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株式会社 大和書房
会社概要

25年在宅医療に携わった医師が教える、平穏な最期を迎えるために知っておくべきこと

安らかな「平穏死」を看取ってきた医師が経験に基づいてアドバイス

株式会社 大和書房

株式会社大和書房(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 靖)は『119番と平穏死ー「理想の最期」を家族と叶えるー』(著者 長尾和宏)を2020年4月11日に発売いたします。
  • 「平穏死」を望む一方で「蘇生拒否問題」が取り沙汰される日本の医療のリアル
15万部のベストセラー『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)や『痛くない死に方』(ブックマン社)の映画化も控えた話題の著者、長尾和宏さんの最新刊『119番と平穏死 ー「理想の最期」を家族と叶えるー』が発売。メディアでも話題となった「蘇生拒否」問題に絡め、家族との最期を後悔せずに迎えるための手立てを指南する1冊です。その内容を一部ご紹介します。

 
  • 日本の医療は「平穏死」とはほど遠い
たとえ高齢で回復の見込みがなくても、患者を生かし続けるのが日本の医療。延命措置を始めると、医師も家族もその後の判断は容易ではないという。最期は安らかに迎えたくても、日本の医療とのギャップが「蘇生拒否」問題を引き起こしています。

 
  • 119番は、穏やかな最期を脅かす運命の分かれ道
119番要請=「フルコースの蘇生処置と延命治療受ける」意思表示であると心得てほしいと長尾さんは指摘します。高齢で体力が無く、回復の見込みがなく、家族が延命治療の継続を望まないと申し出ても、簡単には後戻りできないのが日本の医療の現状です。

 
  • 回復見込みのない8割の人が延命治療で管に繋がれたまま病院で亡くなっている
厚労省「平成29年度人生の最終段階における医療に関する意識調査」によると、自身が末期がんのとき、多くの人が延命治療を望まないという結果が出ています。しかし回復の見込みがない約8割の患者が、延命治療で管につながれたまま、最期を迎えている現実があります。

 
  • 119番のリスクも知っておく
もし搬送先の病院で死亡が確認されると、救急医によっては警察に通報する場合があるそうです。事件性がないか調べるための検死、家族への事情聴取、自宅の現場検証が行われる場合もあります。これでは亡くなった家族を悼む間もないですね。最悪のケース「殺人者」扱いされ、後々トラウマになってしまった家族もいるそうです。

 
  • 東京都で施行された新たな条例
2019年12月より東京都消防庁で新条例が施行されました。心肺停止状態で救急車を呼んだ後も、患者のリビングウィルが確認でき、かかりつけ医と連絡できれば「心肺蘇生不要」と判断され、蘇生措置も病院の搬送も中止できるようになったようです。

※リビングウィル…「自分の命が不治かつ末期であれば、延命措置を施さないでほしい」と宣言する「生前意思」

自分はもちろん、家族の最期についても、「平穏」にその時を迎えられるかどうか、知っておくべきことが書かれた1冊です!

■目次
序章――119番は、穏やかな最期を脅かす運命の分かれ道
1章 119番の先に待っていること
救急車を呼ぶ意味、考えていますか?
119番は「フルコースの蘇生処置を」というメッセージ
8割の人が延命治療を受けて、病院で亡くなっています  他

2章 119番の裏で起きていること
119番がつながった瞬間から消防法が発効します
救急隊にはほぼ裁量がありません
救急隊は病院側しか見ていません  本人の意思を尊重する法律がありません 他

3章 幸せな119番と不幸な119番、そしてその間
意識が戻らないまま、3年生きた100歳の患者さん
「死」はいったい誰のものか
「救急車を呼ばない」という選択肢をした家族 他

4章 理想の最期を叶えるための終活
「緊急人生会議」のススメ
信頼できる在宅医の見つけ方
満足のいく在宅医療は「訪問看護師」が要です
60歳からリビング・ウィルを残しておく
おひとりさまは冷蔵庫に張り紙を 他
 


【プロフィール】
長尾和宏(ながお・かずひろ)
医学博士。医療法人社団裕和会理事長。長尾クリニック院長。一般財団法人日本尊厳死協会副理事長。日本慢性期医療協会理事。日本ホスピス・在宅ケア研究会理事。一般社団法人エンドオブライフ・ケア理事。関西国際大学客員教授。2012年、『「平穏死」10の条件』(ブックマン社)がベストセラーに。著書に、『糖尿病と膵臓がん』『痛い在宅医』『痛くない死に方』(以上、ブックマン社)、『病気の9割は歩くだけで治る!』(山と渓谷社)など。

 


【書籍概要】
書名:119番と平穏死 ー「理想の最期」を家族と叶えるー
著者:長尾和宏
発売日:2020年4月11日
販売元:株式会社大和書房
定価:1300円+税    

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会社概要

株式会社 大和書房

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URL
http://www.daiwashobo.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都文京区関口1-33-4
電話番号
03-3203-4513
代表者名
佐藤 靖
上場
未上場
資本金
1100万円
設立
1961年07月