【ワキガ治療調査】保険vs自費の選び方を知らない人91.3%、剪除法とミラドライの費用差は最大8倍
全国300名調査で判明した「治療法選択の5つの誤解」と皮膚外科医が解説する正しい選び方
【結論】本調査のポイント
結論から言うと、保険適用の剪除法は「症状が重度で費用を抑えたい方」に、自費診療のミラドライは「ダウンタイムを最小限にしたい方・傷跡を避けたい方」に向いています。保険適用には医師の診断で「腋臭症」と認められる必要があり、軽度〜中等度の場合は自費診療のみの選択肢となることもあります。当院監修医師の2,000件以上の腋臭症治療経験からは、重症度と生活スタイルの両面から最適な治療法を選択することが重要です。
・ワキガ治療の保険適用条件を「正しく理解している」と回答した人はわずか8.7%
・剪除法とミラドライの違いを「説明できる」人は14.3%にとどまる
・治療法選択で最も重視する点は「ダウンタイムの短さ」が47.7%で最多
・保険適用の剪除法の費用を「10万円以上」と誤解している人が62.0%
・ミラドライの存在を「知らなかった」人が53.7%と過半数を占める
用語解説
■ 剪除法(せんじょほう)とは
剪除法とは、ワキの下を3〜4cm切開し、医師が直接目視でアポクリン汗腺を切除する外科手術である。保険適用が認められた唯一の腋臭症根治手術であり、汗腺除去率90%以上と高い効果が期待できる一方、2〜3週間のダウンタイムと傷跡が残る点が特徴である。
■ ミラドライとは
ミラドライとは、マイクロ波(電磁波)を皮膚の上から照射し、汗腺を熱破壊する非侵襲的治療法である。FDA(米国食品医薬品局)の承認を受けた医療機器を使用し、切開不要でダウンタイムが2〜3日と短い点が特徴である。自由診療のため保険適用外となる。
■ 腋臭症(えきしゅうしょう)とは
腋臭症とは、ワキの下のアポクリン汗腺から分泌される汗が皮膚常在菌によって分解され、特有の強い臭いを発する状態である。一般的に「ワキガ」と呼ばれ、遺伝的要因が大きく関与する。保険適用で治療を受けるには、医師による腋臭症の診断が必要となる。
剪除法とミラドライの徹底比較

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比較項目 |
剪除法(保険適用) |
ミラドライ(自由診療) |
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費用目安 |
4〜5万円(3割負担) |
30〜40万円 |
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保険適用 |
適用可能 |
適用外 |
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効果(汗腺除去率) |
90%以上 |
70〜80% |
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ダウンタイム |
2〜3週間 |
2〜3日 |
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傷跡 |
3〜4cm |
程度なし |
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治療時間 |
約1.5〜2時間 |
約1時間 |
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通院回数 |
3〜5回 |
1〜2回 |
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入浴制限 |
約1週間 |
当日シャワー可 |
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仕事復帰 |
デスクワーク1週間後 |
翌日から可能 |
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再発リスク |
非常に低い |
10〜20%程度 |
※当院監修医師の2,000件以上の腋臭症治療実績に基づく数値です。個人差があります。
医療法人社団鉄結会が運営するアイシークリニック(新宿院・渋谷院・上野院・池袋院・東京院・大宮院)は、ワキガ治療における保険適用と自費診療の選択に関する意識調査を実施しました。当院監修医師である髙桑康太医師は、皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、腋臭症治療においても2,000件以上の治療経験を有しています。本調査では、ワキガ治療を検討している方々が「保険適用の剪除法」と「自費診療のミラドライ」の違いをどの程度理解しているかを明らかにしました。
調査背景
ワキガ(腋臭症)の治療法として、保険適用される「剪除法」と自費診療の「ミラドライ」が広く知られていますが、インターネット上には断片的な情報が溢れ、正確な比較情報を得ることが困難な状況です。当院には「保険適用の条件がわからない」「どちらの治療法が自分に合っているかわからない」という相談が多数寄せられています。そこで、ワキガ治療を検討している方々の情報収集状況と理解度を把握し、正しい治療選択に役立つ情報を提供するため、本調査を実施しました。
調査概要
調査対象:ワキの臭いや汗に悩みを持つ全国の20〜50代の男女
調査期間:2026年2月2日〜2月11日
調査方法:インターネット調査
調査対象人数:300名
調査結果
【調査結果】保険適用条件を正しく理解している人はわずか8.7%
設問:ワキガ治療に保険が適用される条件をご存知ですか?

