伊藤忠グループのBelong、2023年度 CtoC市場における中古iPhone取引に関する調査を実施

新型iPhone発売を機に中古iPhone取引も活況、発売月の取引件数は前月比約1.3倍取引される機種のうち、約2台に1台はホームボタン付き

株式会社Belong

伊藤忠グループの株式会社Belong(所在地:東京都港区、代表取締役社長 井上 大輔)は、新型iPhoneの発売に合わせ、CtoC市場における中古iPhone取引に関する調査を実施いたしました。

■2023年度 結果サマリー

1.CtoC市場における中古スマートフォン取引、58.4%がiPhone

2.iPhone取引件数ランキング、指紋認証、小型・軽量機種がTOP3を席巻~CtoC市場における中古iPhone取引の約2台に1台がホームボタン付き ~

3.平均10,000円以上で取引されたiPhoneの平均価格下落率TOP5、BOTTOM5~価値下落率が低い機種の特徴は「小型」「デュアルSIM」~

4.中古iPhone取引件数は10月がピーク、新型iPhone発売に合わせて中古取引も活況~発売月(9月)の取引件数は前月(8月)比約1.3倍~

■結果詳細

1.CtoC市場における中古スマートフォン取引、58.4%がiPhone

2023年度、CtoC市場における中古スマートフォン取引件数を、iPhone・Androidスマホ別にみると、58.4%がiPhone、41.6%がAndroidスマホであることがわかりました。

IT専門調査会社IDC株式会社の調査※1によると、日本における携帯電話の出荷台数シェアの半数以上がAppleとなっています。新品と同様に、iPhone人気の高さが伺える結果となりました。

※1 IDC Japanプレスリリース「2023年第4四半期および通年の国内携帯電話/スマートフォン市場実績値を発表」(2024年3月5日発表)https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prJPJ51932824

2.2023年度iPhone取引件数ランキング、指紋認証、最新機種より小型・軽量機種がTOP3を席巻

 ~CtoC市場における中古iPhone取引の約2台に1台がホームボタン付き ~

2023年度、CtoC市場における中古iPhoneの取引件数をみると、最も取引された機種は「iPhone 8」となりました。次に、「iPhone SE(第2世代)」「iPhone 7」と続きます。

TOP3の特徴は、いずれも“「指紋認証(Touch ID)」対応のホームボタンがあること”と、TOP10にランクインする機種のなかでも比較的小型・軽量な機種であることが読み取れます。

また、TOP10にランクインしていない機種を含めると、2023年度にCtoC市場で取引されたiPhoneの約2台に1台が「指紋認証(Touch ID)」対応のホームボタンという特徴を有している機種となります。

2023年度 CtoC市場におけるiPhone取引件数ランキング

3.2023年度平均10,000円以上で取引されたiPhoneの平均価格下落率TOP5、BOTTOM5

 ~価値下落率が低い機種の特徴は「小型」「デュアルSIM」~

2022年度と2023年度の機種別平均取引価格をみると、昨年度対比で価格下落率の高い機種は「iPhone 13 Pro」となりました。また、取引件数ランキングで1位・2位の「iPhone 8」と「iPhone SE(第2世代)」が、下落率TOP5にもランクインしており、手に取りやすい価格ということも取引件数が多い理由になっていることがうかがえます。


2023年度 CtoC市場におけるiPhone機種別平均価格 下落率ランキング(TOP5)

※同一機種のうち、ストレージ容量毎に価格の違いはございますが、今回は機種毎での算出をしております。

次に、価格下落率が低い機種は「iPhone 13 mini」となりました。iPhone 13シリーズは、TOP5が示す通り「iPhone 13 Pro」が27.9%下落、「iPhone 13 Pro Max」が26.4%下落となっていますが、「iPhone 13 mini」は9.3%下落にとどまる結果となりました。

iPhone 13シリーズは、「iPhone 13 mini」のみが5.4インチ、それ以外は6.1インチ以上となっているのが特徴です。また、「iPhone 14」シリーズから“ mini ” は登場しなくなり、「iPhone 13 mini」が、2023年度時点で最も機能が充実している“ mini ” となっています。発売時価格に違いはありますが、取引件数ランキングにもあらわれている通り、中古iPhone市場では、「小型」が重宝される傾向が価格推移の側面からも読み取れます。

