ヘラルボニー、FABRIC TOKYOと渋谷モディを起点に初のコラボアイテムプロジェクトの開始を発表
〜丸井グループ、FABRIC TOKYOと3社合同記者会見を開催〜
■取り組みの背景
ヘラルボニーは、丸井グループと2021年より資本業務提携を行い“使うたび、社会を前進させる”をコンセプトとする、利用金額の一部が知的障害のある作家の創作活動やその普及活動に使用されるほか、福祉団体などへ寄付されるクレジットカード「ヘラルボニーエポスカード」の発行やポップアップイベントを開催するなど、共に様々な取り組みを行ってきました。このたび、丸井グループ、FABRIC TOKYO、当社の3社での共創を通じて、多様な人々が自分らしく生きられる社会の実現をめざしてまいります。
■「HERALBONY CARAVAN in 渋谷」が期間限定でオープン
渋谷モディ4階に新設される、インクルーシブな取り組みを発信するイベントスペース「カレンダリウム」第1弾のイベントとしてヘラルボニーが運営する「HERALBONY CARAVAN in 渋谷」が期間限定でオープンします。同空間を“異彩”のアートが鮮やかに彩り、ヘラルボニーエポスカードをはじめ、作品をデザインに起用したアートプロダクトの販売をおこないます。また、3月21日の世界ダウン症の日・4月2日の世界自閉症啓発デーの連動企画としてフォトブースの設置も予定しています。
【「HERALBONY CARAVAN in 渋谷」開催概要】
開催時期:3月17日(木)~4月27日(水)
開催場所:渋谷モディ4階 カレンダリウム
■ 4月2日の世界自閉症啓発デーに合わせ「社会還元デー」を実施
4月2日(土)の「世界自閉症啓発デー」に合わせ、“一人ひとりの多様性を考える日”をテーマに、渋谷マルイ・モディにて、「社会還元デー」を実施いたします。「社会還元デー」は、同日の渋谷マルイ・モディにおける売上の0.1%をヘラルボニーに提供し、ヘラルボニーを通じて、知的障害のある作家の創作活動やその普及活動に使用されるほか、福祉団体などへ寄付されます。お客さまの一人ひとりの想いを、社会の力に変えていく企画です。昨年11月に有楽町マルイで初開催した際には、多くのお客さまにご参加いただき大きな反響がありました。このたびの開催では、ヘラルボニーの契約作家であるFumime Shimaoka氏の作品「宇宙」がデザインされたアートマスクを渋谷マルイ・モディのスタッフが着用し、取り組みを盛り上げてまいります。
■FABRIC TOKYOとのコラボレーションプロジェクト開始
ヘラルボニーが運営するアートライフスタイルブランド「HERALBONY」と「FABRIC TOKYO」による初のコラボレーションを実施します。ヘラルボニーの3名の契約作家が描いたアートを裏地のデザインに使用したジャケット(※)を制作し、本日3月17日より渋谷モディの「All Gender Store」にて先行予約受付を開始します。
ヘラルボニーが運営するアートライフスタイルブランド「HERALBONY」は“ちがう視界から、ちがう世界を描き出す”をコンセプトに掲げ、プロダクトを通じて「障害=欠落」ではなく「違いや個性」という新しい視点や価値観を社会に提案してまいりました。多様な生き方や価値観にフィットするビジネスウェアを提供する”Fit Your Life.”というブランドコンセプトのもと、「あらゆるライフスタイルに対応したカスタムウェア」を提供しているFABRIC TOKYOも、共に社会に新しい価値を創出するための多様性に配慮した活動を展開しているという点で相互と取り組みに共感し、丸井グループを含めた取り組みのもと、コラボレーションが実現しました。
コラボ商品の販売開始は6月以降を予定しています。今回、3柄の販売(※)を行い、今後は定番化や他の在籍作家のアートの採用なども見据え、協業を継続してまいります。
※裏地のカスタマイズとして選択可能
【FABRIC TOKYOとは】
“Fit Your Life.”をブランドコンセプトに、体型だけでなく、お客さま一人一人の価値観やライフスタイルにフィットする、オーダーメイドのビジネスウェアを提供するブランドです。一度、ご来店いただき、店舗で採寸した体型データがクラウドに保存されることで、以降はオンラインからオーダーメイドの1着を気軽に注文することができます。リアル店舗も自社で展開し、関東・関西・名古屋・福岡の合計14店舗を運営中。