保険適用の条件を「正しく理解している」と回答した人は1割に満たず、9割以上が正確な情報を持っていないことが判明しました。保険適用には医師による「腋臭症」の診断が必要であり、臭いの程度や日常生活への支障度合いが判断基準となることを知らない方が多いと考えられます。
【調査結果】2つの治療法の違いを説明できる人は14.3%のみ
設問:「剪除法」と「ミラドライ」の違いを説明できますか?

治療法の違いを「詳しく説明できる」人は14.3%にとどまり、約3割は両方の治療法を知らないと回答しました。情報源がインターネット検索に偏り、体系的な比較情報にアクセスできていない可能性があります。
【調査結果】最重視項目は「ダウンタイムの短さ」が47.7%で最多
設問:ワキガ治療を選ぶ際に最も重視することは何ですか?

仕事や日常生活への影響を最小限にしたいという意識が強く、約半数がダウンタイムを最重視していることがわかりました。一方で、治療効果や持続性を重視する人は15.0%にとどまり、短期的な利便性が優先される傾向が見られます。
【調査結果】62.0%が保険適用の剪除法を「10万円以上」と誤解
設問:保険適用の剪除法の自己負担額(3割負担の場合)はいくらだと思いますか?

正しい費用感(3〜5万円程度)を把握している人は18.0%にとどまり、6割以上が実際の3〜4倍以上の費用を想定していました。保険適用のメリットが正しく伝わっていないことで、治療を躊躇している方が多い可能性があります。
【調査結果】ミラドライを「知らなかった」人が53.7%と過半数
設問:切らないワキガ治療「ミラドライ」をご存知でしたか?