また、iPhone XS以降の機種においては「デュアルSIM」(1台のスマホで2つの携帯電話番号を利用できる)機能が追加されており、取引数ランキング上位10機種のうち6機種に搭載されていることから、「デュアルSIM」も人気の理由として考えられそうです。

2023年度 CtoC市場におけるiPhone機種別平均価格 下落率ランキング(BOTTOM5)

※同一機種のうち、ストレージ容量毎に価格の違いはございますが、今回は機種毎での算出をしております。

4.中古iPhone取引件数は10月がピーク、新型iPhone発売に合わせて中古取引も活況

   ~発売月(9月)の取引件数は前月(8月)比約1.3倍~

2023年度、CtoC市場における月別中古iPhone取引件数の推移をみると、最も取引件数が多かったのは10月となりました。中古iPhoneの取引は、例年9月中旬に行われる新型iPhone発売を機に活況となり、10月にピークを迎える傾向にあることが読み取れます。

■本調査に関する留意事項

国内CtoC市場(フリマ市場)に対し当社が独⾃にデータ取得・蓄積し、解析・ 再構成することで取引実態を調査いたしました。調査対象は主要フリマサービスで売買が成立した中古iPhoneの取引実績で、かつ、IMEIの記載があり機種が特定できたものを対象としております。一定の条件下で実施した調査のため、CtoC市場の全体及び各機種の全ての取引数量・全ての取引を反映した価格(平均価格)を示すものではございません。


■にこスマの提供する「三つ星スマホ」について

にこスマでは、以下の3つを満たした端末を【三つ星スマホ】と呼んでいます。当サイトで取り扱っているのは、この【三つ星スマホ】のみ*1。中古スマホ購⼊は初めてという⽅にも安⼼していただけるような、⾼品質な端末を厳選しています。

①制限ナシ(ネットワーク利⽤制限○、SIMロック解除済の端末)

前オーナーの事情によりキャリアによって端末に制限がかけられるネットワーク利用制限や、特定の通信キャリアでしか使⽤できないSIMロック制限のある端末は扱っていません。

②外観キレイ(全てのグレードで画⾯や本体に割れや⽋け無し)

画⾯や本体に割れ・⽋けがない端末のみを厳選。通常使⽤で付いてしまうスレや細かい打痕などについては独⾃の基準でグレーディングし、販売しております。

③検査クリア(バッテリー最大容量80%以上*2、機能不良*3なしの端末のみ)

最先端の検査システムにより、25項⽬以上もの機能検査テストを実施し、クリアした端末と、充電を繰り返すことで劣化するバッテリーに関しては、最大容量80%以上の端末のみを販売しています。

(*1) アウトレット品を除く

(*2) iPhone端末のみ

(*3) カメラやFelicaが使えない、などがない

■株式会社Belongについて

Belong は「大切な人に誇れる、次なる価値を届けよう。」を合言葉に、中古スマホのECサイト「にこスマ」( https://www.nicosuma.com/ )や「にこスマ買取」( https://www.nicosuma.com/sell )、法人向けの中古スマホレンタル・販売・買取サービス「Belong One」( https://belong.co.jp/business/ )など、法人個人問わずお客様に合わせた中古デバイスに関するサービス展開をしております。世界のネットワークと厳格な検査を通し、 高品質な端末を適正な価格で買取・販売。わたしたちは常に「正直であること」を信条に、すべての人に中古スマホの安心を提供してまいります。

●記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です。

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会社概要

株式会社Belong

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URL
https://belong.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都港区赤坂6-4-10 赤坂ZENビル 4階
電話番号
050-1746-7082
代表者名
井上大輔
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2019年02月