リアルテックグローバルファンド2号がセカンドクローズを実施

未踏への挑戦「東南アジアのディープテックエコシステムを構築する」

UntroD Capital Japan

UntroD Capital Asia Pte Ltd※1(所在地:シンガポール、アントロッドキャピタルアジア、Managing Director:丸幸弘、以下「当社」)は、東南アジアを中心としたグローバルなディープテックスタートアップ支援に特化した「Real Tech Global Fund 2(以下、グローバルファンド2号)」のセカンドクローズを完了いたしました。2024年7月1日に実施されたファーストクローズに加え、新たな出資者にご参画いただき、未踏への挑戦「東南アジアのディープテックエコシステムの構築」を加速してまいります。

引き続き日本の事業会社や金融機関を中心に投資家の募集を継続し、グローバルと日本を結ぶクロスボーダーのディープテックエコシステムの構築を目指します。

※1. リアルテックグローバルファンドを運営するRTHD Singaporeが 「UntroD(アントロッド) Capital Asia」として再始動

東南アジアのディープテックエコシステムを構築してきた5年間

2020年、世界中のスタートアップ・VC調達が冷え込んだコロナ禍。2020年5月に組成したグローバル1号ファンドは、人類が直面する地球規模の深い課題を解決すべく、東南アジアのディープテックスタートアップを支援するエコシステムの構築を目指して立ち上がりました。日本の事業会社を中心に総額34億円を調達し、シンガポール・マレーシア・フィリピン・インドネシアを代表するディープテックスタートアップ計14社に出資しました。さらに米国や英国を代表するファンド・ベンチャービルダーとも戦略的なパートナーシップを締結するなど、着実にグローバルなディープテックエコシステムを開拓してきました。

グローバル1号ファンドの狙いは、「日本と東南アジアを接続すること」にありました。コロナ禍にも関わらず、出資先の日本法人設立やカントリーマネージャーの採用、出資先と日系事業会社との共同研究・事業提携・出資の促進、さらには出向プログラムを通した人材育成など、数多くの日本・東南アジア接続プロジェクトを開拓してきました。2021年にはシンガポール政府系ファンドであるSEEDs Capital、2023年にはフィリピン政府系ファンドであるStartup Venture Fundの共同出資パートナーにそれぞれ日系ファンドとして初めて認定され、これまで計7社・20億円近くの共同出資も実施してきました。

一方で、東南アジアのユニコーン一覧は未だにフィンテックを中心としたITサービスで埋め尽くされており、ディープテックスタートアップへの投資環境は変化する必要があります。我々は、東南アジアのディープテックエコシステムを構築するという「未踏(Untrodden)の取り組み」をさらに加速すべく、リアルテックグローバルファンド2号の設立に至りました。

今、東南アジアの地で、「未踏の仕掛け」を

グローバルファンド2号では、北國銀行グループの株式会社QRインベストメントを筆頭に、事業パートナーとして世界の食産業改革をリードする西本WismettacグループのWismettac Ventures合同会社、商船三井グループの株式会社MOL PLUS、愛知から生活インフラの課題解決を目指す株式会社山田商会ホールディングにご参画いただきました。また、モノづくりパートナーとして岡山から世界の農業・モノづくり課題を解決するKOBASHI HOLDINGS株式会社、日本進出パートナーとして株式会社リバネスにご参画いただきました。

各参画企業と共に、東南アジアの地で、「未踏の仕掛け」を順次進めております。また、2024年、株式会社東京証券取引所(以下、「東証」)が、成長性豊かなアジアの有力企業に東証への上場を促進する「東証 アジア スタートアップ ハブ」を立ち上げたこともあり、東南アジアにおける日系ベンチャーキャピタルの重要性がさらに高まっています。今後、日本を代表するグローバル企業、また日本の地域産業を代表するパートナー企業と共に、東南アジアと日本を接続し、さらなるクロスボーダーの支援体制を構築してまいります。

グローバルファンド2号パートナー企業(五十音順)

  • Wismettac Ventures合同会社(本社:東京都)

  • 株式会社MOL PLUS(本社:東京都)

  • 株式会社QRインベストメント(本社:石川県)

  • KOBASHI HOLDINGS株式会社 (本社:岡山県)

  • 株式会社山田商会ホールディング(本社:愛知県)

  • 株式会社リバネス(本社:東京都)

UntroD(アントロッド)について

地球や人類の課題解決に資する研究開発型の革新的テクノロジーを有するディープテックスタートアップの社会実装を目的とした「リアルテックファンド」を2015年に設立し、シード・アーリーステージのスタートアップへのリード投資およびハンズオン支援を行ってきました。現在までに、リアルテックファンド1号~4号(日本ファンド)、リアルテックグローバルファンド1号・2号(グローバルファンド)、リアルテックグロースファンド1号(日本ファンド)を運用し、運用総額は400億円以上に達しています。社会に必要とされながら資本が流れにくい未踏領域に誰よりも最初に踏み出し、その経済性を証明することで資本や人材が供給され続ける持続的な仕組み創りを目指す、その意志をより一層体現するため、「未踏」を意味する「UntroD」を社名として掲げ、2024年6月に再始動しました。

HP:https://untrod.inc

お問い合わせ先

UntroD Capital Asia Pte Ltd

広報担当:成田

contact_global@untrod.inc

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会社概要

UntroD Capital Japan株式会社

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URL
https://www.realtech.holdings/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都港区虎ノ門2-2-1 住友不動産虎ノ門タワー 17F
電話番号
03-6630-1000
代表者名
永田 暁彦
上場
未上場
資本金
-
設立
2014年12月