私たちの生を一変させた新型コロナウィルス。筒井康隆、宇佐見りんから坂本龍一まで、「緊急事態」を生きた創る人52人の2020年を日記で記録し、未来に伝える永久保存大特集!
新型コロナウィルスによる感染症の世界的大流行に襲われ、「日常」が一挙に失われた2020年。既に200万人の命が奪われた歴史的な年を「創る人」はいかに生き、いかに創ったのか? 2020年1月1日から12月31日まで、366日(52週)を52人の1週間日記でリレーする計100頁の超大型企画。
【日記寄稿者】
▶筒井康隆▶町屋良平▶松田青子▶ブレイディみかこ▶柴崎友香▶菊地信義▶菊地成孔▶小山田浩子▶ヤマザキマリ▶町田 康▶佐伯一麦▶角田光代▶朝吹真理子▶高橋源一郎▶石原慎太郎▶植本一子▶内沼晋太郎▶金井美恵子▶山城むつみ▶水村美苗▶飴屋法水▶今村夏子▶東 浩紀▶エリイ▶大竹伸朗▶島田雅彦▶青山七恵▶桐野夏生▶高山羽根子▶滝口悠生▶小川洋子▶坂本慎太郎▶千葉雅也▶塩田千春▶津村記久子▶多和田葉子▶いしいしんじ▶金原ひとみ▶池田亮司▶ケラリーノ・サンドロヴィッチ▶村田沙耶香▶柳美里▶上田岳弘▶近藤聡乃▶黒河内真衣子▶柄谷行人▶宇佐見りん▶平野啓一郎▶坂本龍一▶青葉市子▶川上弘美▶蓮實重彦
ヤマザキマリ「世の中の人々は新型コロナ・ウィルスを巡って錯綜する情報に振り回され、疲れが見え始めている」(2020年2月27日の日記より)
角田光代「明日からミャンマーに出張だったのだが、(…)急遽出張は取りやめになった」(3月18日)
朝吹真理子「夫とレストランで食事をしたときも、周囲のテーブル、全部コロナの話題だった。(…)どうなるんだろうね、ほんとうに。わからん」
石原慎太郎「地球と人類の終末を予感させるこの事態の到来は、物書きとしての人間に稀有なる体験を強いてくれる」(4月8日)
植本一子「夜、初めてのZoom飲み会」(4月18日)
水村美苗「今回の政府の心許なさに、どこかで精神が崩壊してしまった」(5月19日)
今村夏子「家族以外の人と会話するのは二ヶ月ぶり」(5月27日)
東浩紀「赤く不気味に照らされた都庁舎とレインボーブリッジの画像がタイムラインを賑わせている。それ以外の情報はなし。ただただ滑稽」(6月3日)
島田雅彦「今は戦時下なのだと思う。メンタルをやられる人や自殺者も増えるのは間違いない」(6月27日)
小川洋子「リモート取材。リモートって一体何なんだ、と誰かに詰め寄りたい気もするが、やるしかない」(7月29日)
多和田葉子「パンデミックは確かに恐ろしいが、自分の生まれた国に独裁政治が発生して帰れなくなるという状況の方がずっと恐ろしい」(9月7日)
村田沙耶香「本当にとてつもなく久しぶりに、友達が家にきた。誰かが自分の部屋にいることなんて何ヶ月ぶりだろうか」(10月12日)
柳美里「今年は、演劇人にとっては余りにもつらい一年だった」(10月18日)
柄谷行人「午前中、「力と交換様式」という論文の続きを書く。(…)自宅に閉じこもり、散歩はするものの、人にはほとんど会わなかった。むろんコロナ禍のせいである」(11月11日)
宇佐見りん「遠野遥さんとオンライン対談イベント。私にとっては初のイベントだったので、始まる前はここ最近で一番緊張した気がする」(11月18日)
平野啓一郎「朝から曇天。時折、雨。三島由紀夫の命日だが、五十年前のあの日、もし悪天候だったら、どうなっていたのだろう」(11月25日)
坂本龍一「文化コードなどは所詮人間の観念が作り出したもの。いつか消える。(…)自然にとっては人間の与える意味など無意味だ」(11月4日)
川上弘美「コロナ下のうちのエンゲル係数は、去年のほぼ二倍」(12月21日)
《商品情報》
【タイトル】新潮2021年3月号
