インタセクト、トヨタ紡織中国子会社にスマート工場ソリューションを導入 ~AMR×IoT連携で14.8%の人員削減と倉庫スペース23.5%の最適化に成功
中国・台湾や英語圏などの海外プロモーション・インバウンド支援を行うインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:譚 玉峰、以下 インタセクト)は、トヨタ紡織の中国子会社である広州桜泰汽車飾件有限公司 小虎島工場において、AMR(自律走行搬送ロボット)とIoT技術を組み合わせたスマート物流ソリューションを導入しました(事例を本日より公開)。本システムは、物流工程の全自動化を実現し、作業効率の向上と省スペース化に大きく貢献しています。
■導入ソリューション概要
今回導入したソリューションは、AMR、スキャンゲート、昇降機、段積み機といった先進的なハードウェア設備と、WES(倉庫実行システム)およびWMS(倉庫管理システム)を高度に連携させた統合型物流自動化システムです。
入荷から昇降、入庫、出庫までの全工程にわたる物流の完全自動化を実現し、従来の人的作業に依存した体制から、柔軟性と効率性を両立したスマート工場への転換を支援いたしました。
■具体的な導入効果とシステム仕様

導入効果:
・総人員配置:14.8%削減
・2F部品置場面積:23.5%削減
・牽引車使用:30.0%削減
ハードウェア導入実績:
・AMR:搬送速度1.5メートル/秒
・自動スキャンゲート:処理速度9.9秒/回、精度99.99%
・昇降機:上昇42回/時、下降46回/時
・段積み機:90回/時
ソフトウェア機能:
・WMS:在庫状態のリアルタイム更新、FIFO管理、指示の自動作成
・WES:設備の統一管理、機器監視、効率管理とKPIレポート生成
これらの成果により、コスト効率と生産性の大幅な向上を同時に実現しております。
当社は本プロジェクトを通じて、製造業におけるスマートファクトリー化を実現し、他社にも応用可能な業界標準モデルの構築を目指しております。
設計構想から技術選定、運用定着まで一気通貫で支援することで、お客様の持続的な競争力向上に貢献してまいります。日本の技術力を活かした付加価値の高いソリューション提供を継続してまいります。
【補足情報】
AMR(Autonomous Mobile Robot):
自律走行搬送ロボット。事前に設定されたルートに従って自動で物品を搬送するロボットシステム
WMS(Warehouse Management System):
倉庫管理システム。在庫管理、入出庫管理、配送管理などの倉庫業務全般を統合管理するシステム
WES(Warehouse Execution System):
倉庫実行システム。WMSからの指示を受けて、実際の設備機器を制御・監視するシステム
FIFO(First In First Out):
先入先出法。最初に入庫した商品から優先的に出庫する在庫管理手法
■会社概要
商号 :インタセクト・コミュニケーションズ株式会社
代表者 :代表取締役社長 譚玉峰
所在地 :〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3丁目1番地 B・Mビル2F
設立 :2000年11月
事業内容 :中国本土・台湾を主軸とした観光DXによる海外プロモーション・インバウンド
(訪日誘客)支援、中国向け越境EC、アフィリエイト運用代行、アフィリエイト
サイトパトロール、システム開発など
資本金 :9,856万円
URL :https://www.intasect.com/
2000年に設立した日本国内及び中国大陸・台湾地域を主体とした海外プロモーション・システム開発企業で、以下のとおり、幅広い事業を展開しています。
日本および海外両方に対応しているQR決済ソリューション「IntaPay」及びSIサービス・ERP事業。
日本向けでは、アフィリエイト広告運用及びアフィリエイトサイトパトロール、POS連携したCRM分析やBIツール、BPM、電子契約、無人AI店舗、モバイルオーダー「eateat」。
海外向けとしては、生成AIを用いた観光DXによる訪日誘客施策・旅ナカ回遊促進、百度広告やSNS、在日・海外インフルエンサーなどの海外デジタル広告、WeChatミニプログラム開発、海外販路拡大。
また、制作領域として、多言語WEB/動画/ポスター/説明POP制作、添削・共有・指示ツールの「Passton」、ライブ配信等、国内外においてDX技術を用いた幅広い事業を展開中です。
2025年現在、国内・中国本土あわせ10拠点以上、グループ全体の従業員数は約1,000名となっています。
【本件に関してのお問い合わせ先】
インタセクト・コミュニケーションズ株式会社 お問い合わせフォーム
https://www.intasect.com/contact.html
(お問い合わせ内容に関する担当部門よりお返事申し上げます)
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