次元かばん®に搭載するノートPCスタンド「LTスライダー」	PCを取り出さずに操作できるバッグと、それを可能にするスライド機能付きPCスタンド。
株式会社ブライトヴォックス	brightvox 3D （ブライトヴォックススリーディー）	3Dコンテンツを肉眼で全方位から視認できる立体ディスプレイ。
株式会社MizLinx （ミズリンクス）	MizLinx Monitor (ミズリンクスモニター)	水温等の海洋環境情報と水中カメラによる映像・画像が取得できる海洋IoTシステム。
株式会社Ubitone （ユビトン）	Ubitoneグラブ２（ユビトングラブ２）	盲ろう者のための新しい手指携行型コミュニケーション・生活支援デバイス。

最優秀者

最優秀賞は、奥出えりかさんが開発した「yolni（ヨルニ）」が選ばれました。

【製品詳細】

「yolni（ヨルニ）」は大人の夜道の安心のためのスマートアクセサリーです。道が暗いなどの不安を感じた時にデバイスを握るとスマートフォンから着信音が鳴り、もしもの時はピンを引き抜くと友人や家族に位置情報をLINEで共有できます。また、専用アプリでは歩行の記録を振り返ったり、行動データに基づいた防犯アドバイスを受けたりすることができます。性犯罪等のリスクが高いにもかかわらずソリューションが不足している大人世代を対象としています。

【奥出えりかさん受賞コメント】

yolni（ヨルニ）は構想してから約６年が経っています。当時はIoTや３Dプリンターが普及した頃で、誰でもハードウエアスタートアップになれる時代が来たと思い、スマートな防犯ブザーが作れないかと考えました。しかし、最初は上手くいかないことも多く、チームメンバーと試行錯誤を繰り返す日々でした。

今回Tokyo ものづくり Movementの募集を知り、試作から支援してくれるところに惹かれコンテストに挑戦してみたいと思いました。最優秀賞を受賞でき、チームメンバーに感謝したいです。

イベント概要

イベント名	TokyoものづくりMovement ―未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト―
開催日時	3月26日（日）14:00〜17:30
開催形式	現地開催／オンライン配信
現地会場	日本科学未来館　未来館ホール（東京都江東区青海2-3-6）
参加人数	105名
主催	地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター
運営受託	株式会社ツクリエ