【発売日】2月5日(金)
【体裁】384ページ、A5判
【本体定価】1091円(税別)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shincho/
▶筒井康隆▶町屋良平▶松田青子▶ブレイディみかこ▶柴崎友香▶菊地信義▶菊地成孔▶小山田浩子▶ヤマザキマリ▶町田 康▶佐伯一麦▶角田光代▶朝吹真理子▶高橋源一郎▶石原慎太郎▶植本一子▶内沼晋太郎▶金井美恵子▶山城むつみ▶水村美苗▶飴屋法水▶今村夏子▶東 浩紀▶エリイ▶大竹伸朗▶島田雅彦▶青山七恵▶桐野夏生▶高山羽根子▶滝口悠生▶小川洋子▶坂本慎太郎▶千葉雅也▶塩田千春▶津村記久子▶多和田葉子▶いしいしんじ▶金原ひとみ▶池田亮司▶ケラリーノ・サンドロヴィッチ▶村田沙耶香▶柳美里▶上田岳弘▶近藤聡乃▶黒河内真衣子▶柄谷行人▶宇佐見りん▶平野啓一郎▶坂本龍一▶青葉市子▶川上弘美▶蓮實重彦
ヤマザキマリ「世の中の人々は新型コロナ・ウィルスを巡って錯綜する情報に振り回され、疲れが見え始めている」(2020年2月27日の日記より)
角田光代「明日からミャンマーに出張だったのだが、(…)急遽出張は取りやめになった」(3月18日)
朝吹真理子「夫とレストランで食事をしたときも、周囲のテーブル、全部コロナの話題だった。(…)どうなるんだろうね、ほんとうに。わからん」
石原慎太郎「地球と人類の終末を予感させるこの事態の到来は、物書きとしての人間に稀有なる体験を強いてくれる」(4月8日)
植本一子「夜、初めてのZoom飲み会」(4月18日)
水村美苗「今回の政府の心許なさに、どこかで精神が崩壊してしまった」(5月19日)
今村夏子「家族以外の人と会話するのは二ヶ月ぶり」(5月27日)
東浩紀「赤く不気味に照らされた都庁舎とレインボーブリッジの画像がタイムラインを賑わせている。それ以外の情報はなし。ただただ滑稽」(6月3日)
島田雅彦「今は戦時下なのだと思う。メンタルをやられる人や自殺者も増えるのは間違いない」(6月27日)
小川洋子「リモート取材。リモートって一体何なんだ、と誰かに詰め寄りたい気もするが、やるしかない」(7月29日)
多和田葉子「パンデミックは確かに恐ろしいが、自分の生まれた国に独裁政治が発生して帰れなくなるという状況の方がずっと恐ろしい」(9月7日)
村田沙耶香「本当にとてつもなく久しぶりに、友達が家にきた。誰かが自分の部屋にいることなんて何ヶ月ぶりだろうか」(10月12日)
柳美里「今年は、演劇人にとっては余りにもつらい一年だった」(10月18日)
柄谷行人「午前中、「力と交換様式」という論文の続きを書く。(…)自宅に閉じこもり、散歩はするものの、人にはほとんど会わなかった。むろんコロナ禍のせいである」(11月11日)
宇佐見りん「遠野遥さんとオンライン対談イベント。私にとっては初のイベントだったので、始まる前はここ最近で一番緊張した気がする」(11月18日)
平野啓一郎「朝から曇天。時折、雨。三島由紀夫の命日だが、五十年前のあの日、もし悪天候だったら、どうなっていたのだろう」(11月25日)
坂本龍一「文化コードなどは所詮人間の観念が作り出したもの。いつか消える。(…)自然にとっては人間の与える意味など無意味だ」(11月4日)
川上弘美「コロナ下のうちのエンゲル係数は、去年のほぼ二倍」(12月21日)
《商品情報》
【タイトル】新潮2021年3月号
【発売日】2月5日(金)
【体裁】384ページ、A5判
【本体定価】1091円(税別)
【URL】https://www.shinchosha.co.jp/shincho/
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