【徳島県】ウクライナ国立歴史公文書館(リヴィウ)へ阿波和紙を提供し、ウクライナ文化の保存を支援
徳島県では、古文書修復に必要な紙をロシアから調達することが困難となったウクライナ国立歴史公文書館へ、修復紙として世界的に評価の高い「阿波和紙」を提供し、ウクライナ文化の保存を支援します。
2022年2月のロシアによるウクライナへの攻撃から現在に至るまで、ウクライナ全土は非常に厳しい状況にあり、ウクライナ国立歴史公文書館も例外ではなく、保有する古文書の修復のために必要な紙を、ロシアから調達することが困難となっています。
そもそも、伝統的な原料(楮(こうぞ)等)で作られた和紙は、丈夫かつ柔軟性があり、酸化に対する長期保存性に優れており、修復紙に必要な高い品質を有しています。
中でも阿波和紙(アワガミファクトリー製品)は、昔ながらの製造技法を継承する伝統文化の維持とともに、世界に向けたPRも積極的に行っていることから、海外への出荷実績が豊富にあり、ウクライナ国立歴史公文書館より阿波和紙を指定して徳島県へ支援の依頼をいただきました。
今回の支援により、ウクライナ文化の保存に寄与するとともに、徳島県の文化である「阿波和紙」がさらに世界中に広がることが期待されます。
【ウクライナ国立歴史公文書館(リヴィウ)への阿波和紙の支援に係る日程について】
1 目録贈呈(実施済)
令和4年12月8日(木) 在日ウクライナ大使館
セルギー・コルスンスキー駐日ウクライナ特命全権大使、酒池由幸 徳島県副知事
2 阿波和紙の提供
(1)手交による提供
令和4年12月21日(水) 在ポーランドウクライナ大使館
阿波和紙400枚(提供する和紙の一部)を手交
オレシア・ステファニク ウクライナ国立歴史公文書館館長、文化・未来創造課長、他
(2)輸送による提供
令和4年12月末(予定)
残りの阿波和紙(8,100枚)を在ポーランドウクライナ大使館に輸送後、
大使館からウクライナ国立歴史公文書館(リヴィウ)へ輸送
お問い合わせ
徳島県庁 文化・未来創造課、ダイバーシティ推進課
TEL:088-621-2119(文化・未来創造課)
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