Akamai データ:ホリデーシーズン中にオンラインショッピングを狙ったサイバー攻撃がアジア全体で急増
日本では悪性ボットネット攻撃が年明けに 150% 増加
世界で最も信頼されているソリューションで安全なデジタル体験を提供するAkamai Technologies, Inc.はアジアのホリデーシーズン中に発生した悪性ボットネット攻撃の拡大状況の詳細なデータを示したブログを公開しました。このデータによると、2022 年 年明けに日本では悪性ボットが150%増加し、2 月の中国の旧正月には 15% 増加していることが判明し、サイバー犯罪者が顧客のトラフィックの多い時期を積極的に悪用しようとしていることがわかりました。
※本リリースは2022 年3月10 日 (現地時間)シンガポールで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
また、2022年新年早々の 1 月初旬、日本の小売セクターでは悪性ボットネットの活動が 150% 増加しました。この攻撃は、中国で観察された攻撃パターンとほぼ同一の攻撃パターンで、ホリデーシーズン後も数週間続いていました。
トラフィックが増加すると、攻撃者も攻撃の量を増加させます。その結果、データのスクレイピング、顧客アカウントの流出、サイト機能への損害に加え、ランサムウェア攻撃による身代金要求などの可能性が高まり、どれも企業にとっては莫大なコストになります。
Akamai の Chief Security Officer である Boaz Gelbord は、次のように述べています。「ホリデーシーズンはオンライン活動が増加し、セキュリティチームが手薄になるため、攻撃者にとって大きなチャンスとなります。この時期はアジア太平洋地域でも、サイバー攻撃を成功させる絶好の機会を提供しています。トラフィック量が膨大なため、攻撃者は足がかりを得やすくなり、休暇中の担当者のタイムリーな対応に阻まれる恐れも少なく、より自由に活動することができます。Akamai はお客様と協力して、ホリデーシーズン中の悪性ボットの複雑な攻撃パターンや行動を考慮した戦略を開発し、ブランドや顧客ロイヤルティを保護しています」
日本と中国で見られたようなトラフィックの多い年末のホリデーシーズンに急増が見られる例は、EMEA や米国にもありますが、中国と日本のトラフィック量は膨大であるため、サイバー攻撃で成果を上げる絶好のチャンスとなっています。なぜなら、この地域の小売企業と e コマース企業は、世界有数の市場規模の顧客にサービスを提供しているからです。
Akamai の調査研究員は今回の調査で、ホリデーシーズンである 2021 年後半から 2022 年前半までの、アジア太平洋地域全体に内在する悪性ボットネット攻撃データを監視および分析しました。Akamai は、年間を通してインターネットトラフィックの一部として良性ボットと悪性ボットを追跡し、ボットネット活動のパターンを明らかにして、防御に組み込むための実用的なデータをセキュリティチームに提供しています。
Akamai について:
Akamai はオンラインライフの力となり、守っています。世界中の先進企業が Akamai を選び、安全なデジタル体験を提供することで、毎日、いつでもどこでも、世界中の人々の人生をより豊かにしています。世界で最も信頼されている最大規模の Edge プラットフォームにより、Akamai はアプリ、コード、体験をユーザーに近づけ、脅威を遠ざけます。Akamai のセキュリティ、コンテンツデリバリー、エッジコンピューティングの製品とサービスの詳細については、www.akamai.com/ja/ および www.akamai.com/ja/blog をご覧いただくか、Twitter と LinkedIn で Akamai Technologies をフォローしてください。
※アカマイとアカマイ・ロゴは、アカマイ・テクノロジーズ・インクの商標または登録商標です
※その他、記載されている会社名ならびに組織名は、各社の商標または登録商標です
※本プレスリリースの内容は、個別の事例に基づくものであり、個々の状況により変動しうるものです
攻撃の増加は、2021 年 11 月の中国のネット通販イベントである「独身の日」から始まりました。この期間中に、ボットネットによる攻撃は 3 倍に増加しました。その後、攻撃トラフィックは徐々に減少したものの、年末も比較的高い水準を維持し、その後、小売トラフィックが増える旧正月に再びピークを迎えました。今年の旧正月は、北京で開催された 2022 年冬季オリンピックの開会と重なったため、オンラインショッピングサイトへのアクセスはさらに増加し、攻撃者にとっても魅力的な期間となりました。
また、2022年新年早々の 1 月初旬、日本の小売セクターでは悪性ボットネットの活動が 150% 増加しました。この攻撃は、中国で観察された攻撃パターンとほぼ同一の攻撃パターンで、ホリデーシーズン後も数週間続いていました。
攻撃者は 1 年を通じて活動しますが、ホリデーシーズン中はトラフィック量が多いため、攻撃をより簡単に隠すことができます。しかも、顧客はこの期間中に最新のクレジットカード情報と認証情報を入力してオンラインショッピングのプロフィールを更新している可能性が高いため、攻撃者にとって利益の出やすい標的になっています。
トラフィックが増加すると、攻撃者も攻撃の量を増加させます。その結果、データのスクレイピング、顧客アカウントの流出、サイト機能への損害に加え、ランサムウェア攻撃による身代金要求などの可能性が高まり、どれも企業にとっては莫大なコストになります。
Akamai の Chief Security Officer である Boaz Gelbord は、次のように述べています。「ホリデーシーズンはオンライン活動が増加し、セキュリティチームが手薄になるため、攻撃者にとって大きなチャンスとなります。この時期はアジア太平洋地域でも、サイバー攻撃を成功させる絶好の機会を提供しています。トラフィック量が膨大なため、攻撃者は足がかりを得やすくなり、休暇中の担当者のタイムリーな対応に阻まれる恐れも少なく、より自由に活動することができます。Akamai はお客様と協力して、ホリデーシーズン中の悪性ボットの複雑な攻撃パターンや行動を考慮した戦略を開発し、ブランドや顧客ロイヤルティを保護しています」
日本と中国で見られたようなトラフィックの多い年末のホリデーシーズンに急増が見られる例は、EMEA や米国にもありますが、中国と日本のトラフィック量は膨大であるため、サイバー攻撃で成果を上げる絶好のチャンスとなっています。なぜなら、この地域の小売企業と e コマース企業は、世界有数の市場規模の顧客にサービスを提供しているからです。
Akamai の調査研究員は今回の調査で、ホリデーシーズンである 2021 年後半から 2022 年前半までの、アジア太平洋地域全体に内在する悪性ボットネット攻撃データを監視および分析しました。Akamai は、年間を通してインターネットトラフィックの一部として良性ボットと悪性ボットを追跡し、ボットネット活動のパターンを明らかにして、防御に組み込むための実用的なデータをセキュリティチームに提供しています。
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Akamai はオンラインライフの力となり、守っています。世界中の先進企業が Akamai を選び、安全なデジタル体験を提供することで、毎日、いつでもどこでも、世界中の人々の人生をより豊かにしています。世界で最も信頼されている最大規模の Edge プラットフォームにより、Akamai はアプリ、コード、体験をユーザーに近づけ、脅威を遠ざけます。Akamai のセキュリティ、コンテンツデリバリー、エッジコンピューティングの製品とサービスの詳細については、www.akamai.com/ja/ および www.akamai.com/ja/blog をご覧いただくか、Twitter と LinkedIn で Akamai Technologies をフォローしてください。
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