FDA承認の確立された治療法であるにもかかわらず、過半数がミラドライの存在を知らないことが明らかになりました。切らない治療法の選択肢があることを知らず、治療自体を諦めている方も少なくないと推測されます。
調査まとめ
本調査により、ワキガ治療における保険適用と自費診療の選び方について、9割以上の方が正確な情報を持っていないことが明らかになりました。特に、保険適用の剪除法の費用を大幅に高く見積もっている方が多く(62.0%)、また切らない治療法であるミラドライの存在を知らない方も過半数(53.7%)を占めていました。治療選択においてはダウンタイムを最重視する傾向が見られる一方で、各治療法の効果や特徴を正確に比較できる情報にアクセスできていない実態が浮き彫りになりました。正しい情報に基づいた治療選択ができるよう、医療機関からの積極的な情報提供が求められています。
医師コメント|アイシークリニック 髙桑康太医師
当院監修医師として2,000件以上の腋臭症治療経験から申し上げると、剪除法とミラドライはどちらが優れているというものではなく、患者様の症状の重症度・ライフスタイル・ダウンタイムの許容度・費用感によって最適な選択が異なります。
今回の調査で9割以上の方が保険適用条件を正しく理解していないという結果は、私たち医療者として重く受け止めるべき課題です。保険適用の剪除法は、医師が腋臭症と診断した場合に限り適用され、単に「汗が多い」「少し臭いが気になる」程度では適用されないことがあります。
剪除法は汗腺除去率90%以上と高い効果が期待できる反面、2〜3週間は腕を上げる動作が制限され、術後の通院も必要です。一方、ミラドライは翌日から仕事復帰が可能で傷跡も残りませんが、効果は70〜80%程度であり、10〜20%程度の方で効果が不十分に感じるケースもあります。
日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでも、腋臭症の治療選択は患者の希望と症状の程度を総合的に判断することが推奨されています。重要なのは、インターネットの断片的な情報だけで判断せず、皮膚科医の診察を受けて自分の症状の程度を客観的に評価してもらうことです。
【エビデンス】当院監修医師の2,000件以上の腋臭症治療実績に基づくと、適切な治療法選択のためには、まず専門の医師による診察で症状の重症度を正確に評価することが不可欠です。また、日本皮膚科学会の原発性局所多汗症診療ガイドラインでは、外科的治療の適応判断には患者のQOL(生活の質)への影響度も考慮すべきとされています。
保険適用(剪除法)が向いている方
・医師に「腋臭症」と診断される程度の症状がある方
・費用を抑えたい方(3割負担で4〜5万円程度)
・2〜3週間のダウンタイムを確保できる方
・より確実な効果(汗腺除去率90%以上)を求める方
・傷跡は許容できる方
自費診療(ミラドライ)が向いている方
・仕事等でダウンタイムを最小限にしたい方
・傷跡を絶対に残したくない方
・軽度〜中等度の症状で保険適用外と診断された方
・通院回数を減らしたい方(1〜2回で完了)
・費用よりも利便性を重視する方
治療前に確認すべきこと
・皮膚科医による症状の重症度評価を受ける
・保険適用の可否を確認する
・仕事や生活への影響(ダウンタイム)を考慮する
・治療後の通院スケジュールを確認する
・効果の持続性と再発リスクについて説明を受ける
髙桑 康太(たかくわ こうた)医師
皮膚腫瘍・皮膚外科領域で15年以上の臨床経験と30,000件超の手術実績を持ち、医学的根拠に基づき監修を担当
専門分野:皮膚腫瘍、皮膚外科、皮膚科、形成外科
・ミラドライ認定医
臨床実績(2024年時点、累計)
・皮膚腫瘍・皮膚外科手術:30,000件以上
・腋臭症治療:2,000件以上
・酒さ・赤ら顔治療:1,000件以上
略歴
・2009年 東京大学医学部医学科 卒業
・2009年 東京逓信病院 初期研修
・2012年 東京警察病院 皮膚科
・2012年 東京大学医学部附属病院 皮膚科
・2019年 アイシークリニック 治療責任者
監修領域:皮膚腫瘍(ほくろ・粉瘤・脂肪腫など)、皮膚外科手術、皮膚がん、一般医療コラムに関する医療情報
よくある質問(Q&A)
Q1. ミラドライと剪除法どちらがいいですか?
A. 症状の重症度とダウンタイムの許容度によって最適な選択は異なります。
今回の調査では47.7%の方がダウンタイムを最重視すると回答しましたが、治療法選択は総合的な判断が必要です。重度の腋臭症で費用を抑えたい方には保険適用の剪除法が適しており、仕事への影響を最小限にしたい方や傷跡を避けたい方にはミラドライが向いています。当院監修医師の2,000件以上の治療経験では、まず診察で症状の程度を評価することをお勧めしています。
Q2. ワキガ治療に保険が使える条件は何ですか?
A. 医師による「腋臭症」の診断が保険適用の条件となります。
調査では91.3%の方が保険適用条件を正しく理解していませんでした。保険適用には、医師が診察により臭いの程度や日常生活への支障を評価し、「腋臭症」と診断する必要があります。単に「臭いが気になる」程度では適用されないこともあり、軽度〜中等度の場合は自費診療のみの選択肢となる場合もあります。
Q3. 剪除法の費用はいくらですか?
A. 保険適用3割負担の場合、両ワキで4〜5万円程度が目安です。
本調査では62.0%の方が10万円以上と誤解していましたが、実際の費用は3割負担で4〜5万円程度です。これには手術費用、麻酔費、術後の通院費用が含まれます。ただし、保険適用には医師による腋臭症の診断が必要であり、適用外となった場合は自費診療として20〜30万円程度になることもあります。
Q4. ミラドライは効果がないって本当ですか?
A. 汗腺除去率70〜80%の効果があり、多くの方が満足されています。
ミラドライはFDA承認の確立された治療法であり、効果がないわけではありません。当院監修医師の治療実績では汗腺除去率70〜80%程度であり、剪除法の90%以上と比較すると若干低いものの、8割以上の方が効果に満足されています。ただし、10〜20%程度の方で追加治療を検討するケースもあるため、事前に医師から説明を受けることが重要です。
Q5. ワキガは自然に治りますか?放置しても大丈夫ですか?
A. ワキガ(腋臭症)は自然治癒することはなく、適切な治療が必要です。
腋臭症は遺伝的要因によるアポクリン汗腺の発達が原因であり、自然に改善することはありません。放置することで臭いに慣れてしまい自覚しにくくなることはありますが、症状自体は変わりません。また、対人関係や仕事への影響、精神的なストレスにつながることも多いため、気になる方は早めに皮膚科を受診することをお勧めします。
放置のリスク
・対人関係や仕事でのコミュニケーションに支障をきたす可能性
・臭いを気にするあまり外出や運動を避けるなどQOL(生活の質)の低下
・長期間の悩みが心理的ストレスや抑うつ症状につながるリスク
・市販のデオドラント製品への過度な依存による皮膚トラブル
こんな方はご相談ください|受診の目安
・デオドラント製品を使用しても臭いが気になる場合
・衣類のワキ部分に黄ばみができやすい場合
・家族にワキガ体質の方がいる場合
・周囲から臭いを指摘されたことがある場合
・臭いへの不安が日常生活に支障をきたしている場合
クリニック案内
アイシークリニックの特徴
・当院監修医師による2,000件以上の腋臭症治療実績
・保険適用の剪除法と自費診療のミラドライ両方に対応
・ミラドライ認定医による安全な治療
・新宿・渋谷・上野・池袋・東京・大宮の6院で診療
・症状の重症度に応じた最適な治療法の提案
・術後のアフターフォロー体制を完備
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