タイでアユタヤ銀行と「Start-up Business Matching Fair 2024」を開催
スタートアップ連携を中心とした日・ASEANイノベーション・エコシステムの促進を目指す
株式会社三菱総合研究所(代表取締役社長:籔田健二、以下 MRI)は、タイBank of Ayudhya Public Company Limited.(以下 アユタヤ銀行)と共同で 「Japan-ASEAN Start-up Business Matching Fair 2024」(以下 本イベント)を6月19日にバンコク市内で開催しました。本イベントで、MRIは、日・ASEANの社会的インパクトの共創に関するセミナーを行うとともに、アユタヤ銀行を含む6者間でイノベーション・エコシステムの促進等を目的とする協力覚書(以下 MOU)を締結しました。
1. 本イベントの概要
本イベントは、日・ASEANの事業共創機会創出を目的としてアユタヤ銀行が主催するもので、今回で2度目の開催です。日本、タイだけでなくベトナムやカンボジアなどASEAN各国の60社を超えるスタートアップと180社を超える投資家との間で約430件のマッチングが行われ、国や地域を超えた活発な交流の場となりました
大鷹正人在タイ日本国特命全権大使は開会挨拶で、「スタートアップの支援は日タイ戦略的経済連携5か年計画に基づき両国が協力する分野であり、日本政府の主要ミッションの1つである」と述べられました。
MRIは、共催パートナーとして本イベントに参加し、代表取締役社長 籔田健二が「スタートアップ連携を中心とした日・ASEANイノベーション・エコシステムの促進とこれを通じた社会課題解決により一層積極的に取り組む」ことを表明しました。
2. セミナーを通じ社会的インパクト創出の重要性を提言
本イベントで、MRIは、「Co-Creating Societal Impact: Next move of ASEAN and Japan Collaboration(社会的インパクトの共創-日・ASEAN連携の次の一手-)」と題したセミナーを開催しました。海外事業本部 主任研究員の山添真喜子、伊藤充洋、タイ開発研究所(TDRI)Dr. Boonwara Sumano氏が登壇し、日・タイの事例を交えて、ビジネスを通じた社会課題の解決に向けて、ステークホルダーが協働して社会的インパクトを創出する重要性について訴求しました。
3. MOUの締結
本イベントで、MRIは、アユタヤ銀行、Krungsri Finnovate Company Limited(アユタヤ銀行のCVC)、チュラロンコン大学サシン経営大学院付属のコンサルティング部門であるSasin Management Consulting、同日本ユニットSASIN Japan Center、 MU Research and Consulting (Thailand) Co., Ltd(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社の連結子会社)と、日・ASEANのイノベーション・エコシステムの促進およびこれに資するセミナーやワークショップ等の協働活動を目的とするMOUを締結しました。連携ネットワークの強化と相互の知見の増強により、日・ASEANスタートアップの活動の促進とこれを支える好循環の仕組みを構築し、社会課題解決につなげることを狙いとしています。
4. ICF会員企業の参加
本イベントには、以下のMRI未来共創イノベーションネットワーク(以下 ICF)会員企業が参加し、各社のビジネスを紹介するピッチや投資家との1on1ミーティングを行いました。MRIは、ICF会員企業の海外進出サポートをはじめ、今後も日本とASEANを繋ぐ機能を実装し、ビジネスにより相互の社会課題の解決に向けた取り組みを推進します。
-
株式会社Acompany
-
株式会社AiTrax
-
Olive株式会社
-
株式会社New Space Intelligence
-
UPWARD株式会社
-
エアロセンス株式会社
本件に関するお問い合わせ先
株式会社三菱総合研究所
〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号
【サービス(または内容)に関するお問い合わせ】
海外事業本部 アジア事業グループ 河村、飛永、伊藤、和智
電話:03-6858-3548 メール:ayudhya.su.event@ml.mri.co.jp
【報道機関からのお問い合わせ】
グループ広報部
メール:media@mri.co.jp
すべての画像