~地上波ラジオを新しい音声メディアとしてリポジショニング~
産学連携で表現を学ぶ学生が調査・研究・提案!
大正大学(学長:髙橋秀裕、所在地:東京都豊島区)の表現文化学科エンターテインメントビジネスコース(現:アート&エンターテインメントワークコース)川喜田ゼミ(担当教員:川喜田尚)では、公益信託 高橋信三記念放送文化振興基金の助成を受け、災害・防災対応、地域密着情報、娯楽、地域活性化などの視点から地上波ラジオを新しい音声メディアとしてのリポジションは可能か、時代の流れとして縮小、衰退の道は避けられないかなど、学生が中心となって2022年2月22日(火)に調査研究、提案を行いました。
メディア利用では、10代、20代のテレビ離れが顕著になっている一方、コロナ禍をきっかけにradikoの利用者が増加し、音声SNSやユーチューバーの音声メディアへのシフト化が進んでいます。学生が本学で身につけた表現力やコミュニケーションスキル、分析力を駆使した個性的で斬新な企画を堂々と提案、PBL(問題解決学習)の成果が高く評価されました。
メディア利用では、10代、20代のテレビ離れが顕著になっている一方、コロナ禍をきっかけにradikoの利用者が増加し、音声SNSやユーチューバーの音声メディアへのシフト化が進んでいます。学生が本学で身につけた表現力やコミュニケーションスキル、分析力を駆使した個性的で斬新な企画を堂々と提案、PBL(問題解決学習)の成果が高く評価されました。
【本件のポイント】
- 災害の影響を受けにくい、情報の信頼度、情報コストの低さなどのラジオも持つ長所を、学びの領域と結び付け、普及率の低迷解決を目指すPBLでの取り組みです
- 公益信託 高橋信三記念放送文化振興基金の助成を受け、大学での学修の枠を超え、実社会で価値を持つ新しい大学の学びを実践
- データの緻密な分析、実現可能な企画を社会に向けて発表する場の提供は自己肯定感の創出になり得ます
【概 要】
「地上波ラジオのリポジショニング研究」
1.シン・ラジコの提案
~スマートフォン社会の音声メディアを考える~
2.大規模災害を見据えたラジオ局の対策(東海地区)
~防災・減災をキーとしたブランディングの提案~
●プレゼンにご参加いただいた方々
株式会社CBCラジオ 常務取締役 細井 麻郎 様
編成部長 松本 徹 様
株式会社radiko 配信技術室長 掛原 雅行 様
●ご支援ご協力いたただいた団体
公益信託 高橋信三記念放送文化振興基金 様
株式会社CBCラジオ 様
株式会社radiko 様
株式会社TBSラジオ 様、株式会社ビデオリサーチ 様、株式会社電通 電通メディアイノベーションラボ 様、三井ダイレクト損害保険株式会社 様、株式会社鈴鹿メディアパーク 様、長野エフエム放送株式会社 様
【講評】
・自動販売機でラジオを流す「飲む防災・飲む防犯」の視点はとても良いと感じました
・ラジオを鋭く研究されていて、現状を踏まえた具体的な提案をして頂き、本当に一緒に手掛けて頂きたい
内容だった。早速社内で共有したいです。
・プラットフォーム革命が起きている中、新しい取り組みもどんどん取り入れて、参考にさせてもらいたい。
・素晴らしい資料で、すぐに新入社員に使いたいくらい素晴らしかった。
【ゼミ長(藤盛千紘さん 3年生)より一言】
4大マスメディアのなかでラジオがどのような位置づけであるのか調査、研究を進めていくうちに、ラジオにしかない強み、音声メディアとしてのラジオの可能性を知ることができました。
【担当教員(川喜田尚教授)より一言】
地上波ラジオ受信機のチューニング経験のない学生が“ラジオとは何か”から調査、研究をスタートさせました。20代の彼らが白紙から描いたラジオの未来図が少しでもお役に立てれば幸いです。
◆表現学部表現文化学科アート&エンターテインメントワークコース
パフォーミングアート(舞台芸術)、ファインアート、アミューズメントビジネス、ミュージアム、メディア業界、音楽ライブビジネスなど「人々に幸せな時間を提供し、自分も幸せを感じる」ようなエンターテインメントに関わるプロデューサーやマネージャーを育成しています。チームの一員として何が必要とされ、どう行動すべきかを考え、さらに知的財産権、マーケティング、広報などの知識を学び、センスを磨くことで、業界の枠を超えて広く社会で活躍する能力を養います。https://www.tais.ac.jp/faculty/department/art_entertainment/
◆大正大学
大正大学は、設立四宗派の天台宗・真言宗豊山派・真言宗智山派・浄土宗および時宗が協働して運営する大学です。その協働の精神を支えているのが、大正15年(1926)の創立時に本学が掲げた、「智慧と慈悲の実践」という建学の理念です。建学の理念のもとに〈慈悲・自灯明・中道・共生〉という仏教精神に根ざした教育ビジョン「4つの人となる」を掲げて教育研究の活動を展開しています。また、令和2年度文部科学省「知識集約型社会を支える人材育成事業」に本学が推進する「新時代の地域のあり方を構想する地域戦略人材育成事業」が採択されました。公式HP:https://www.tais.ac.jp/
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