大日本印刷と更なるECパフォーマンス向上に向けて業務提携

D2C事業の立ち上げから成長支援、自社ECサイトの売上最大化を促進

株式会社ACROVE

EC売上最大化を実現するECプラットフォーム事業とM&Aを通してブランド育成を図るECロールアップの2事業を展開する株式会社ACROVE(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:荒井 俊亮、以下ACROVE)は、大日本印刷株式会社(以下DNP)と、事業者様のECパフォーマンス最大化を強化することを目的に2023年9月29日に業務提携を行いました。

DNPとACROVEがEC事業事業者様のパフォーマンス向上に向けて業務提携DNPとACROVEがEC事業事業者様のパフォーマンス向上に向けて業務提携

  • DNPとの業務提携の背景と狙い

 日本のEC市場について、EC化率は諸外国・地域と比べて第9位※1と低いものの、コロナを機にECでの購買需要が増加していることに伴い、EC市場は2022年に前年比 約9.91%増の約22.7兆円※2と拡大しております。さらに、歴史的な円安による越境ECの隆盛も加わり、今後もEC市場規模は拡大傾向であり、参入企業も増加すると見込まれます。


 一方で、EC運用には多くの知見が必要であり、自社の限られたリソース内で効率的に効果的な施策を実行するのが難しい、というのが低いEC化率の要因の一つです。


 ACROVEはEC運用に関わる独自のビッグデータを保有しております。保有データは、ECモール上の商品情報や競合商品情報、市場動向などです。全国の事業者様の販売支援をする中で蓄積されたビッグデータと、ECロールアップで自社ブランドとして立ち上げから運用まで実施した際のビッグデータが蓄積されております。豊富なデータを元にした、再現性の高い販売支援サービスが強みです。


 DNPは、「ECサイト・通販業務支援システム CommerceLine® SP」やECサイトでの注文受付から配送までのフルフィルメント業務のBPO(Business Process Outsourcing:業務委託)など、大規模なECサイトの運営・保守の支援、各種EC対応サービスの提供などを行っております。さらに、近年ECサイトを開設して、商品の販売動向等を分析し、生活者のフィードバックを得て商品の改善・開発に取り組む、Direct to Consumer(D2C)事業が増加していることを受けて、「D2C支援サービス」※3も提供しております。


 この度の業務提携により、両社が持つ知見や技術、サービス、機能を組み合わせることで、D2C事業の立ち上げから成長支援、事業者様の自社ECサイトやECモールでの売上最大化を促進することが可能になります。また、各種ECサイトの運営等に関するBPOサービスなども展開してまいります。


ACROVEは事業者様のパートナーとして、一つでも多くの素晴らしい事業・モノ・想いを一人でも多くの人に届け「良いCommerceが、届く世界へ。」の実現に向けて努めてまいります。


※1 / ※2:

引用元:経済産業省「令和4年度 電子商取引実態調査」(https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/statistics/outlook/ie_outlook.html

※3:

DNPの「D2C支援サービス」について(https://www.dnp.co.jp/news/detail/10158469_1587.html

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※ニュースリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容などは発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。


  • 業務提携による主な取り組みのポイント

  1. 「D2C事業」向けEC支援サービスの強化と新サービスの開発

    ACROVEはビッグデータを元にした売上最大化に向けた販売支援や、ブランドの育成、転売対策などに強みがあります。

    DNPは、DM・カタログ・電話・メール等を用いて生活者とのコミュニケーションを行うインサイドセールスやフルフィルメント等のBPO、およびリアルな店頭やイベント等と連動したプロモーション施策に強みがあります。

    両社の強みを掛け合わせ、それぞれのサービスを互いに販売する体制を整え、D2C事業に取り組む企業等へEC支援サービスを強化します。また、企業等のニーズに合わせた新しいサービスも開発していきます。


  2. 自社EC運営事業における協業

    ACROVEは、ブランドを育成し価値向上を目的にECブランドの買収・統合から事業承継型M&Aまで実現するECロールアップ事業の実績とノウハウを有しております。DNPも複数の自社ECサイトの運営を行っています。両社の豊富な実績に基づいた知見を生かしてECブランドのロールアップを実現し、一つでも多くの事業とモノが発展する一助になれるよう事業に取り組んでまいります。


  3. さまざまな企業のEC事業の成長段階に合わせた支援体制を構築

    事業者様がEC事業の成長段階に応じて抱える多様な課題に対して、柔軟に解決していく体制を構築していきます。また、両社のEC事業に関連する豊富な知見を事業者様に共有することで、EC人材の育成を通して運用のインハウス化を図る体制構築を支援いたします。


  • 今後の展開

ACROVEはDNPとの連携によって事業者様の更なる発展に寄与できるように、ECサイトの立ち上げや運営を支援し、サービスの質向上と拡充に向けて邁進いたします。



◆大日本印刷株式会社 概要

所在地:東京都新宿区 代表取締役社長:北島義斉

1876年創業。出版印刷・商業印刷・ICカード・企業のマーケティング支援・包装・建材・産業資材・電子部材など、幅広い分野で多様な製品・サービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社です。

独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを掛け合わせるとともに、社外の多くのパートナーとの連携を深めて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に取り組んでいます。


◆株式会社ACROVE 概要

株式会社ACROVEはプロテインD2C事業から開始し、現在はEC売上最大化を実現するECプラットフォーム事業とM&Aを通してブランド育成を図るECロールアップの2事業を同時に展開する、ECプラットフォームカンパニーです。「ECプラットフォーム事業(旧:ECサービス事業から変更)」は売上成長率平均300%のEC販売支援を実施、「ECロールアップ事業」は継続が困難な事業の素敵なモノと想いをM&Aを通して次代に紡ぐ事業です。現在「ECプラットフォーム事業」で160社以上を支援、「ECロールアップ事業」は約1年間で7件のM&Aを実施しました。

戦略立案から実務代行、転売対策まで一気通貫で販売支援をする「ECプラットフォーム事業」と、海外ではECアグリゲーターとも呼ばれる、ブランド・事業価値向上目的としたM&Aを実施する「ECロールアップ事業」を同時に展開する、世界でも類を見ないユニークなビジネスモデルがACROVEの強みです。両事業間の相乗効果により顧客貢献性の高いサービスを提供してブランドの成長を支援、「良いCommerceが、届く世界へ。」の実現に向けて事業を拡大しています。

会社名    :株式会社ACROVE(https://acrove.co.jp/)

設立     :2018年11月15日

代表者    :代表取締役 荒井俊亮

連結従業員数 :148名(2023年9月時点)

所在地    :〒102-0083東京都千代田区麹町6丁目6-2 番町麹町ビルディング9F

事業内容     :

・売上成長率平均300%のEC販売支援「ECプラットフォーム事業(旧:ECサービス事業から変更)」

・事業開始約1年で7件のM&Aを実施「ECロールアップ事業」

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ビジネスカテゴリ
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会社概要

株式会社ACROVE

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URL
https://acrove.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町6丁目6-2 番町麹町ビルディング9F
電話番号
-
代表者名
荒井俊亮
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2018年11月