【FABRIC TOKYO All-Gender Store 店舗概要】
住所:〒150-0041 東京都 渋谷区 神南1-21-3 渋谷モディ 4F
最寄り駅:JR線 渋谷駅 ハチ公口から徒歩約4分、
東京メトロ 渋谷駅 7番出口/13番出口から徒歩約2分
営業時間:渋谷モディの営業時間に準拠
店休日:渋谷モディの休業日に準拠
リニューアル営業開始日:2022年3月17日(金)
店舗紹介ページ:https://fabric-tokyo.com/stores/shibuya_modi
■裏地デザイン起用作家・作品紹介
作品名:「宇宙」
作家:Fumie Shimaoka氏
在籍:個人(大阪府)
幼い頃から机に向かい集中して手指を動かす作業が好きで、モンテッソーリ教室に楽しく通っていた。ある日突然急性水腫を発症し、一時は失明も危惧されたが奇跡的に回復。コンタクト治療によって視力を矯正できた後から、自ら手持ちの水性ペンで大胆に細やかな線画を描き始めた。彼女の作品の特徴は、独特の色彩感覚でコツコツとちいさなマルやセルを繋げ、好きなモノや想いを描くこと。次第にたくさんの色を持ち、形を変え、欠片は増殖していき徐々に現在の作風が確立されていった。現在は、作業所に通いながら、家族と夕食を囲んだ後のテーブルで、のんびりと創作活動を楽しむ毎日を過ごす。
作品名:「(無題)(丸)」
作家:佐々木早苗 氏
在籍:るんびにい美術館(岩手県)
絵画のみならず織り物、切り紙、刺繍など、いずれも緻密で色彩と構成の妙に富む様々な表現を生み出し続けている。彼女は一つの仕事に数か月から数年集中して取り組んだあと、不意にやめて別の仕事に移るのが常。現在彼女が打ち込んでいるのは、丸く切り抜いた紙をいくつもの色で同心円状に彩色し、塗り終わった紙を壁に並べて貼っていくこと。
作品名:「おはな」
作家:五十嵐 成美 氏
在籍:工房ぱれっと(東京都渋谷区)
成美さんの歩く姿はとても軽快だ。重い荷物をものともせず、風のように駆けていく。と思えば、急に立ち止まり、周りの様子に意識を張り巡らしている。そして再び駆けていく。絵を描く時にも同様に意識を集中し、形を確かめながら輪郭を描いた後は、その中をクルクル、クルクル、軽快にペンを走らせる。いつの間にか線は面となり、花びらが鮮やかに色付く。一面の花畑ができると、また次の作品へと駆けていく。
【会社概要】
■株式会社丸井
本社所在地:〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話:03(3384)0101
URL:https://www.0101.co.jp
代表取締役社長:青野 真博
事業内容:小売・店舗事業、通信販売事業専門店事業(自主・PBの運営・開発)
■株式会社丸井グループ
本社所在地:〒164-8701 東京都中野区中野4-3-2
代表電話:03(3384)0101 FAX 03(5343)6615
URL:https://www.0101maruigroup.co.jp
代表取締役社長:青井 浩
おもな関連会社:㈱エポスカード、㈱丸井、㈱エムアンドシーシステム ほか
■株式会社FABRIC TOKYO
本社所在地:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 2丁目 34-17 住友不動産原宿ビル 4F
URL:https://corp.fabric-tokyo.com/
代表取締役CEO:森 雄一郎
事業内容:カスタムオーダーサービス「FABRIC TOKYO」の運営
■株式会社ヘラルボニー
本社所在地:〒020-0026 岩手県盛岡市開運橋通2-38
URL:https://www.heralbony.jp https://www.heralbony.com
代表取締役:松田 崇弥/松田 文登
事業内容:アートライフスタイルブランド「HERALBONY」の運営
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