日本調剤 星川薬局にて宅配ボックスを用いた実証実験を開始 非接触での処方薬受け渡しや待ち時間の解消を実現へ -新しい生活様式に対応した「安心安全な薬の受け渡しの実現」2社合同プロジェクト-
日本調剤株式会社プレスリリース
■実施の背景
日本調剤では、患者さまと従業員の安全を第一に、新型コロナウイルスをはじめとした各種感染症予防および拡大防止に最大限配慮しながら、薬局での飛沫飛散防止用の間仕切りの設置や、オンライン服薬指導に対応可能な体制の整備を進めてまいりました。
フルタイムシステムでは、抗菌・除菌を標準仕様とした宅配ボックスを開発するなど新型コロナウイルス感染防止対策プロジェクトを推進し、さまざまなサービスを展開しています。
このたび日本調剤はフルタイムシステムと共同し、コロナ禍においても患者さまが安心して薬物治療・服薬指導を受けられる環境を整備することを目指し、非接触型の「スマートピックアップロッカー」を活用した実証実験を日本調剤 星川薬局にて開始いたします。本実証実験では、非接触での処方薬の受け渡しや、待ち時間の短縮に関する検証を行うことで、感染症の拡大防止や、患者さまの利便性・安全性向上のための体制構築を目指してまいります。
■「スマートピックアップロッカー」について
今回の実証実験に使用する「スマートピックアップロッカー」は、フルタイムシステムが開発した宅配ロッカーであり、視認性の高いタッチパネルによって、どなたでも簡単に操作ができます。またQRコードをかざすだけで荷物の受け取りが可能で、利便性にも配慮した設計となっています。電気錠の制御や利用履歴データは、コンピュータで管理されるため、患者さまが処方薬を受け取ったかどうかを薬局で管理することも可能です。
■実証プロジェクト概要
実証プロジェクト :フルタイムロッカーを利用した非接触による処方薬の受渡しの検証
・待ち時間短縮による感染症対策
・作業の効率化
・患者さま・店舗スタッフ双方の安全性の向上
第 一 弾 : 日本調剤 星川薬局(神奈川県横浜市) 11月2日より運用開始
【日本調剤株式会社について】 https://www.nicho.co.jp/
1980(昭和55)年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約3,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みを積極的に進めており、さらに超高齢社会に必要とされる良質な医療サービスの提供を行ってまいります。
【株式会社フルタイムシステムについて】 https://www.fts.co.jp
フルタイムシステムは、世界に先駆け「宅配ボックス」「宅配ロッカー」(フルタイムロッカー)を発明し、集合住宅を中心に戸建て、オフィス、駅などへの設置件数34,000棟を超える宅配ボックス・宅配ロッカーのリーディングカンパニーです。30年以上にわたりお客様の声に耳を傾け、宅配ボックス・宅配ロッカーと24時間有人対応のコントロールセンターを核とし、レンタサイクル、カーシェアリング、EV充電など、住生活を豊かにする設備やサービスを提供しています。今後も集合住宅のみならず、オフィス、店舗、学校、公共施設など、あらゆるシーンでより快適な生活環境の創出と利便性の向上を目指します。
【本ニュースリリースに関するお問い合わせ先】
日本調剤株式会社 広報部 広報担当
TEL:03-6810-0826 FAX:03-3201-1510
E-Mail:pr-info@nicho.co.jp
株式会社フルタイムシステム 広報担当
TEL:03-3851-5838 FAX:03-3851-3811
E-Mail:press@fts.co.jp
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